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日本民主青年同盟
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第30回大会期


第30回全国大会にたいする中央委員会報告

2002年11日24日 民青同盟中央常任委員会

はじめに

大会代議員、評議員のみなさん、ご苦労さまです。民青同盟中央委員会を代表し、大会への報告をおこないます。

昨年の大会以来1年間、民青同盟は、青年の切実な願いにこたえ、日本と世界の明るい未来をひらくために、全力で奮闘してきました。日本中に青年の願いにこたえる班をつくろうと、「班の倍加」にチャレンジしてきた一年でもありました。本大会は、この1年間の実践や教訓をふまえ、ますます切実になっている青年の要求と、青年が希望をもてる21世紀の実現のために、民青同盟がいっそう奮闘し、前進していくための方針をうち出す大会です。

9月に発表された決議案は、たいへん歓迎されました。この決議案を力に、要求実現運動でも、学ぶとりくみでも、同盟拡大でも、あらたな努力をつよめ、前進を開始したところもあります。大会にむかう同盟拡大では、今月に入って新たに五百八人の仲間を迎え、あと七人にせまった大会現勢の回復と、新しい峰をめざして奮闘中です。この間の全国のみなさんの奮闘に心から敬意を表するとともに、この大会期間中、この決議案にもとづく活発な討論をおこない、立派にねりあげて全国に提起できるよう、また同盟拡大でも大きな前進をつくって大会を終えることができるよう、代議員、評議員のみなさんの奮闘をよびかけるものです。

報告は、基本的に決議案の章立ての順にそっておこない、決議案の中心点をあらためてつかめるようにしたいと思いますが、書かれていることとの重複はできるだけ避け、むしろ、決議案発表から2カ月たち、情勢の面でも運動の面でもさまざまな進展があるもとで、これからの1年間、この方針案をどう具体化していくのか、具体的なたたかい、活動の強化方向がみえるような報告にしたいと思います。

一、青年の切実な要求実現のため、民青同盟の真価を発揮しよう

(1)一年間の運動の前進に確信をもって

では、まず第1章についてです。(1)では、いま青年がおかれている状況が、具体的な声から始まってリアルにしめされています。「友だちの顔が浮かぶ」「ここに書かれている声は全部きいたことがある」などの感想が、たくさん寄せられました。

決議案は、平和、奨学金、雇用などをめぐるこの1年間の運動をふりかえっています。ここでは3つの点で、私たちがこの一年の運動から何を確信にするかについて述べたいと思います。

第1に、まだ第一歩ですが、この1年、多くの青年が参加する運動の新しい発展がありました。平和の問題では、各地で数百人規模の集会やパレード、ライブがおこなわれ、自治体首長から賛同メッセージが寄せられるなど社会的に大きな注目を集めたとりくみも多数ありました。東京の高校生は、昨年来とりくんできた「21世紀をテロも戦争もない世紀へ 高校生1万人アピール署名」の目標を達成したのにつづき、「戦争協力拒否宣言アピール署名」に、やはり1万人規模の目標でとりくんでいます。

学生分野では、奨学金の充実をもとめる署名が短期間に4万人分をこえて集まり、北海道や東京農工大、島根、佐賀などではネットワークや会も結成され運動がすすんでいます。立命館大学では、大学施設や奨学金など学生の切実な要求をかかげた学生大会が、3つの学部で10数年ぶりに成立するなど、大きなエネルギーが発揮されています。

こうした運動の発展は、青年の要求がそれだけ各分野で切実になっているということをしめしています。同時に、これらの運動に民青同盟が正面からとりくんだところでは、民青同盟が青年の要求を実現する先頭にたつ組織であることへの誇りと確信がひろがっています。

第2に、運動が発展してきているところでは、要求をリアルにつかみ、青年への宣伝、対話と交流をひろげ、疑問や関心にこたえ、ねばりづよくとりくんできているということです。神奈川で全学生の1割から有事法制反対の署名を集めた学生は、「学生は有事法制のことをほとんど知らなかったけど、マンガパンフなどで説明すると『やばいっすね』と共感してくれ、署名に協力してくれた。うったえても『よくわからない』『びみょー』というだけだった人も、いっしょに学ぶうちに仲間になってくれた。学生はいっしょに運動する仲間なんだと見方がかわった」と語っています。班や地域で、私たち自身が平和、奨学金、雇用などをめぐる切実な要求を出し合い、実現するたたかいの先頭にたち、青年にひろく宣伝してよびかける、いろんな疑問や、あるいはなかなか反応が返ってこないなどの壁にぶつかれば、班でまたよく議論し、学習し、確信をつかんでさらに大きくうって出ていく――こうしたとりくみのなかで運動が発展してきました。青年は、要求は切実でも自覚していなかったり、かえられると思えずにあきらめていたりし、運動がつねに一直線にすすむわけではありません。それだけに、私たちが要求をしっかりとらえ、確信をもってねばりづよく運動をすすめてこそ、青年の前向きなエネルギーがひきだされ、大きな運動をおこすことができるということがしめされたのが、この1年だったと思います。

第3に、私たちがかかげた要求は社会的にみても道理があり、それをかかげてたたかうことが現実をうごかす力になる、ということです。

有事法制は、国会内では推進派が多数でしたが、私たちの運動も力になって、「平和が大事」「日本は憲法九条の立場にたつべき」という世論がひろがり、現時点では強行をはばんでいます。また、徳島県、長野県、熊本市、兵庫・尼崎市などでは、「大型開発より福祉を」の民意が自民党や公明党を追いつめ、政治をかえる新しい流れがうまれています。職場、地域、学園でも、決議案で紹介されているようにさまざまな要求を実現してきました。

決議案は、「まだほんの一歩ですが、青年が切実な要求をつのらせており、そこにはたらきかけることで運動がうまれ、共感がひろがり、現実をかえる力になっています。このことに確信をもって、前進しようではありませんか」と述べています。この言葉どおり、青年の要求をさらにリアルにつかみ、いっしょに大きな運動をまきおこし、30大会期を、青年の要求実現がさらに大きくすすむ1年、希望ある21世紀の展望が大きくひろがる1年にしていこうではありませんか。

(2)平和をもとめる世論のもりあがりをつくろう

それでは、具体的に、どんな運動をおこしていくかについて述べます。まず平和の問題です。

この間、世界の平和をめぐって大きな激動がつづいています。11月8日、国連安保理はイラクに大量破壊兵器の査察受け入れをもとめる決議を採択しました。この決議で最大の焦点となったのは、イラクが査察義務に違反した場合、アメリカが自動的に武力攻撃にふみきることを許すかどうかということでしたが、結果としてそれは許されないことが明記されました。フランス、ロシア、中国は「決議は、武力行使におけるすべての自動性を排除した」という共同声明を発表し、アメリカの国連大使も「決議は、武力行使についてのいかなる『隠された引き金』や『自動性』を含んでいない」とはっきり述べています。アメリカのブッシュ政権は、国連の決定なしでも攻撃することがありうるといまも述べていますが、これは先制攻撃を禁止した国連憲章違反となることにくわえ、自らも賛成した安保理決議の手続きをも無視する暴挙となります。

世界では、アメリカのイラク攻撃に反対する大きな運動がおこっています。イタリア・フィレンツェでは100万人をこえる平和行進がおこなわれ、イギリスのロンドンでは史上最高の40万、アメリカのワシントンでも20万の人びとがデモ行進しました。アラブ諸国は、問題の平和的解決のため、イラクに査察受け入れをねばりづよく働きかけ、「イラクを攻撃する理由はない」と発言してきました。日本共産党は中東に代表団を派遣し、平和をめざす共同をひろげる役割を発揮しました。民青同盟も、安保理常任理事国の大使館に日本の青年の一言カードをもって要請し、イラク問題の平和的な解決をつよく求めました。こうした運動がアメリカの横暴勝手を許さず、国連の枠組みをつかって問題を平和的に解決する可能性をうみだしたのです。この可能性を現実のものとするための世界の努力がさらに重要になっています。

世界の平和はまさに正念場です。また日本でも、有事法制の成立がひきつづきねらわれており、予断を許しません。

民青同盟が先頭にたち、青年の平和への願いを結集する運動をまきおこしましょう。東京の高校生や神奈川の学生などの経験に学び、地域や班で、数千人、1万人の青年に働きかける運動に本気になってとりくむことをまずよびかけます。学習をしっかりやりながら、ピースウォークやピースライブ&アート、平和の「会」づくり、青年連名アピールや一言メッセージ運動など、思い思いのやり方で運動を発展させましょう。そして、イラク攻撃反対、有事法制ストップ、原水爆禁止世界大会など、年間つうじて平和をもとめるたたかいの輪をひろげていきましょう。当面の全国的な行動として、太平洋戦争の開戦記念日である来月8日を前後して、パレードやピースライブなど平和の行動に各県・地域でいっせいにとりくむことを提案したいと思います。

(3)働きがいある仕事と職場をもとめる運動を草の根から

次に雇用についてです。青年の雇用をめぐる状況はますます深刻になっています。青年の完全失業率は約10%、全体平均の2倍です。また、今年七月に政府・総務省が発表した調査によれば、仕事がなく、バイト代や仕送り、失業手当などの収入もまったくない青年が全国で114万人もいることがわかりました。高校生は史上最悪の就職難に直面し、9月末時点での内定率は33.4%にとどまっています。フリーターもふえつづけ、多くは正規雇用をのぞんでいますが、フリーター歴が長ければ長いほど職につくのが難しい状況です。

若者にとって就職難は、人生の根本にもかかわる大問題です。技術が若い世代にうけつがれないなど、日本の経済、社会の将来にとっても大きなマイナスです。問題の解決はまったなしです。私たち青年自身が自分たちの問題として立ち上がり、大きな運動をおこしていくことが求められます。

全国で「働きたい青年」アンケートをさらに集め、「黒書」づくりや行政への要請、マスコミへのアピールなどにとりくみましょう。また、街頭労働相談を、県や地域でも、班のレベルでも積極的にとりくみましょう。「民青同盟といえば、雇用問題のアンケートと労働相談活動はどこでもやっている」というように、まさに民青同盟の「看板」として、これらのとりくみをひろげていきたいと思います。中央委員会も、先日厚生労働省要請をおこないましたが、今後も国会議員や他の青年団体などと協力し、さらに青年の要求を具体的に政府にぶつけ、成果をかちとっていくために奮闘していきます。

また、学生、高校生の進路をきりひらく運動をつよめたいと思います。さまざまな分野で働く先輩に話をきく企画や、働く権利学習会などをひろげるとともに、とくに就職難が深刻な高校生については、日本共産党の議員などとも協力し、自治体や地元経済団体への雇用増要請などにとりくみましょう。

「働く青年サポート委員会」「分野別働きがい交流会」などのとりくみが、何でも話せて元気がもらえる、働く権利が学べる、いっしょにたたかう仲間ができる、など好評です。アンケートや労働相談活動でむすびついた青年や友だちに参加してもらい、労働条件の改善を求める青年の運動を発展させましょう。

(4)奨学金改悪反対、拡充もとめる運動を

次に、奨学金についてです。「お金がないために大学にいけない」「親がリストラされ、中退せざるをえない」などの例があとをたちませんが、そういうなかで学生にとっては命綱である日本育英会の奨学金を、政府は「銀行のもうけの邪魔になるから」との理由で廃止することをねらい、来年にもその法案を国会に出そうとしています。

10月7日には、文部科学省がその計画の「中間報告」を発表しました。ここでは、「債務保証制度」というものが提案されています。これは奨学金を借りる学生から月づき2〜3千円の「保証料」をとりたてようというものです。こんな負担をさせるなら、利子の高い銀行の教育ローンと何もかわりません。大学院生が将来研究職についたら返さなくてもよいという制度の廃止もねらわれています。ここにあるのは、国の責任を投げ捨てる方向ばかりです。

私はまず、学生、高校生のなかにこの大改悪計画を大宣伝し、「改悪は許さない」「奨学金制度の拡充を」という世論を大きくつくりあげていくことをよびかけます。また、奨学金を守るネットワークを、県、地域、学園で結成し、学びながら、ひろく運動をよびかけていこうではありませんか。

以上、3つの点についてだけいいましたが、青年の要求は多面的で、切実な要求はまだまだたくさんあります。班が、一つひとつの要求を見過ごさず、それをかかげて大きく運動をひろげていきましょう。

二、私たちは政治をかえる主人公

(1)政治をかえる新しい流れをおこすとき

次に、決議案第1章の(3)です。

これまで見てきたように、青年の実態はたいへん深刻です。そしていま青年は、そうした自分たちの苦しみの大もとに、ゆきづまった自民党の政治があることに気づき始めているのではないでしょうか。

仕事がもう数カ月なく、自分の勤め先はどうなるのかと不安でいっぱいの青年、何社まわっても就職が決まらず、自分は社会に必要ない人間なのかと悩んでいる人、不況でたいへんな思いをしている親に迷惑をかけられないとバイトに追われている学生、難病患者への国の支援きりすてや医療費のアップに直面している障害をもった青年――こうした青年に、自民党政治は何の希望もしめしていません。それどころか、この不況下に、医療費アップや増税など、国民・青年に巨額の負担増をおしつける、「不良債権処理の加速」といって、必死にがんばっている中小企業からも銀行の融資をひきあげさせ、多くの中小企業を倒産においこむ、という2つの暴走≠ノよって、青年のくらしも日本の経済もめちゃくちゃにする道をつきすすんでいます。

外交の面でも、青年の平和への願いとはまったく相容れない道をすすんできました。憲法九条を守り、日本とアジア、世界の平和のためにイニシアチブを発揮するのではなく、アメリカの無法な戦争にいかに協力するか、戦争にいかにそなえるかという方向しか向いていないのが、いまの自民党政治です。

いま、国民的規模で、このままの政治でいいのかという声がひろがっています。そのことがハッキリしめされたのが、10月におこなわれた7つの国政補欠選挙でした。自公保・与党勢力は五選挙区で議席をえましたが、得票率では、昨年の参院比例代表選挙と比べて10〜25ポイントも減らし、どの選挙区でも過半数を得られませんでした。民主党など3野党も、自民党政治にかわる選択肢をしめすことはできませんでした。

この選挙で、自民党政治をどうかえ、どんな日本をつくるのかという具体的な提案をしめしてたたかったのは日本共産党だけでした。日本共産党は、「国民のくらしの再建なくして日本経済の再建なし」という立場で4つの緊急要求を発表し、その実現のために力をつくしています。外交でも、拉致問題やミサイルの問題など懸案事項を解決するためにも北朝鮮との外交ルートをひらくべきだという提案を早くからおこない、イラク攻撃をやめさせるための積極的な外交活動を展開してきました。そして選挙戦では、昨年の参院選と比べて得票率を2倍、3倍と大きく伸ばし、山形四区では得票数でも、日本共産党が過去最高の得票をした九八年参院選を上回ったのです。ここに、いまの政治の大きな流れがしめされています。

地方政治の分野でも大きな変化がおきています。徳島県で4月、吉野川可動ぜきに反対する草の根の住民運動がひろがり、共産、民主、社民が推薦する大田県政が誕生しました。長野では、「脱ダム」をかかげた田中知事がダム推進派をやぶって再選をかちとり、30人学級の実現や福祉の充実など県政の流れが大きくかわってきています。この選挙では、民青同盟がとりくんだ脱ダムパレードやライブが大いに注目を集めましたが、田中候補への支持は、若い世代ほど高かったといわれています。つづいて、川辺川ダムの建設をめぐりたたかいがおきている熊本市の市長選挙では、ダム建設見直しをかかげた幸山候補を日本共産党や民青同盟も応援し、自民、公明連合の現職をやぶっての当選をかちとりました。兵庫・尼崎市でも、大型開発で借金をつくり、住民には厳しい負担をおしつける自民、公明の現職市長に、日本共産党が支持した白井候補が反共攻撃を打ち破って勝利しました。ここでは市政をかえたい若者のネットワークがつくられ、候補者との懇談もおこない、若者の要求をかかげながら選挙をたたかいました。自民、公明連合の冷たい政治はもうかえようという新しい流れは、いま、全国にひろがっており、若い世代のなかでもその願いがつよまっているのではないでしょうか。いまこそ、この新しい政治の流れを大きくするときです。

(2)要求をかかげ、いっせい地方選挙で若者のパワーを

こうした激動的な情勢のもとで、来年春にはいっせい地方選挙がたたかわれます。民青同盟は、青年の要求実現と、青年が希望をもてる「新しい日本」の実現をめざす組織です。その立場から、この選挙を、自分たち自身のたたかいとして位置づけ、青年の切実な要求を実現し、政治をかえる新しい流れを大きくひろげるために、日本共産党の躍進をめざして全力をあげます。

青年の実態は深刻で、要求は切実です。地方自治体には、教員増、中小企業の支援や雇用開拓、自治体による奨学金の充実、図書館やスポーツ・文化施設の整備、バリアフリーの街づくりなど、やれること、やってほしいことがたくさんあります。また、いま各地で、高校統廃合や定時制、公立大学夜間部の廃止、駐輪場の有料化に反対する運動や、ダムや空港などムダな開発に反対する青年の運動がとりくまれています。こうした要求を実現するうえで、自民、公明連合の悪政と対決し、「住民が主人公」の立場をつらぬく日本共産党の躍進が大きな力になります。

先ほど紹介したように、新しい政治の流れを地方からひろげるうえでも、日本共産党は大きな役割をはたしています。日本共産党がのびることが、私たちの要求を実現し、政治をかえていく大きな力になるんだということを青年のなかに大いにひろげ、自民党政治をゆるがすような結果を出すために全力をつくしましょう。

選挙にとりくむにあたっては、班で、青年の要求をよく議論し、要求の実現にとって選挙戦がどんな意味をもっているのかをつかむこと、要求や関心とむすびつけて日本共産党の政策や、日本共産党がどういう党かをしっかり学ぶことが大切です。「地方政治のことはよくわからない」「青年の要求とどんな関係があるのか」という声もあるだけに、日本共産党とも相談しながら、青年アンケートや市政ウォッチング、県、地域ごとのトーク集会やつどい、議員・候補者との懇談会、班のレベルでの気軽な政策ミニ学習会などを旺盛にとりくみましょう。こうして、すべての班が「がんばろう決議」をあげてたちあがることを重視します。選挙はもう目前です。すべての県、地域で、「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク」や「青年の会」を結成し、広範な青年とともに、多彩な行動をひろげていきましょう。

若い世代が元気よくとりくんでこそ若い世代や無党派の人たちのなかに共感がひろがることは、この間の各地の選挙でもしめされています。京都では、「サポーターから政治をかえる主人公へ」というスローガンをかかげ、青年が前面に出たたたかいをすすめようとしているそうですが、まさにそうしたかまえで、自分たちの選挙としてたたかいましょう。

この問題の最後に、公明党・創価学会の反共攻撃をうちやぶるたたかいを、日本の政治をめぐる大事な問題として重視することをよびかけます。

公明党・創価学会は、自民党政治のゆきづまりのもとで、従来の自民党支持層がはなれていく事態にたいし、与党入りして、悪政を支える役割を果たしています。その公明党・創価学会が、この間さまざまな選挙で日本共産党についてのデマを書きたてた悪質な違法ビラを配布し、いまでは、選挙だけでなく日常的に、国会質問でも、ビラや口コミでも、攻撃をしかけてきています。

この攻撃は、90年代後半に日本共産党が大きく躍進したことに脅威を感じたことからいちだんとつよまり、自民、公明連合の悪政を根本からかえようと奮闘している日本共産党と国民とのむすびつきをたちきり、日本共産党をつぶしてしまうことを目的としています。いまやられている拉致問題での攻撃の内容は「共産党は拉致問題の解決に後ろむき」「北朝鮮の仲間」などのウソやデマですが、事実ではなくても何となくこわいとか信用できないというイメージを流せば勝ちといわんばかりの悪質なものです。

この攻撃は、青年、民青同盟にとってもたいへん重大です。それは、青年が「いまの生活を何とかしたい」とか「政治をかえたい」と思ったときに、悪政をすすめる側がその展望を見えなくさせ、あきらめさせるためにおこなっている攻撃だからです。政策で堂々と国民の支持をあらそうべき政党が、こうしたデマで他の政党をおとしめようとすることは、民主主義を破壊する行為でもあります。民青同盟はこうした攻撃にきびしく抗議し、これを許さない青年の世論を大きくひろげていきたいと思います。

もちろん、班や同盟員にとっては、はじめて聞くこともたくさんあります。何が真実なのか、しっかりと学ぶことがいちばん大切です。また、日本共産党や民青同盟が歴史のなかで果たしてきた役割なども、あわせてよく学び、確信をもってたちあがれるようにしていきましょう。

三、青年の模索にこたえて学ぶ新しい運動をひろげよう

(1)すべての青年を視野に、年間つうじたとりくみに

 次に第2章に入ります。決議案討議のなかで、この部分への反響はとりわけ大きなものがありました。「運動にたちあがっていない青年のなかにも、『自分らしく生きたい』とか『いまの社会はどうにかならないのか』というエネルギーや模索がある。そこにこたえていこうというこの方針は、まさにすべての青年を視野にいれた方針だ」とか「学生のなかには、就職難に悩んでいても『しゃーないな』という気持ちがある。その『しゃーないな』に共感しつつ、そこからいっしょに成長していけるのが第2章の提起だ」とか、「自分自身が模索している。こういうとりくみならどんどんやりたい」など、歓迎の声がたくさんよせられました。

そしてさまざまな実践も始まっています。決議案で紹介された東京の「科学の目」講座に学び、他の県でも「考えよう、私たちの未来と日本経済」「ハンセン病のたたかいから社会進歩を考える」「恋愛・結婚・性を科学する」などをテーマに「科学の目」講座がスタートしました。「病院の婦長さんを招いて医療セミナー」「学校の先生と一緒に学ぶ意味を考えるランランLearn」など、テーマを見ただけでもワクワクするような多彩なとりくみが各地でひろがっています。「核兵器はなくせる、人びとの運動が歴史を動かすと学び、目からウロコが十枚くらい落ちた」「働くことにはマイナスイメージしかなかったけど、現場で生きいき働く人の話をきき、がんばろうと思えた」など、民青同盟で学んでよかったこともおおいに交流されています。

この第2章の実践を年間つうじてひろげ、青年とともに学んで展望をつかみ、成長できる民青同盟の魅力をおおいに輝かせていきましょう。ここでは、決議案の討議と実践をふまえ、この運動を大きく発展させていくうえで大事な問題を3点述べたいと思います。

ひとつは、この運動を、すべての青年を視野に入れた、これまで以上に広範な青年を結集できる運動としてすすめていこうということです。この運動は、さまざまな壁に直面して悩んでいる青年、出口が見えずに一人で苦しんでいる青年に、希望をひろげることのできるとりくみです。同時に、平和サークルでがんばっている青年から、「政治や社会のことをしっかり学ばなければ展望はつかめない。民青同盟でやっている学習会は面白そう」という声がよせられているように、政治や社会に関心をつよめている青年、ボランティアや国際交流事業など社会的な活動に積極的に参加している青年にとっても、「科学の目」で日本や世界のことを学べる民青同盟の活動はたいへん魅力的です。どんな青年にももとめられているとりくみだということに自信をもって、視野をひろげ、多くの青年にどんどん参加をよびかけ、いっしょに学び、むすびついていきましょう。

ふたつめに、この運動の眼目は、多彩な問題、関心を入り口にして、「科学の目」で大もとを学んでいくところにあるということです。現実をリアルに直視するとともに、自然についても社会についても、その奥底にあるもの、流れをしっかり見きわめる力が「科学の目」です。決議案でも、「経済、平和、環境、南北問題、人権、福祉、仕事・働きがい・人間関係」と列挙していますが、こうした、多くの青年が「何とかならないのか」と考えたり、さまざまな情報にふれて関心をつよめたりしている問題について、しっかりとした展望をしめすことができるのが「科学の目」です。県、地域、班で、どんなテーマを学ぶのかよく討議し、多彩な関心を入り口にしながら、社会の見方や自分の生き方を深く考えていくとりくみとしてひろげていきましょう。

3つめに、こうしたとりくみを日常的に、無数におこなっていこうということです。たとえば京都では、決議案もうけて、この秋、「奨学金を考える」「小泉構造改革と福祉について」「イラク攻撃と有事法制」「ブナ林フィールドワーク」など、学生の学ぶ要求、関心にこたえた企画が、新歓期以上の規模で各学園でおこなわれているそうですが、これはたいへん大事だと思います。これまで、学生班でも学問企画は新歓期に一度か二度やってそれきりだったとか、高校生講座は県で年に一度やるくらいだった、というところも、今後は月に一度は県レベルで学ぶとりくみをやるとか、高校生講座や学問企画、職場の青年の関心にこたえる企画を年間何度も計画するとか、大きな県なら毎日のようにどこかで学ぶとりくみがやられているとか、そういう規模で運動をひろげていきましょう。日本共産党の議員、民主的教員や各分野の専門家の協力を思いきってお願いすることが大事です。同時に、いつも「講師をよんで、人をたくさん集めなければ」とかまえる必要はありません。いま、高校生班では、全国高校生集会での三上満さんや中田進さんの記念講演を読みあわせて討論するとりくみがたいへん好評です。そのようなイメージで、みんなで「民青新聞」「われら高校生」を読み合わせて話しあう、調べてきたことをレポートしあって議論するなど、気軽にとりくみをひろげましょう。

(2)同盟内の学習をおおいにつよめよう

決議案では、「新しい運動」とあわせて、同盟内の学習をつよめることを強調し、「学習中心の班活動」をつくることをよびかけています。

そもそも同盟員自身が、たくさんの疑問や関心をもっています。それに根本からこたえる力をもっている科学的社会主義や日本共産党綱領をしっかり学ぶことが、同盟員の成長にとっても大切だし、青年の多彩な関心と模索にこたえる「新しい運動」をひろげる土台にもなります。

千葉のある学生班では、日本共産党の援助をうけ、新同盟員全員が学習セミナーを全課目修了することに、マンツーマンでじっくり学んでもらうことも含めてこだわってきました。そのなかで新同盟員が成長して奨学金の運動や進路を考える企画の先頭にたち、1年生で班長をつとめる人もうまれています。福井では、高校生同盟員にもしっかりと科学的社会主義を学んでもらう努力をつよめるなかで、「学校の勉強と社会はどこかでつながっていると前向きな気持ちになれた」「友だちにも、ただ現実に流されるのではなく、あきらめない生き方があることを知ってもらいたい」と同盟員が成長し、生きいきと活動にとりくんでいます。

全国的には、同盟内の学習に十分とりくめていない現状が、ひろく残されていると思います。この問題は、民青同盟の大きな弱点のひとつといわなければなりません。ぜひこの分野での努力を思いきってつよめましょう。

「基礎講座ビデオ」が「民青同盟がどんなところなのかよくわかる」「やりたいことがわいてきた」と新同盟員にたいへん好評です。加盟した人全員に、かならずみてもらいましょう。そして、そこで出された疑問や関心も大事にしながら、「学習セミナー」を全員が受講することにこだわっていきましょう。日本共産党の不破哲三議長の講演「二十一世紀を、志をもって生きよう」の学習を、すべての班でとりくみましょう。県委員や班長・班委員のみなさんは、とくに学習の先頭にたち、すすんで中央幹部学校や学習合宿に参加しましょう。

四、同盟拡大、新しい班づくりで大きな前進を

(1)同盟拡大、班づくりで前進した組織から学ぶ

第3章は、まず(1)で、全国の職場、地域、学園に班をつくることに正面から挑み、同盟拡大で大きく前進しようと、「班の倍加」をあらためてよびかけています。

29大会以来、同盟員のいる職場に班を、空白の大学に班を、高校生班のない地域に班を、など具体的な計画をもった努力がすすめられました。とくに全国大会にむかっては「班づくり宣言」がたくさん発信され、その努力がつよまりました。年間トータルするとこれまでに2710人の仲間を新たに迎え、全体で約130のあらたな班がつくられています。新しい仲間のみなさんを、心から歓迎します。

同時に、この到達に満足するわけにはいきません。青年の要求や模索を考えたとき、それにこたえる民青同盟の班が、現状ではまだあまりに少なすぎます。青年が働き、学び、生活する場で活動し、青年に希望をひろげる民青同盟の班を、本当に全国津々浦々につくっていくことがもとめられています。

この間の活動で特徴的なことは、28大会以来重視してきた、要求実現の先頭に民青同盟がたってとりくむこと、青年の関心や模索にこたえる学ぶ活動をおおいにひろげることなどをつうじて、民青同盟の魅力を輝かせ、同盟員が自分たちの活動に自信をもつことが、同盟拡大で前進していく大きな力になっているということです。同時に、要求実現運動や、魅力的な活動をやっていれば、自然に大きくなるわけではなく、組織的に前進するためには独自の意識的な努力が必要です。そうした努力を実らせ、同盟拡大と班づくりで大きな飛躍をつくっている組織が各地にうまれています。それらの組織に共通する努力の中身について、ここでは4点述べたいと思います。

第1に、同盟拡大と班づくりで前進することの意味を、みんなの腑におちるようにくり返し議論し、「民青同盟を大きくしてこそ自分たちの要求を実現できる」「班があればもっとこういうことができる」「加盟をよびかけてこそ相手の願いに真剣にこたえられる」「目標をやりきってこそ自分たちも成長し、新しい日本に近づくことができる」など、深くつかんでいるということです。たとえば、神奈川の川崎北部地域は、数年前までは年に10人ほどの拡大数でしたが、一昨年と昨年に25人をふやし、ことしは100人の目標をかかげて現在六十五人をふやしています。この地域では、地域協議会の会議でも班会議でも、くり返し、さまざまな角度から、拡大について議論してきました。有事法制反対パレードにとりくんだときには、「民青同盟を大きくしてこそストップできる」と話しあい、パレードに来た青年などによびかけて7人の仲間を迎えました。同盟員が奮闘し、賃上げをかちとったときには、「働く青年の現状はどの職場でも本当に深刻だけど、そこに班があれば職場はかえられる」と議論し、同盟員がいる職場で仲間をふやして班をつくるとりくみに力をこめ、ことし新たに2つの職場班を建設しました。一つひとつの要求実現運動に、本当に真剣にとりくんでいると同時に、同盟員をふやし、新しい班をつくることで、その要求を実現していくということがよく議論され、班にもうけとめられています。こうした努力は、他の前進をつくっている組織にも共通しています。

第2に、さまざまな運動でむすびついた青年に、気軽に真剣に加盟をよびかけているということです。ことし、100人の目標でこれまでに67人を迎えている立命館大学では、有事法制やイラク問題、日朝問題などに関する、机と看板を出しての学内宣伝、学生の関心にこたえる公開学習会に、年間つうじていっかんしてとりくみ、多くの学生とむすびつきをつくってきました。そしてむすびついた学生に気軽に、正面から加盟をよびかけ、一度で加盟に至らなくても班の企画に誘うなどして系統的に働きかけてきました。「国際関係のサークルをやっていて忙しい」とためらう人にも、「そういう活動をしているあなただからこそ、有事法制をストップさせる生き方にふみだしてほしい」とよびかけるなど、民青同盟に加盟することの意味を相手にもしっかり語って加盟をかちとっています。福井県委員会は、ギターサークルなど要求実現のとりくみでむすびついた青年たちといっしょに学んだりたたかったりしながら、青年たちの要求や模索によく耳を傾け、よくつかんで正面から加盟をよびかけ、着実に仲間に迎え入れています。以前は「日本共産党から紹介された青年以外には加盟をよびかけられない」という傾向もありましたが、いまでは「民青同盟に入っていっしょに学んでこそ、展望をもった生き方がつかめる」と確信をもち、壁をつくらずに加盟をよびかけられるようになり、今年は昨年の37人をこえる52人を迎え、目標の60人まであと8人にせまっています。

第3に、新しい班づくりの運動です。これを「都道府県委員会や地域協議会の仕事」とせず、班や同盟員自身が生きた目標にしている、ということです。「班の倍加」ということが単純な数の問題に受けとめられていたうちはなかなかエンジンがかからなかったけれども、「この職場のこういう実態は、班があればかえられる」「うちの学校のこういう校則をかえるために班をつくりたい」「この地域でもピースウォークなどにとりくんで、有事法制を廃案に追い込む力を大きくしたい」「民主市政を支えるために、市議ごとに班を」など、それぞれの職場・地域・学園の切実な要求がつかまれてここに班が必要だと班や同盟員自身が深く実感したときに、大きなエネルギーが発揮されました。大会にむかう運動のなかでとりくまれた「私たちの班づくり宣言」運動は、班づくりの必要性を生きた目標として、一つひとつの班、一人ひとりの同盟員が考え、決意するきっかけになったという意味で大事だったと思います。こうした議論を土台にすえながら、班をつくりたい職場・地域・学園にすでにあるむすびつきを出しあって、その青年たちの要求にこたえる運動に足をふみだしながら加盟を訴えること、地域全体が協力しあって、みんなで新しい班をささえていくことなどの努力をしたところで、班づくりがすすんでいます。

第4に、幹部が同盟拡大や班づくりの先頭にたち、実践で班を励ますこと、そして班を信頼して、仲間をふやす活動にたちあがることを正面からよびかけていることです。班がたちあがるまで、同盟拡大にとりくまないということも、あるいは「班にはふやす力がないから」と決めつけてしまって班には拡大を提起しないということも、どちらも正しくありません。すすんでいる組織では、幹部自身がよく討議し、疑問やためらいを解決して、率先して青年への加盟の働きかけの先頭にたっています。同時に、青年の関心や模索を班や同盟員とリアルに交流し、「その人には本当に民青同盟が求められているよね」「そこには班が絶対に必要だよね」などと話して、班員が同盟拡大に足をふみだして仲間を迎えるところまで、ねばりづよく援助しています。

今年、全国的には、昨年の年間拡大数は上回っていますが、大会現勢の回復まで数人を残し、大会当日を迎えるということになりました。大きな前進をつくり、新しい班を各地につくっていくためには、どの県、地域、班でも、数十人、百人といった規模で前進できるような組織に成長することがもとめられています。いま紹介した県、地域、班は、いずれも独自の努力をつらぬいて、すばらしい前進をつくっていますが、努力の中身は、要求実現や学ぶ活動で青年とむすびつくこと、同時に同盟拡大それ自身の日常的な努力を本当に大切にしていることという、オーソドックスなものです。ぜひ大会の討論でも、どうしたらそういう組織になれるのか、前進がつくれるのかを、おおいに討論し、学びあいたいと思います。

(2)班づくり、同盟拡大で大きな前進を

次に、30大会期の同盟拡大、班づくりの目標について述べたいと思います。

まず、新しい班づくりについてですが、やはり、願いにこたえる民青同盟の班がまだまだ少なすぎる現状を打開するため、「班の倍加」という目標に正面から挑んでいきたいと思います。すべての県、地域で、「倍加」という目標にふさわしく、どこに班をつくるのかという具体的な計画をもち、それを実現するための努力を一年間注ぎましょう。班でも、「私たちの班づくり計画」をもち、くり返しその意味を議論しながら、実現をみんなでめざしていきましょう。

同盟員拡大については、まず30大会期の前半期に大会現勢をいち早く回復すること、そして次期大会にむけ、明確な前進といえる新しい峰をきずいていくことをよびかけたいと思います。これも、それぞれの県、地域、班が、ふさわしい目標をもって、それにこだわりぬくことが大切です。

機関紙は、1年間で少なくとも29大会期に後退した分を取り戻し、前進に転じていくことを目標としたいと思います。機関紙は現在、前大会現勢から「民青新聞」で約2千部、「われら高校生」で約700部後退しています。これは、民青同盟と青年とのつながり、民青同盟と一人ひとりの同盟員とのつながりが、それだけ少なくなってしまっていることのあらわれであり、本当に胸の痛む事態です。青年に機関紙を読んでもらえば、相手の願いや模索にこたえられるし、民青同盟の魅力を定期的に伝えて仲間に迎え入れる条件を大きくひろげることができます。同盟員が機関紙を毎週きちんと読むことは、同盟員としての誇りをつかんで成長していくうえで、絶対に欠かせません。青年にひろげる点でも、加盟した同盟員に機関紙を読んでもらう点でも独自の努力をつよめ、毎月の前進にこだわるとともに、月に1度は見本紙を大量に活用して機関紙の集中的な拡大にとりくむなどの行動もおこなうことをよびかけます。

決議案では地区委員会の再建を提起していますが、すでにこれに本格的に挑戦している地域もうまれています。大阪・堺泉北協議会は、「堺に住み、働き、学ぶ一人ひとりの青年、学生の願いにこたえるために、地区委員会を再建しよう」と正面から議論してきました。そして、毎月の学習会や春、夏の学習合宿などで幹部の成長をはかるとともに、班への援助について日常的に相談しあってきました。日本共産党の地区委員会との定期的な相談や懇談をもつ努力もすすめてきました。こうしたとりくみをつうじ、30大会期中の再建を展望するところまできています。

班数や幹部の成長などの条件については、県ごと、地域ごとに違いもありますが、中央委員会としても都道府県委員会とよく相談しながら、地区委員会の再建にとりくんでいきたいと考えています。

(3)前半期、同盟拡大で「二つの挑戦」を

30大会期の同盟拡大、班づくりの目標を達成していくうえで、前半期のとりくみが大事になっています。ここでは、同盟拡大での「2つの挑戦」を提起したいと思います。

ひとつはいっせい地方選挙のなかで、同盟拡大の前進をかちとることです。民青同盟を大きくすることの意味を、選挙とむすびつけてくり返し議論し、選挙までに新しい仲間をふやして班をつくること、また、選挙本番では青年とともにたたかい、仲間に迎えていくことをつうじて、大きな前進をつくりましょう。

もうひとつは、学生・高校生の新歓運動を全同盟の力で成功させることです。新歓は、年間をつうじてもっとも多くの学生・高校生に民青同盟を気軽に知らせることのできる、大きな節目です。学生・高校生分野の前進は、民青同盟の未来、日本社会の明るい未来にも直結します。「新歓でこの学校に新たな班をつくる」「各学部の1年生を○人ずつ迎え入れ学部班の建設をめざす」など、明確な目標と計画をもってとりくみましょう。

新歓を成功させるためにも、学生班、高校生班での大会決定の討議、学習、具体化に特別の援助を注ぎましょう。班会議や合宿などでしっかり時間をとって要求を討議し、新歓の計画も含めた班活動プランをもちましょう。奨学金充実や平和の運動とともに、学ぶ活動を重視し、新入生の模索や関心にこたえる学習会やフィールドワークなどの計画を決めましょう。

また、新歓本番を迎える前から同盟拡大で前進し、新入生を迎える大きなあたたかい班を、それぞれの学園につくって新歓を迎えられるようにしましょう。高校生は、日本共産党や民主団体にも協力をお願いし、つながりをすべて名簿にして県や地域でしっかり体制をつくって働きかけましょう。

ことしの新歓はいっせい地方選挙と時期が重なりますが、学生班は何よりも新歓に全力をあげましょう。同時に、選挙そのものも、よく学び、学園のなかで宣伝・対話して、支持をひろげることを基本にし、そのなかで同盟拡大でも前進することを目指しましょう。都道府県委員会は、選挙のなかでも、高校生班への援助体制を絶対にくずさず、しっかりと確立しましょう。

五、班、地域協議会、県委員会の成長を

(1)班会議を軸に「班が主人公」の活動を

次に第3章の(2)です。民青同盟の魅力を青年のなかでおおいに発揮していくためにも、同盟拡大で前進し、班の倍加をなしとげていくためにも、「班が主人公」の活動が大事です。ここでは、班会議を軸に、班活動プランをもって活動する班をひろげていくことを、とくに重視してよびかけています。

現状でいえば、班会議を週1回開催できているのは2割台、班長不在班が3割にのぼり、班会議長期未開催も少なくありません。この解決に真剣にとりくむときです。

宮崎市地域班は、班会議の開催が困難になっていましたが、夏の財政活動にとりくむなかで、あらためて一人ひとりの班員の要求に目を向けました。すると「仕事が忙しく、飲みにいったり若い人と交流したりする時間もない」「サービス残業をしている」「夜遅くまで働かされ、身体をこわして入院した」などの実態が明らかになり、「やっぱり班会議をやることが大切だ」というみんなの思いが高まって、努力して班会議をおこなうようになりました。班会議を定例化してみると、「仕事はつらいけど悩みを何でもいいあえる場があってうれしい」と魅力も実感され、仕事をもつ同盟員も班会議がある日は早めに仕事をきりあげて参加するようになっています。熊本の天草地域班は、長期に班会議が未開催でしたが、新同盟員と転籍を迎えた歓迎会にみんなが集まり、班長や機関紙係、財政係などを決めたことが、班会議を定例化する力になりました。班の仲間の就職をみんなで祝うなど、人間的な交流も大事にするなかで、要求実現のとりくみや同盟拡大にも足をふみだす班に成長しています。

こうした努力をつよめつつ、現状では、本当に広範な地域に1つしか班がなかったり、集合班が圧倒的だったりするところからくる班会議の開催の困難さという問題があります。「仕事が終わってから1時間かけていかなければいけないと思ったら、やっぱりなかなか参加する気力がわいてこない」という声もあります。抜本的な事態の打開のためには、「班の倍加」に挑むことがどうしても必要です。こういう点からも、新しい班づくりに積極的にとりくんでいきましょう。

また、機関紙を、班でしっかり読み、学習やプランづくりなどにおおいに活用しましょう。

(2)財政を自分たちでささえよう

次に財政、機関紙の配達・集金活動についてです。ことしの2中委で、「自分たちの組織を自分たちで支えよう」と財政活動の強化がよびかけられて以来、努力がひろがってきています。しかし、到達はまだ同盟費の納入率が平月でだいたい15〜20%、機関紙も配達・集金の乱れから大きな減紙を生み出しており、ひきつづき努力がもとめられています。

夏以来の財政活動の一番の教訓は、班に正面から財政活動の意味を提起してこそ、同盟費の納入でも、機関紙の配達集金でも、募金でも前進できるということです。

もう一つの大事な教訓は、財政・機関紙の課題にねばりづよくとりくむことが大事だということです。夏のとりくみを受けて、県や地域協議会、班に機関紙や財政の担当者を配置したところ、係や責任者の会議をひらく努力をはじめたところがうまれています。「同盟費のはなし」や『機関紙活動の手引き』の学習をつうじ、この分野の活動の大切さがだんだん組織全体に浸透してきたところで、前進がはじまっています。

決議案がしめした方向で、この課題での前進をかちとれるよう、努力していきましょう。

(3)地域協議会の活動をつよめよう

次に、県委員会、地域協議会の活動の改善についてです。決議案では、県委員会や地域協議会の活動が前進している経験として、4つのことを述べています。

ここで強調したいのは、「すべての県が、少なくとも県庁所在地に地域協議会をつくりましょう」という提起です。この間、担当地域の近い県委員が集まり、学習や活動交流ができる場として地域協議会をつくることを強調してきました。実際にとりくんだところでは、幹部が成長し、同盟拡大や班づくりの面でも意欲がひろがっています。今後、「班の倍加」、地区委員会の再建にどの県でも挑戦していこうと思ったら、地域協議会の確立は欠かせません。ただ、県委員が配置できない地域もあり、全県的に確立するのは難しいところもあると思います。しかし、そういうところでも、まずその条件が一番大きい県庁所在地で始めようじゃないかというのが、この決議案の提起です。少なくともどの県も、県庁所在地には地域協議会があるという状況をつくる、そしてまずそこでの「班の倍加」に挑戦していく、そうしたとりくみが求められています。ぜひすべての都道府県がとりくんで、着実な前進を開始しましょう。

さいごに

決議案は最後に、共青創立80周年についてふれています。青年の利益をまもりぬいてたたかいぬくという点でも、社会進歩へのゆるがぬ確信をもって奮闘していくという点でも、この歴史は、私たちが今回の決議案でうちだす方針にもひきつがれています。時代はちがっても、民青同盟のこの原点をつらぬく決意と誇りが、ここにはしめされています。

みなさん。この歴史への誇りを胸に、今日もとめられる民青同盟の発展方向をみんなのものにして、大きな青年運動と民青同盟をつくるために、いっそう奮闘していこうではありませんか。

また、大会期間中も、全国各地で仲間が大きな民青同盟をつくるために奮闘しています。大会に参加している私たちも、ぜひ現地の仲間に大会の感動、熱気を伝え、心ひとつに同盟拡大でおおいに前進しましょう。大会が内容の面でも、また民青同盟を大きくし、日本中に班をつくって青年の希望になるという点でも、立派に成功して30大会期にふみだせるよう、ぜひ奮闘しようではありませんか。このことをよびかけて、大会への報告とします。


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大会決議案と中央委員会報告にもとづく討論の結語

2002年11日24日 民青同盟中央委員会

中央委員会を代表し、結語をおこないます。

まず最初に、昨夜も夜遅くまで、あるいはほとんど寝ずに発言を準備されたにもかかわらず、発言できなかった方がたくさんいらっしゃいます。みなさんが準備された原稿は、すべて文書発言としてあつかい、この大会の成功に立派に貢献されたものとして、大会決定集にお名前と発言テーマを紹介する措置をとりたいと思います。また、その内容は、中央委員会として、今後の活動にすべて生かしていきたいと思います。

3日間で45人が発言されました。どの発言も、決議案を歓迎し、深める立場からのものでした。まず、討論で深められた点を、3点に整理して述べたいと思います。

第1に、青年の実態との関係で、決議案の方向で民青同盟がおおいにたたかい、活動をひろげ、班と同盟員をふやすことが待たれているということです。

青年の実態がいかに大変であるかは、討論でもあらためてうきぼりになりました。親の経済状況がたいへんで、迷惑をかけないために明日にも大学をやめようと考えていた学生、38度の熱がありながらも誰にもいえずに働いていた看護師、夜11時、12時まで仕事をさせられ、眠れない、過労死するかもと不安に思っている青年、4カ月のうちに3回もリストラされた人、やりたいことが見つからない、学校にいく意味があるのかと、はりあいのない日々を送っている高校生…。そういう青年たちに、みんなで要求を実現しようとよびかける民青同盟、いっしょに展望を学んで成長しようとよびかける民青同盟は、いま本当に輝いています。

同時に、今回の討論の大きな特徴でもあったのは、発言した代議員、評議員のみなさん自身が、いま苦しんでいる青年と同じような体験をしていた時期があった、あるいはまさにいまも苦しんでいる、ということが率直に語られたことでした。他人が信じられず、殻にとじこもり、その苦しさを毎日ケンカをすることでまぎらせようとしていた人、自分自身高校にいく意味がわからず、そんな自分をかえられずに悶々としていた人、おかしいことをおかしいと上司にいったために職場をやめざるをえず、生きる意味を見失っていた人もいました。しかし、みんなそのなかで民青同盟と出会い、一人じゃないと知り、学んで展望をつかみ、生きる希望を見つけて成長してきた。そういう、自分のこれまでの同盟員としての人生をふりかえり、民青同盟で得たものがいかに大きかったかがおおいに交流されました。今回の決議案は、そのように、私たち自身が民青同盟で得てきたものを、日本中すべての青年に、たたかいや学ぶ活動をとおして、また新しい班づくりをとおして、ひろげていこうという提起です。この大切さを、青年がいま深刻な状況のもとで待っているということと同時に、自分たち自身の体験ともむすびつけて代議員、評議員がつかんだということが、たいへん大事だったと思います。

第2に、そういう青年の実態の深刻さも反映して、民青同盟の活動には、もちろん楽しいことも喜びもたくさんあるけれども、いろんな苦労もあるということが生々しく語られました。働く条件が厳しく、会議は夜遅くからしかできないという話、同盟員自身が生きる希望を見失いそうになっている話、友だちに民青同盟のことを話してみたけどなかなか理解してもらえない、そもそも足をふみだす勇気がどうしてももてなくて落ち込んでしまう、などの声も率直に出されました。しかし、そういうことをのりこえていく力も自分たちにはある、そういう方針を自分たちはいま手にしているということが確認されたのが、今回の大会だったのではないでしょうか。

日本共産党の市田書記局長は、初日のあいさつで、「時間はかかっても真理は必ず多数になる。我々の苦労は、実る苦労だ」ということをいわれました。それは、いろんな苦労をのりこえながら民青同盟を大きくするためにがんばっている、代議員、評議員のみなさんの発言とも重なり、私たち大会参加者の胸に深くしみとおったと思います。「励まされた」「元気が出た」「大会にきてよかった」ということが、夜、宿舎でもたくさん交流されたようですが、これからみなさんが自分の班や地域、県に戻り、仲間といっしょに、大会決定、報告、討論を学べば、その思いはきっと全国にひろがり、仲間に励ましを与えていくにちがいないと思います。大会決定の徹底に真剣にとりくむことの大切さも、明らかになったのではないでしょうか。

第3に、まだ一歩ですが、班づくりと同盟拡大で私たちは前進できるし、それが求められていることがうきぼりになったことです。全国の奮闘で、前大会現勢を回復することができました。また、1年間のうちに、150をこえる新しい班がつくられました。そしてこの1年の実践をつうじて、さらにここに班をつくりたいという目標が具体的になっているところは、大会中の討論のなかでもかなり決意が交流されましたし、全国にもそういう思いの仲間がたくさんいますので、おそらく数百の規模であるのではないかと思います。そして、県、地域、大学ごとには、着実に年間の拡大数を2倍、3倍にしてきたところもうまれています。ここに、前進できる条件があることがしめされています。

同時に、このなかで、とくに新しい班づくりの必要性があらためてうきぼりになりました。学生集合班にいる大会代議員の方は、「学校と民青同盟がまったく別物になっていた」けれども、青年の模索にこたえようという決議案の提起をうけて、あらためてそのことに矛盾を感じ、ものすごい葛藤もありながら、友だち5人に民青同盟を紹介して1人を迎え入れた経験を語りました。彼女は、自分自身が音楽の道で食べていけるのか、将来になかなか展望が見えないと語っていました。確かに、そういう具体的な願いにこたえるには、そこにその願いにこたえる民青同盟の活動があることが必要です。そしてそれにとりくむには、やはり集合班ではなく、そこに班があることが必要です。ほかにも、「頭髪検査で100人が帰らされるような、おかしな校則をぜったいにかえたい」「住民のために働きたいという初心の生かせる職場をめざしたい」と決意し、班づくりに足をふみだした経験が報告されました。班をつくるのは、たんに同盟員がそこに3人いればいいという形式的な話ではなく、多くの青年がいろんな苦しみをかかえ、また同盟員自身もいちばん悩みも模索もかかえている場所に、民青同盟の活動を根づかせていくことなんだ、苦しんでいる青年に民青同盟が見えるようにしていくことなんだ、ということが、実感される討論だったのではないでしょうか。

こうした討論もうけて、あらためて決議案にしめされた方針を全面実践していくことの大切さが、明らかになったのではないかと思います。

つづいて、実践していくうえでとくに強調したい点について、4点述べたいと思います。

第1に、これだけ青年の実態の深刻さが明らかになり、またその大もとにある自民党政治が青年の要求とは絶対に相容れないということが明らかになっただけに、それを絶対にかえるんだという決意をもって、大きなたたかいをおこそうじゃないかということです。平和、雇用、奨学金、そして選挙のとりくみなど、具体的な方針は、決議案と報告で提起されています。病院職員の連名アピールや、高校生の平和のとりくみ、校則をかえる決意、学校では学べないことが学べる「民青高校」、働く青年サポート委員会、選挙では兵庫の「あまがえる」、長野の脱ダムパレードやメールも生かした対話のとりくみなど、たくさんのアイデアも紹介されました。実態の深刻さがあるのですから、要求をかかげてうって出れば、こたえてくれる青年は必ずいます。要求を本気で実現する立場で、数千人、数万人の青年に働きかけるような大きな運動を、民青同盟が先頭にたってまきおこしていこうではありませんか。

第2に、青年の関心と模索にこたえる新しい運動を日常的にひろげていこうということです。大会では、この運動の実践例も豊かに交流されました。東京のW大学からは、各学部、学科の関心にこたえるさまざまな企画を年間つうじてやってきたことが魅力的にうつり、多くの新入生を仲間に迎えたことが報告されました。ほかにも、「アートクリエイツピースというサークルで、自分の専門である美術と平和のつながりを考えている」「大学をこえた新歓実行委員会の活動をつうじて、民青同盟が自分にとって面白く大切な場になった」「おもしろ学問研究会というサークルをつくって関心のあるテーマでの学習会やシンポジウムにとりくみ、すぐにこたえられない問題は班会議に持ち帰って学び、またサークルにその成果を返すことで、サークルの仲間から『師匠』と呼ばれた」「高校生の願いにこたえる勉強会や講座に、年間つうじていっかんしてとりくんできた」など、たくさんの発言がありました。この分野での活動は、この1年間や大会決議案発表後の努力のなかで、明らかに前進してきていると思います。これを、本当に全班、全地域の日常的な運動にしていき、未来への展望や生きる希望をつかむ青年を、たくさんうみだしていきましょう。

同時に、そうした展望をひろげていくためにも、同盟員自身がよく学び、「科学の目」をつかむことが求められています。昨日の夜の宿舎での感想交流で、ある高校生評議員の方は、「自分はまだ『科学の目』ってよくわからない。でも、それがキーワードだということがわかった」と言われていたそうです。そこにカギがあるということが、私たちみんなの実感にもなったのではないでしょうか。大会決議案や報告でも強調されている同盟内の学習を、つよめていこうではありませんか。

第3に、新しい班づくりに、ぜひとも挑戦していこうということです。これは決して何の苦労もなくできることではありません。班をつくるためには、自分が生活している場所で、日ごろ、いっしょに学んだり、働いたりしている青年に、自分が同盟員であることをいわなければいけない。発言でも、「最初は民青ということはいえなかった」という話もあったように、すごく勇気がいることだと思います。でも、討論で、その殻をやぶった人たちは、民青同盟に出会って自分が成長したという実感、「科学の目」をつかんで展望をもてたという感動を土台に、一歩ふみだして、その拡大という行為をつうじても同盟員として成長していました。そういう一歩がたくさんふみだされることが、多くの青年に希望をひろげることになる。まさに、自分の成長とまわりの人の幸せが一体となるのが、新しい班づくりだと思います。県や地域で、互いに励ましあいながら、この苦労の先にある喜びをみんなでつかんでいこうではありませんか。

そういう新しい班づくりをすすめるためにも、同盟員が働き、学び、生活する場で、要求実現のとりくみ、関心や模索にこたえる活動にとりくんでいきましょう。難しくせず、そこの青年に関心のある問題、切実な問題でうってでて、民青同盟が本当にみんなの願いや模索にこたえられる場所なんだということをしめしながら、仲間に迎え入れていきましょう。

第4に、同盟拡大の日常的な追求を本当に大事にしていこうということです。福井の代議員は、「魅力的な活動をやっていても、自然には大きくならない。班や県で、くり返し拡大について討議し、ピースライブなどでむすびついた青年たちに働きかけ、仲間に迎えてきた」と語りました。京都・R大学の代議員は、学費や就職難の問題で苦しむ学生に「科学の目」の力で解決の展望を知らせ、そうした悩みを根本から解決するために社会をかえる役割をもつ民青同盟を、全学生の1%の大きさに前進させるんだという目標にこだわり、節目標も決め、毎月こだわって仲間を迎えてきたこと、班から様々な疑問が出たときも、それにこたえる議論を徹底しておこなったことを紹介しました。前進をきずいた組織に共通していたこうした努力、同盟拡大への真剣な思いに学び、全国でこの方向で活動をつよめていこうではありませんか。

なお、この大会期間中も、代議員、評議員のみなさんの奮闘と現地の仲間の奮闘によって同盟拡大での奮闘がおこなわれ、期間中に新たにちょうど100人の仲間を迎え、2万2千の峰を突破して前進するなかで大会を終えることができました。みずからの決めた目標に真剣に挑戦しぬいたみなさんのがんばり、また勇気をもって一歩をふみだした仲間たちのがんばりに、心から敬意を表したいと思います。

さいごになりますが、いま青年は、そして、青年を苦しめる自民党政治がゆきづまるなかで、日本の歴史そのものが、民青同盟の前進をもとめています。大会決定に常に立ち返り、地に足をつけ、青年とともに前進、成長していこうではありませんか。

以上をもって、結語とします。


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