democratic youth league of japan
日本民主青年同盟
HOME mail

高校生のページ

高校生一人ひとりの思いを大切に、みんなが主人公になれる活動をしています。学校のこと、友達や恋愛のこと、進路の悩みから、社会のこと、平和のことなど、自分の身近なことから世界のことまで幅広く、話し合ったり、学んだり、遊んだり、やりたいことをどんどん実現していきます。


【2007年】 

【2006年】 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

【2005年】 【2004年】


いじめ、平和… みんなで声をあげよう――1019のキャンドルでアピール

――京都(2006/12/25)

12月25日、京都・三条大橋下の河川敷で、ピース・クリスマス(主催・同実行委員会)が開かれました。平和のメッセージを書いてもらった紙コップを「PEACE・9条」の文字に並べ、ろうそくをともしてアピール。実行委員の友だちや、チラシを見た人、橋の上から見てくれる人など、100人が参加しました。

実行委員のメンバーは、10月はじめに合宿をして「高校生で平和のために何かしたい」「憲法9条をアピールしたい」と話しあい、クリスマスまでに999個のメッセージつき紙コップを集めることを決めました。企画当日まで毎週のように宣伝をおこない、「アメリカも北朝鮮も核兵器をもたないように」「平和が一番!」「毎日笑顔でいられますように」などのメッセージ、1019個がよせられました。

当日、オープニングのライヴパフォーマンスでは、高校生2人組が「ゆず」の曲などを演奏。ジョン・レノンの「イマジン」の合唱や、平和にまつわる詩の朗読も披露されました。最後に「PEACE・9条」と並べた紙コップのろうそくを点火。河川敷から高校生の平和のメッセージが放たれました。

▲TOP


いじめをなくしたい――真剣な思い交流

――大阪(2006/12/23)

12月23日、大阪高校生平和サークル「たこ焼きからピース」は、いじめについての「高校生しゃべり場」をひらき、20人が参加しました。

光輝くん(3年)は、友だちがいじめられていたのを見て見ぬふりしてしまった体験を告白。「さまざまなストレスが、いじめをする原因になっていると思う。今度、自分のまわりでいじめがあったらかならず止めたい」と話しました。果子さん(1年)は「いじめで暴力を受け学校に行けなくなった。自殺も考えた」と涙ながらに経験を語りました。また、やりかえそうと2、3人で1人をいじめたこともあると話し「いじめてもいじめられても心が傷つくけど、相手を傷つけたことの方がつらかった。いじめは絶対あかん。なくなるようにがんばりたい」と語りました。

中学校教師の松井登さんが講演し、「子ども一人ひとりをかけがえのない存在として受け入れる」「成長・発達の可能性を信じる」などの実践例を紹介。「一人ひとりがいじめをなくそうと思えばなくすことができる」と話しました。

「しゃべり場」では、3グループにわかれ自分の体験などを交流。参加した高校生は「いじめをうけた経験を思い出して、つらくてあまりしゃべられんかったけど、みんなの真剣にいじめをなくしたい気持ちがわかってよかった」「きょうのようなしゃべり場が、学校や大阪中にひろがったらいいな。いじめをなくすためにがんばりたい」などの感想をよせました。

▲TOP


いじめめぐり高校生が「しゃべり場」――競争教育に疑問の声も

――首都圏(2006/11/26)

いじめを原因とする自殺があいついでいることを受けて、いじめやその背景にある競争教育について高校生みずからが語りあう「しゃべり場」が11月26日、東京都世田谷区内でひらかれました。主催は首都圏の高校生でつくる「うちらの声を届けよう」実行委員会。首都圏と大阪から中高生など約70人が参加しました。

「このままではだれかに殺されると思った」と語ったのは、都内に住むフリーターの女性。高校1年のときに中途退学しました。「学校に行くと『なんでまだ生きているの』といわれた」と体験を告発し、いじめ問題の解決をうったえました。

大阪から来た定時制高校3年の男子生徒は、中学のときに「テストの点数が悪いといろいろいわれ勉強についていけず、自分はアカンって思った。教育基本法をかえたら自分が苦しんだ競争教育がもっと激しくなるんじゃないか」と語り、「人間のあたたかみ」がわかる教育の大切さをうったえました。

参加した高校生らはグループにわかれ、身近ないじめやいじめ問題を解決するために何ができるかを討論。「競争教育をすすめる社会がいじめの温床に」「人間関係が浅く本物の関係がきずけていない」などと交流し、政府にたいして「教育基本法をかえることを急ぐのではなく、いじめ問題をとおして学校教育のあり方を真剣に考えてほしい」ともとめるアピールを採択。翌日、国会議員と文部科学省に届けました。

参加した埼玉県の高校2年の女子生徒は「自分の意見をいえてよかった。まわりの友だちとも話しあいたい。話しあう場が全国にひろがったら学校も楽しくなると思う」と感想を話していました。

▲TOP


世界から批判される理由がわかった――靖国神社をフィールドワーク

――埼玉(2006/10/22)

埼玉中部地域の陽炎班は10月22日、高校生6人が参加して靖国神社をフィールドワークしました。班会議のなかで「首相が参拝することが、世界から批判される靖国神社はどんなところなのか実際に見て考えたい」という声が出てきたのをきっかけに、ほかの班の高校生にもよびかけておこなったものです。まず午前中は「靖国神社がどんなところか知っておこう」と学習しました。講師の小野川偵彦さんが、「靖国神社の展示では、戦争の賛美は見えてくるけど、侵略された国ぐにの悲惨な実態や戦前の日本がどんな国だったのかということは見えてこない」とフィールドワークをするときに注目してほしいことを話してくれました。

午後からは、境内と神社の中にある軍事博物館の「遊就館」を見学しました。聡くん(1年)は、「日本がアジア太平洋各地でおこなった作戦は無謀なもので、そこで命を落とした兵士たちを英雄としてもちあげるのは無理があると思った」と話しました。翔太くん(1年)も「反戦世論を敵視して、戦争をたたえるような神社が世界から批判されるのは当然だと思った。まちがった“正義”じゃなくて本当のことを伝えていかないと、世界からは理解を得られないと痛感した」と話しました。また正樹くん(3年)は「何も知らないでここに来たら日露戦争開戦の経緯や極東軍事裁判など本当にそうだったのかなと思わされてしまうものだった。僕たちももっと勉強しないといけないと思った」と話しました。

▲TOP


高い学費を下げて、みんなが学べるようにして!――福井の高校生が国会と文科省に要請

――福井(2006/10/12)

「このままでは学校に行けない子がどんどん生まれる」──福井の高校生が、大学の学費をなんとか下げてほしいと地元でメッセージを集め、東京に来て国会議員と文部科学省に要請しました。

この日、夜行バスに乗って東京までやってきたのは、「学費を下げよう」福井県高校生実行委員会の理名さん。理名さんたちは1週間ほど前に、世界では学費はタダが当たり前で、日本の学費が世界一高いことを学びました。進学を考えていた理名さんは、服飾関係の専門学校に行きたいと思っていましたが、学費が高くあきらめたといいます。学費の低いフランスの学校に行こうかとも考えたそうです。いっしょに学習した浩二くんも「進学するけど、高い学費を親に払ってもらうのはやっぱり気になる」と話しました。

またそのとき、新聞で首都圏の高校生たちが国会や文科省に要請したことも知った理名さんは、「私も国会に行って学費を下げるようにいいたい」と決意しました。そして地元の人の協力もあって東京に行くことが決まりました。

要請にむけて、家族や友だちからメッセージを集めることになりました。学校やサークルの友だちの家に行って書いてもらったり、メールでよせてくれた友だちもいました。「私立で行きたい大学があっても親に行きたいといいにくい」「奨学金とかもっとひろげたら、いろんな人のチャンスがふえる」などと書いてくれ、丸1日で32人分が集まりました。

理名さんは「友だちに進学する人はいない。みんなお金のことであきらめた。日本の学費を安くしないとみんな学べない」と、みんなの声を代表して届けようと福井を出発しました。

こんなに高校生が来るのははじめて

国会では、各党の議員控室をまわり、要請文と集めたメッセージを渡しました。直接会ってくれたのは、日本共産党の井上さとし議員。「この前も首都圏の高校生たちが『教育をよくしたい』と来ました。こんなに高校生が国会に来たことはありません。がんばりましょう」と励ましてくれました。また社会民主党の福島みずほ議員のところでは秘書が応対。「学費を下げるためにとりくんでいます」と話してくれました。ほかにも福井県選出の議員控室をまわりました。

そのあと、文部科学省に要請しました。「日本の学費が欧米より高いのは確か」といいながら、「下げるのはむずかしい」という文科省に、理名さんは「国にお金がなくて無理とかいうけど、私たちもお金がないと進学できない」と迫りました。最後は「将来が閉ざされている青年がたくさんいる。青年の声を受けとめてほしい」「むずかしいからやらないじゃなく、考え方からかえてほしい」と伝えました。

「文科省で話すときはどきどきして泣きそうにもなったけど、自分の思いやみんなの声を伝えられてよかった」と話す理名さん。「国にいいたいことがあったらいいに行くのは当たり前。『東京行く』っていったらびっくりする人もいたけど、またみんなの声をあつめて伝えに行く!」と、このことを友だちにも報告して、実行委員会のとりくみをもっと大きくしていきたいと語っています。

▲TOP


「教育基本法を生かした教育に」――“うちらの声を届けよう”と国会へ

――首都圏(2006/8/29)

首都圏の高校生が夏休みに結成した「うちらの声を届けよう」実行委員会のよびかけで、8月29日、約30人の高校生が各地から国会にかけつけ「点数だけで判断しないで」「学びたい気持ちを大切にしてほしい」と、文部科学省、政党への要請をおこないました。

「自分たちもかえる力になるんだ」

参加した高校生たちは、全国からよせられた125人分の一言カードを持って、文科省や各政党を訪問。一言カードを手渡し、「競争でクラスの雰囲気がピリピリしている。人間関係がつくれないほどの競争教育をやめてほしい」(眞由子さん・3年)「定時制高校は事情があって全日制に行けなかった子や、お年寄りが学びにきている大切な場。絶対なくさないでください」(暁菜さん・2年)「学費が高くて第一志望の高校をあきらめた。友だちがその高校に合格したことを聞いたときとてもつらかった」(朱萌さん・2年)とうったえました。

要請後、参加した高校生は「高校生が国にたいして自分たちの意見を届けたのはすごいこと。もっと多くの高校生の声をあつめれば、国側の高校生にたいする見方もかわると思う」(洋子さん・3年)、「政治と自分はかけ離れているって思っていたけど、きょう要請して、励ましてくれた議員さんもいて、自分たちでもかえる力になるんだって思った」(里奈さん・1年)と口ぐちに語りました。

高校生の思いをぶつけた文科省要請

文部科学省要請には高校生15人が参加。4人の職員が応対し、要請書に書かれた項目の一つひとつに回答しました。

「日の丸・君が代の強制をやめてほしい」という声にたいしては、「強制はしていない。先生たちが処分されたのは、歌わないからではなく、公務員法に従わなかったから」と回答。也くん(1年)が思わず手をあげ「僕たちが歌わないことで結果的に処分されるなら、それは強制だ」と批判しました。

「学校間の競争が激しくなり、テストや点数で判断されるのがつらい」という声には、担当者が「点数だけでなく総合的に評価するようにといっている」と答えました。正太郎くんが「基本法では個人を尊重するというが、現実は点数主義で個性をつぶすような教育になっている。いまの法律が達成されていないのに、かえるのはおかしいのではないか」と発言すると、文科省は「真摯に受けとめる」とする一方で「達成されていないこともあるが、60年たったいま、時代にあわせて教育基本法をかえる」とのべました。
 舞さん(17歳)は「私は中学のときから不登校で、学校の成績はオール1のような状態でつらかった。いろいろな事情でどうしてもついていけない子はかならず出てくる。そういう人へのフォローも考えてほしい」と発言。文科省は、舞さんの声にたいし「後日回答する」と約束しました。

各政党に訪問したよ

高校生は自民、公明、民主、共産、社民の各政党を訪問し、自分たちの声を届けました。

国会議員が直接会って話を聞いてくれたのは日本共産党でした。笠井亮衆議院議員、穀田恵二衆議院議員、井上哲士参議院議員がそろって応対し、高校生の質問や要請にこたえあいさつしました。穀田さんは「直接声を届けるのは勇気がいるけど、すばらしいとりくみ。教育は未来と希望を語ることで、国はその環境を保障する義務がある。私たちもそれを実現するために力をつくします」と話しました。はじめて国会にきた里奈さんは「議員さんが直接会ってくれるなんて驚いた。すごく勇気づけられた」と話していました。

他の政党は「生徒さんの貴重な声を政策に生かしたい」(社民党・政策審議会教育問題担当者)、「いまの問題は教育基本法が悪いからおこっている。日本を愛せる心を育てる」(民主党・秘書)、「いまの基本法はすばらしいけど、時代にあわないからかえる」(公明党・秘書)など反応はさまざまでした。また、ある自民党議員の秘書は話も聞かずに追いだすひどい対応でした。

▲TOP


“音楽でできること考えたい”――アフガニスタンに行ったミュージシャンの話を聞いた

――東京・レボリューション班(2006/7/)

東京・北多摩北部地域のレボリューション班では、アフガニスタンで音楽を通して子どもたちと交流した佐藤ともをさんの話を聞く平和の企画を開きました。

アフガニスタンには、アメリカがはじめた戦争で、空爆によって親を殺された子どもたちがたくさんいます。佐藤さんたちは、そんな子どもたちのために学校をつくり運営する支援活動をしているそうです。佐藤さんは、「字を読めない子どもがたくさんいる。地雷があっても地雷と知らずに遊んでいて爆発してしまうこともある」といいます。「子どもたちに復讐(ふくしゅう)ではなく、夢や笑顔をもって学校で学んでほしい」と思いを話してくれました。

また佐藤さんは、「アフガニスタンの人にとって日本は、『アメリカに原爆を落とされたけど復興した国』『外国に軍隊を出していない国』としてとても親しまれている」と話し、「9条がすごい大事と実感した」と、現地の人との交流のなかで感じたことを語りました。

佐藤さんは、アフガニスタンの子どもたちの歌も聴かせてくれました。近日、子どもたちを日本によんで歌ってもらおうとしているです。

今回の企画を提案した勇太郎くんは、「戦争が終わってもアフガニスタンがそんなにひどい状況だなんて知らなかった」と驚きを話します。「ミュージシャンでこういうことをする人もいるんだ。自分も趣味の音楽でできることを考えたい」と勇太郎くん。さっそく次の班企画として「佐藤さんのギター講座」を開催したいとはりきっています。

▲TOP


世界の貧困の問題を考えた――フェアトレードショップで買い物して

――埼玉・どんぶりご班(2006/6/)

埼玉・どんぶりご班は、「われ高」4月24日付で取材したフェアトレードショップにみんなで買い物に行く企画をおこないました。楽しみながらも世界の貧困の問題について学びました。(高校生は仮名)

きっかけは、地球環境など世界の問題に関心があった班員の結子さんが、フェアトレードについて調べていたことでした。班会議で「こんなお店があるんだ。行ってみない?」と提案しました。結子さんが手に入れたお店のカタログをひろげながら、「こんな商品もある」とみんなも興味があるようす。みんなでお店に行くことに決めました。

事前に結子さんがホームページから資料を用意、また「われ高」の4月24日付や「児童労働なくしたい!」(6月26日付)も読みあわせて、世界中で貧困に苦しむ人がいることや、フェアトレードがそういう国の人びとの生活を支える目的があることなどを学びました。

当日は、6人の高校生が参加しました。フェアトレードのお店に行くのはみんなはじめて。結子さんは「ちょっと値段は高いけど、ブランドものを買うより役に立ってる気がする」と大満足。「思ったよりいいものを買えた」と広樹くんはカバンを買いました。ほかにも、ズボンやイヤリングなど目を引くかわいい商品が並んでいて、みんなお気に入りの商品を買いました。「買い物は好きだから手軽に始められる」と直子さん。桃子さんは「あったかい感じのお店だった。どの国で誰がつくったか書いているから買ったものを大事にしようと思った」と話しました。結子さんは「大量生産されて安いものが簡単に手に入る生活に慣れているけど、どんな人がどうつくったのか見えることは、社会全体に必要だと思う」といいます。明夫くんは、「これから貧困の問題を根本的になくしていきたい」と話しています。

参加者は、「また行きたい」「貧困の問題やどうすれば解決するのかもっと学びたい」とひきつづきやりたいことも話しています。

▲TOP


平和、進路を交流 自分たちの可能性をひろげよう――300人で集会

――京都(2006/6/18)

京都の高校生が18日、「蒼きボクらが描く無限の天(そら)」と題して、第54次平和憲法記念「京都高校生の集い」春季討論集会(主催、同実行委員会)を開き、高校生ら300人が参加しました。

韓国の高校生活報告 イラク戦争テーマに記念講演

午前の全体集会では、大の日本通というキム・スギョンさん(3年)たち韓国の高校生3人がゲスト参加し、韓国の高校生活について日本語で報告しました。キムさんが、「日本には、教科書問題などで悪いイメージもある。でも、若い人は日本の芸能やドラマに興味がある。いまは、『ゴクせん』『花より男子』『のぶた』が放送されて人気です」と話すと、会場からも「ほー」とどよめきがおこりました。

フリージャーナリストの西谷文和さんが「イラクの子どもたちは今 映像で見るイラク」をテーマに記念講演。西谷さんは、米軍の攻撃で傷ついたイラク市民や子どもの姿をスライドで上映し、「イラクでの戦争はまだつづいている。ブッシュがいう『テロとのたたかい』は人殺しにすぎない」と批判しました。最後に、「弱い人びとの犠牲の上に、一握りの人が戦争でもうけている」「自分が見たことを大切にし、多くの人を守るための仕事や進路を選んでほしい」とうったえました。

「ジャンケンのパーは風呂敷」――韓国の高校生と交流

午後からは、恋愛などの討論や戦争遺跡をめぐるフィールドワーク、車イスで福祉を学ぶ体験コーナー、生徒会のとりくみの交流など11の分科会をおこないました。

韓国の高校生と交流する分科会では、キムさんら韓国の高校生3人も参加。「韓国では、昔の戦争の名残で日本の名前のように『〜子』とつくおばあさんが多い」「ジャンケンのパーは、韓国では風呂敷きという意味」「父の日、母の日はいっしょで、5月8日。カーネーションを贈るんだ」など、日本と韓国の文化や言葉のちがいを交流しました。

最後の全体会では、分科会のまとめを発表。「ふだん歩いていて気にならない段差が、車イスだと大変なことがわかった」「5人くらいの高校生が参加して、ふだん見落としがちな街のところに、戦争の歴史があるとわかって発見があってよかった。また行きたい」など、参加者の感想が交流されました。

「きょうのつながりを将来にも生かして」

実行委員長の桂くんは、テーマについて「将来への不安や迷いをもっている高校生も多い。自分たちの可能生をひろげるヒントをみつけてほしいと思って準備してきた」と話し、「きょうは、自分も楽しめた。春討では、世界で起きている問題や高校生活などを交流して、いろんなことを考えたり、ちがう意見の子にも出会って驚いたりできる。ここでできたつながりを将来にも生かしていきたい」と話しました。

参加者からは、「西谷さんの話がよかった。マスコミはイラクの状況は報道しないけど、現実には子どもたちが死んでいる。イラクへ派兵している日本も間接的にイラク人を殺している。友だちにも伝えたい。アメリカに協力するのはやめてほしい」(中垣結くん・1年)。「思ってたより楽しくて、新鮮だった。高校生が主体になってやっているのがいい。自分たちで案をつくったりして、高校生だからできることがあるんだと思った」(米岡千尋さん・定時制1年)など感想がよせられました。

▲TOP


多彩な企画で知って・考えた――高校生フェスティバルに170人が参加

――東京(2006/6/11)

6月11日、東京の民青同盟が「高校生フェスティバル」を開き、170人が参加しました。ベトナム戦争を経験した元米海兵隊員のアレン・ネルソンさんの講演と、働く先輩の話を聞く「プロジェクトX」をおこない好評でした。(高校生は仮名)

リアルな戦争の話を聞いて平和について考えた
 リアルな戦争の話に会場が静まりかえったのはアレン・ネルソンさんの講演です。ネルソンさんは、1966年から約1年間、アメリカが起こしたベトナム戦争で前線部隊の一員として戦場に行きました。

軍隊で習うことは、銃や手りゅう弾の使い方、どうやって素手で人を殺すかなどで、「軍隊は考えることを許さない。殺すことしか教わらなかった」とネルソンさんはいいます。「戦場では、弾を外して相手を殺せなかったら、今度は自分が殺されるということだ」。確実に相手を殺すことを教えこまれました。

訓練を終えた部隊はベトナムへ入りました。「本当の戦争は映画の中の戦争とはまったくちがった」とネルソンさんは静かに話をつづけます。戦場では、「寝ているところでも食事中でも、敵と思えばすぐに撃ち殺した」といいます。ベトナムの村では、女性もお年寄りも見境なく殺していきました。「残された子どもは、女性の死体の山にしがみついて泣いていた」とネルソンさん。「私は忘れることができない。ものが焦げるにおい、死体が腐るにおい、血のにおい、火薬のにおい。それが戦争のにおいだ」といいます。

「そんな私を大きくかえるできごとがあった」とネルソンさんが話したのは、弾が飛びかう戦場の防空壕に逃げこんだとき、偶然出会ったベトナムの女性の話でした。「15〜16歳くらいのその少女は、私を見ておびえながらも、逃げませんでした。彼女は赤ん坊を産もうとしていたのです」。「新しい命をどうやって誕生させるかなんて教わったことはなかった」というネルソンさんの手の上に、赤ん坊は産み落とされました。「目の前の出来事が信じられなかった」というネルソンさん。それまで軍隊で「ベトナム人は人間じゃない」教えこまれてきましたが、「同じ人間なんだ」と気づいたのでした。

「いまも戦場では同じことがくり返されている」と心を痛めるネルソンさんは、戦争の後遺症を乗り越え、自分の戦争体験を語るようになりました。

最後にネルソンさんは、「日本の憲法9条には、暴力にとってかわる方法があるという未来的なことが書かれています。この地球上で未来永劫暮らすのなら、すべての国が9条をもたなければいけない」と語り、「アメリカ人としてアメリカで9条の大切さを伝えています。9条のパワーを知っている人が、地域で教えひろげていくことが大事」と話してくれました。

講演を聞き終えた渋谷桃子さん(3年)は、「戦争の恐ろしさがわかった。死体の山にかけよる子どもの話は、聞いてて胸が痛くなった」と話してくれました。相模麻子(1年)さんは、「においですべての記憶がよみがえってくるなんて。戦争を間近で見た人だから話せること」と衝撃を受けていました。そして「9条は外国から見てもすごいものなんだ。知らない人も多いけど、一人ひとりに知ってほしい。日本でも声あげられるんじゃないかなと思った」と感想を話しました。

先輩の話を聞いてイメージがふくらんだ

 新聞記者、看護師など、さまざまな分野で働く先輩たちが話をしてくれた午後の「プロジェクトX」では、いろいろな働きがいを聞けました。

ひとつのグループでは、作業療法士の話を聞きました。「病気などで障害をもった人が、その人らしい生活を取りもどすために援助するのが作業療法」だといいます。作業療法士の方は、「体をうまく動かせなくなった人の日常生活の動作をサポートするための道具」といって、「片手で服のボタンをかける道具」や「少しの力で切れるつめ切り」などを見せてくれました。「どうしたら作業をしやすくなるのか、考えながら作るのです」と、自分で手作りしたことを話すと「へぇー」という驚きがひろがりました。

別のグループでは、新聞のスポーツ欄の記者に話を聞きました。「いろんなスポーツを一度に手がけていますが、1週間に一度はかならず野球場に足を運びます。コーチから調子のよい選手を聞くなど、情報収集は欠かせません」と取材のようすを教えてくれました。「将来はスポーツ記者になりたい」という後藤咲さん(2年)は、「なりたい職業だから、すごくタイミングがよかった。私も、試合結果を書くだけじゃなく、選手にたくさんインタビューしたい」とイメージをふくらませていました。また「『W杯などを書くには世界情勢も知ってることが大切』と聞いて、勉強しないといけないんだな、英語はやっといた方がいいなと思った」と話してくれました。

▲TOP


世界大会へ とりくみをひろげよう――新入生歓迎企画を開催

――愛知平和ゼミ(2006/5/27)

愛知県の平和ゼミナールは5月27日、新入生歓迎企画「Peaceうえるかむ」を開いて、約20人の高校生が参加しました。1年間、愛知の高校生がおこなってきた平和のとりくみを発表して、みんなで平和について語りあいました。(高校生は仮名)

まず、この1年間、愛知の高校生がおこなってきた平和のとりくみを発表しました。昨年の原水爆禁止世界大会に参加したツアーや、3月21日の首都圏高校生平和のつどいにバスで参加したことなどを写真を紹介しながら発表しました。

午後からは2つにわかれてグループ討論をしました。討論は「どこまでが自衛でどこからが戦争?」「平和ってなんだろう?」などから始まり、「本当の平和ってどんなものか難しいけど、私たちにできる努力をしていけば本当の平和に近づくことはできるんじゃないかな」(初参加の真佐子さん、1年)などの意見が出され盛りあがりました。と話しました。真佐子さんは「みんなすごい真剣に話しているので私も真剣になって世界や日本のことを考えられた。」と感想を話しています。

もう1つのグループでは、憲法9条を声をあわせて読み、わからないところは自分たちの言葉で訳しました。「憲法はわれわれの子孫のためにあると書いてある。子孫というのはうちらもそうだし、子どもたちのために書いてるのだと思う」という意見や「他国を無視してはならないというのはホントそう。国際的に協力しないと平和にはならないと思う」という意見などが交わされました。平和ゼミの委員長の明日香さんは、「『憲法を守れば平和になるんだ』って話になったけど、いま守られていないところがある。『そこをよくしていけばいいんだね』って話になったのがよかった」といいます。

平和ゼミでは、世界大会に参加するツアーに向けて、被爆者の話を聞く会や基地めぐりをやりたいと話しはじめています。明日香さんは、原爆症認定訴訟でたたかっている被爆者の方の話を学習会で聞きました。「裁判に勝ってほしいのでできることを手伝いたい」と話しています。真佐子さんは「今月スタートする国民平和行進に参加します」とはりきっています。

▲TOP


学んで平和を考えた――講演会に高校生ら50人が参加

――岐阜平和ゼミ・オムライず(2006/4/15)

4月15日、岐阜平和ゼミ・オムライずは、「ようこそ先輩 平和課外授業 3時間目」という企画をおこない、50人の中高生が参加し成功させました。企画では、フォトジャーナリストの久保田弘信さんの講演会や平和ゼミメンバーが学んできた靖国神社、教科書問題、ネパールについて報告しました。

イラク戦争前から、現地の人びとの生活や戦争の実態を写真で伝えてきた久保田弘信さんの講演会は、ことしで3回目です。「報道では情勢がよくなってるようにいわれることもあるが、実際には国民どうしがたたかうたいへんな状態」という講演に、直彦くん(1年)は、「海外のことはなかなかわからなかったけど、きょうは身近に感じることができた」といいます。

オムライずのメンバーは、この日にむけて学習してきたテーマを参加者の前で発表。聡美さん(3年)は靖国神社について発表しました。聡美さんたちは、学校のホームルームで「靖国神社を知っていますか?」「首相の靖国神社参拝をどう思いますか?」とアンケートを集めました。「圧倒的に首相の参拝やめた方がいいという人が多かった」と聡美さん。「学校のみんなの思いを知ることができた」といいます。直彦くんは、学習ツアーで靖国神社・遊就館を見た感想を「戦争を伝えるのなら、日本の罪やアジアの国ぐにからの目線も伝えなければ」と発言しました。

また、学校で「ネパールでは子どもの人身売買がおこなわれている」と聞いた希代子さんを中心に、ネパールがどういう国なのか調べてきました。「私たちと同じ年頃の女の子が人身売買されている。貧しい家庭の事情が生みだしている」と発表しました。

聡美さんは、この企画にむけて携帯電話に登録されている友だち40〜50人にメールを送って参加をよびかけました。「すごいことしてるね」と何人もの友だちが返事をくれました。当日は、前から関心があったという友だちが2人参加してくれました。聡美さんは、「また企画に誘いたい」と話しています。

▲TOP


“高校生の行動はすばらしい”“憲法9条は平和への大きな役割”

――神奈川「P-STEP」大使館訪問 (2006/3/30)

3月30日、神奈川の高校生平和サークル「P−STEP」が、“高校生の平和の思いを伝えたい”とフランス、ドイツ、中国、ベネズエラの4つの大使館を訪問しました。当日は、埼玉や東京の高校生も集まり、32人が参加しました。

はじめに、「世界と歴史の中で9条を見よう」というテーマで学習会。9条が世界にどのように役立っているのか学びました。

昼食を食べたあと、グループにわかれて自己紹介。それぞれ参加した思いや、聞いてみたい質問を出しあって大使館に向かいました。

各大使館では、この日までに集めた400を超えるピースメッセージを手渡しながら、質問にこたえてもらいました。

中国大使館では「憲法9条についてどう思いますか?」という質問に「日本は戦後60年のあいだ、他国との戦争がない。こういう国は世界でも非常に少ない。憲法9条は大きな役割を果たしている」と高く評価しました。「首相の靖国参拝をどう思いますか?」と聞くと「『遊就館』は軍国主義を賛美したもので大きな問題。日本軍に中国人が無差別に殺されたことは事実です」「ぜひ中国の若い人と交流し、意見交換してください」とのべました。そして、「小さくてもみずから行動するのは大事だ。高校生がこういう活動をしているのはすばらしい」と話していました。

ドイツ大使館でも「憲法9条は、日本が平和に発展してきた基盤」と非常に高く評価していました。

ベネズエラ大使館では「ヒロシマ・ナガサキをどう思いますか?」という質問に「将来もこういうことが起こらないようにしなければならない」「若い人たちが平和について考え行動することで、平和がつくれる」と話してくれました。

フランス大使館では、「日本の方がたが平和を重点的に考え、平和憲法に誇りをもっていると認識している。日本の若者は、平和を維持していくことに情熱をもってとりくんでいる」との言葉もありました。

はじめて参加した健太くん(3年)は、「外国の意見が聞けて、すごく新鮮だった。日本といっしょに侵略戦争を起こしたドイツは、過去を反省する努力をして、いまはまわりの国ともいい関係をつくっているといっていた。ドイツのように他の国から信頼を得るためにも靖国神社の参拝はやめてほしいと思った」と話します。

フランス大使館を訪問した祐二くん(3年)は、「平和の活動をしていて『伝わってるのかな?』って思うときもあるけど、僕らの活動を歓迎してくれた。9条の大切さも思っていた以上に知っててくれたし、うれしかった。こんどは集めたメッセージを国会に持って行きたい」と感想と意気ごみを語っていました。

▲TOP


「伝われ!うちらはあきらめ9(ナイン)」

――「首都圏高校生平和のつどい」 (2006/3/21)

「ピースイマジン(首都圏高校生平和のつどい)」が3月21日、東京都内で開催され、高校生ら300人が参加しました。主催は同実行委員会。集会あいさつで実行委員長の末吉恵さん(高3)は「いま、日本は戦争の道へ行くのか、それをストップさせるのか大事なときです。きょうからが平和の未来のスタートだと、みんなでがんばろう」とよびかけ。「九条の会」事務局の小森陽一さん(東大教授)が自民党の「新憲法草案」について講演しました。また、各地の参加者が在日米軍基地や教育基本法、憲法9条などのテーマで「高校生が身近に感じられるように」報告しました。参加者は「こんなに平和のためにがんばっている高校生がいるなんてビックリ! 私もがんばりたいと思った」「9条の大切さが改めてわかった。大学にいってもがんばりたい」などの感想がよせられています。

その後、「9条サイコー」「戦争反対」などと渋谷をピースウオークし、沿道からの注目を集めました。

▲TOP


「不登校で補導?」条例案は「おかしい」――高校生が行動、議会を傍聴した

――奈良 (2006/3/17)

奈良県の高校生たちが、県議会で審議された「少年補導条例案」にたいして「おかしい」と行動しました。2月、県議会に突然提案されて問題になった条例案。学校を休んだり早退・遅刻しただけで「不良行為」だとして警察が補導したりする権限を強化するというものです。

3月17日、高校生3人がこの条例案の審議のようすを見るため県議会を傍聴しました。宏史くん(3年)は審議を見て「不登校の子どもも補導するなんてむちゃくちゃ。重大なことなのに賛成議員のあいまいな態度は腹が立った」と話します。宏史くんは「補導条例を考える会」のシンポジウムで発言もしました。「なんでも条例や補導で僕らをしばるのじゃなく、言葉やコミュニケーションを大事にしてほしい」とうったえると拍手が起きました。

「私も友だちも夜遅くに塾から帰ってくる。夜11時以降に外にいるだけで補導されるなんておかしい」と話す明日香さん(2年)は、テレビ局の取材を受けて「条例案はよく思わない」ということを話したそう。学校の友だちがニュースを見ていて「映ってたね」と声をかけてくれました。「高校生にかかわることだから、友だちとももっと話したい」と明日香さんはいいます。

条例は3月24日に日本共産党などの反対にもかかわらず賛成多数で成立しましたが、6月に開かれる議会で条例を凍結させるために署名を集める予定。「これからも声をひろげたい」と話しています。

▲TOP


【2005年】 【2004年】

▲TOP

▲HOME

(C)日本民主青年同盟
mail to:
info@dylj.or.jp