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日本民主青年同盟
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第31回大会期


第3回中央委員会への中央常任委員会の報告(大要)

2004年10月20日

はじめに

参議院選挙の奮闘に心から敬意を表します。

3中委決議案は、二大政党づくりが青年に何をもたらすのか、これを打ち破れる展望がどこにあるのかを全班と全同盟員がつかむことに最大の眼目があります。そのために、3中委決議案と綱領の学習をはじめ、政治を変える展望、未来社会への展望をつかむ学習運動にすべての班と同盟員がとりくむことに本気で挑戦することが決議案の第1の中心点です。

第2の中心点は、青年の要求実現と希望ある未来をきりひらくために、二大政党づくりをうちやぶるたたかいを青年・学生のなかで大きくひろげていくとともに、打開の展望を広げる民青同盟をいまこそ大きくすることに力を注ぐことです。具体的な運動や組織建設の課題で力を注ぐべき問題――雇用と憲法の要求をはじめ「青年の要求あるところ民青同盟あり」といえる活動、学生・高校生分野の活動強化、同盟拡大と地区委員会の再建などについての方針を明らかにしています。

1.二大政党づくりを打ち破り、青年の願いがかなう政治への扉をひらこう

(1)参議院選挙――青年の要求と投票行動から学ぶこと

まず、第1の中心点である、二大政党づくりの動きをどうとらえ、これをうちやぶっていく展望がどこにあるのかについて述べたいと思います。

決議案では、まず、参議院選挙から私たちが今後に生かすべき教訓がどこにあるのかという問題をのべています。

私たちは、青年の切実な要求実現のために、日本共産党の議席を前進させようと奮闘しました。選挙戦のなかで、たくさんの青年から切実な要求がよせられ、私たちの訴えに共感がひろがったことは、何よりの確信です。同時に、決議案は、今後に生かすべき教訓として、選挙戦から、要求の対話にとどめず、日本共産党の議席の値打ちを学び知らせる活動と、広範な青年に政治を変える道を知らせることのできる大きな民青同盟をつくる活動に、本格的に挑んでいくことをよびかけています。

これは、「党の値打ちが語れなかった」とか、「民青が小さい」という結論だけをわかってもらえればいいという問題ではありません。

青年の要求実現をめざして一生懸命に選挙にがんばった、そして政策では共感も得ることができた、でも、実際の投票では、二大政党キャンペーンのもとで、日本共産党の投票に結びつけることができませんでした。そうした経験から、選挙で勝利をしようと思ったら、やはり、要求での対話にとどめずに、要求を実現し、悪政をくいとめる政治を根本からかえるという目線で、日本共産党の議席のもつ値打ちを学んで青年に知らせていくことが必要なんだ、このことをとらえて、これからの活動の前進の力にすることが大切です。

そのために、決議案は、要求実現にとって、また平和や憲法の問題から、そして、自民党政治を大もとから転換していくために、日本共産党の議席がかけがえのない値打ちをもっているし、この議席を増やすことが、一番の近道なんだということをわかりやすく明らかにしています。値打ちが語れなかったからだめだ≠ニいうことがわかればいいということではなく、こんなに値打ちがあるんだから、これを学んで語っていけば、二大政党ではなく、日本共産党の支持を得ることができる、そうすれば新しい政治へと転換することができるというように、前向きにつかんでほしいと思います。

また、二大政党づくりのもとで、青年が深刻な状況に置かれ、現状の打開を強く求めているもとで、その苦しみに心をよせ、政治をかえる道筋を学んで、知らせることができる民青同盟の役割がますます大きくなっています。そうしたときだからこそ、もっと大きな組織をつくり、青年と深く結びついていけば、二大政党づくりを打ち破れる、そうした展望をきりひらく課題として、大きな民青同盟をつくる課題に本気で挑戦しようということをつかんでほしいと思います。

決議案の2つの教訓は、何としても青年の切実な要求を実現したい、そのために自民党政治を変えたいと日々がんばっている同盟員の思いにこたえるために、私たちが、今後の活動に生かすべき教訓です。ぜひ、この二つの教訓を前向きに受け止め、これからの活動に生かしていきたいと思います。

(2)青年を苦しめ、世界の平和の流れに逆行――二大政党づくりは打ち破れる

[1]二大政党づくりが青年になにをもたらし、これとどう立ちむかっていくのかを明らかにすることが、3中委の最大のテーマ

こうした参院選の教訓に立って、私たちが、量質ともに、二大政党を打ち破っていく力をつけていこうと考えたときに、二大政党づくりが青年になにをもたらし、これをうち破っていく展望はどこにあるのか、私たちがこれとどう立ちむかっていくのかを明らかにすることが、3中委の最大のテーマです。

このことは、あれこれの問題の一つに解消できない、青年運動と民青同盟の発展にとって決定的な問題です。一部に、「選挙結果や二大政党について議論すると重くなる。要求はあふれているんだから、青年にうってでることが大事ではないか」とか、「民青同盟が要求をかかげてたたかい、共感が寄せられたことを確信にしてがんばろうとなっていたのに、選挙結果を学んだら暗くなってしまった。民青はもっと要求運動をやって、そのなかで二大政党について学べばいいのでは」などの受け止めもだされています。

もちろん、選挙で、要求・政策では日本共産党への共感がひろがったことは最初にも述べたとおり、私たちの確信です。しかし、「二大政党づくり」の強い流れの中で、政策への共感がひろがっても、日本共産党の支持には結びつかなかったという参院選の結果をみれば、この二大政党づくりを打ち破ることなしには、政治をかえる展望を切り開くことはできない、青年の願いにこたえられる政治を実現することができないことは明らかです。私たちは、このことを正面から受け止め、二大政党を打ち破る展望と方針を明らかにしよう、そういう思いで、この3中委を準備しました。

[2]二大政党づくりは、青年に現状への失望とあきらめをもたらすもの

3中委決議では、二大政党づくりが、自民党政治の危機と行き詰まりがすすんできたもとで、「財界が主役」「アメリカいいなり」の政治という同じ土俵の上での競い合いによって、自民党政治を延命させ、「悪政に苦しむ国民、青年の声と、『国民が主人公』の政治をめざす日本共産党を国会からしめだす」ものであるという本質をわかやすく解明しています。

報告で強調したいのは、この二大政党づくりの動きが、青年に、政治は変わらないという失望と、現状へのあきらめをもたらすものだということです。青年が本当に要求を実現しよう、願いをかなえようと運動をすすめていても、二大政党制となれば、自民党か民主党のどちらかを選ばざるをえません。これを打ち破る展望がつかめなければ、選挙のたびに、結局、「政治は変わらない」という思いをそのままにすることになり、青年が「いくら声をあげても変わらないんじゃないか」と、失望感やあきらめにおちいってしまいます。同盟員のなかにも、「あんなにがんばったのに勝てないのなら、もう変わらないんじゃないか」とか、なにかもやもやしてスッキリしない思いをかかえている仲間もいると思います。二大政党づくりによって、青年が政治をかえる展望を見失ったままでは、仕事がない現実やノルマや競争に追いたてられる生活を「どうしようもない」とあきらめてしまい、「社会に必要とされていない」「能力がない」と自分を責め、おいつめられてしまいかねません。このように、二大政党づくりは、青年の声を国会からしめだすものなのです。

[3]「政治はかえられる」――青年に希望をひろげる民青同盟の役割がもとめられている

こうした青年に、青年の苦しみの根源がどこにあり、どうすればかえられるのか、「あきらめなくていいんだ、政治も社会も変えられるんだ。いっしょに変えていこう」と希望をひろげることが、いま私たち民青同盟に求められているのではないか。実は、ここが、いま民青同盟の真価の発揮のしどころだと思うのです。

決議案では、憲法改悪と消費税増税という二大悪政のおしつけをはじめ、二大政党づくりの動きが青年の生活と平和の願いとの矛盾が深めざるを得ないことをリアルにしめし、これに対して、青年の運動を大きく発展させ、政治を変える展望をひろげれば、二大政党づくりをうち破ることができる展望を明らかにしています。さらに、日米軍事同盟を最優先する二大政党が、世界の平和と「国民が主人公」の国づくりをすすめる進歩の流れに逆行するものであり、私たちの目ざす方向こそ、世界の大きな流れに合致していることを紹介し、私たちの運動にこそ、大局的な展望があることを明らかにしています。

どんなときにも、「政治は変えられる、社会は変わるんだ」という展望をつかみ、青年の運動を励ましてきたのが民青同盟です。雇用の運動では、「仕事のないのは自分の責任」「不況だから仕方ない」という青年に、「人間をモノのように扱う大企業とそれを応援する政府に責任がある。政治を変えて雇用を増やそう」とよびかけ、展望をひろげてきました。イラク戦争反対の運動でも、戦争が始まり、「平和運動は無力なのか、どうせ戦争はなくせない」という思いに、世界の平和の流れを明らかにして、「我々のたたかいにこそ、歴史と世界の願いの本流がある」ことをとしめし、平和な世界への展望をしめす役割を果たしてきました。

いま、青年の声を国会からしめだし、悪政をおしつけようとする二大政党づくりのもとで、政治を変える展望をひろげられる民青同盟の役割が、これまでにもまして、いっそう強く大きくなっているのではないでしょうか。

(3)「政治は変わるし、変えられる」――展望を大いに学び、青年と語り合おう

それだけに、この決議の中身をしっかりと学び、同盟員が「政治を変える」展望をつかんで、青年に希望をひろげるかけがえのない役割を発揮することがもとめられています。決議の1章を、地域協議会でも繰り返し学んで議論する、そして同盟員に読んでもらい、政治をかえる展望をつかみ、青年に希望をひろげる力をつけることに挑んでほしいと思います。

そのことを出発点に、日本共産党綱領、民青同盟大会決定、不破議長の講演を学ぶ活動を同盟活動のなかで太くつらぬくことを重視してほしいと思います。

2.切実な要求をかかげ、青年といっしょに運動をひろげよう

(1)青年の要求のあるところ民青同盟あり

次に2章です。

「ハードな仕事とストレスで7キロもやせてしまい、体調を崩して仕事をやめた」「米軍ヘリが大学内に墜落し、いつかこんなことがおこるんじゃないかと不安に思っていた。どこに基地を移転しても危険はかわらならい」「どこでも勝ち組になるためにおいたてられ、こんな競争社会で本当にいいんだろうか」など、自民党政治によって苦しめられる青年の実態は、二大政党による悪政の競いあいによって、ますます深刻になり、要求は切実さをましていくことはまちがいありません。こうした青年の悩みと苦しみに心を寄せ、いまこそ私たち民青同盟が、「青年の要求あるところ民青同盟あり」といえる活動を、職場・地域・学園の草の根から広げていくときではないでしょうか。

 決議案の2章は、青年の声や運動のスローガンをリアルにしめし、私たちの運動が青年みんなの願いにこたえる運動であり、どこでも民青同盟が青年といっしょに運動をひろげることが求められていることが実感できるようにかかれています。

 自分たちのまわりの青年・学生の実態や要求をだしあうことからはじめ、雇用や平和、学費など国の政治に関わる問題でも、青年の身近な問題でも、青年との交流と対話をすすめ、いっしょに運動をすすめることを呼びかけます。

(2)「青年に仕事を」――政治と社会を動かす運動を

青年の雇用、就職をめぐる問題では、「100社近く試験をうけても就職先がきまらず、自分には能力がないんだと精神的に疲れて実家に帰った」「週60時間以上の残業。胃かいようになっても残業をする人もいる。人間らしくはたらきたい」など、切実な実態がどこでも寄せられています。

こうした願いにこたえようと、この1年間、運動があらたなひろがりをみせています。神奈川で300人で青年大集会を成功させたことをはじめ、青年に仕事をパレードやシンポジウムなどが各地でとりくまれています。

「若者に仕事を」の地方議会の意見書は、昨年の22から52自治体へと前進しています(民青同盟調査)。宮城県では、民青同盟の要請行動を力に8つの自治体で意見書が採択され、県議会で若年雇用対策の特別委員会が設置されるなど、東京で「請負・派遣ネット」が結成されたり、徳島でトヨタの下請け企業で請負の青年が労働組合(光洋シーリングテクノ)をつくったり、広島や山梨で青年ユニオンが結成されるなど、運動があらたなひろがりをみせています。

私たちの運動が青年のなかであらたなひろがりをつくりだし、社会に大きなインパクトをあたえ、政治と社会を動かす力になっていることは間違いありません。同時に、「青年に仕事を」の運動は、正規・非正規の労働者、失業中で職を求めている青年、これから社会に出て行く学生・高校生にとっても切実な要求であり、さらに大きな運動をひろげ、なんとしても、青年の現状を打開することがもとめられています。

中央委員会は、このたたかいの大きな発展の転機として、12月12日(日)に、労働組合や学生自治会と協力して、「若者に仕事を」「人間らしく働きたい」全国青年大集会にとりくむことを決めました。

今年の集会は、昨年の集会の第2回目という事にとどまらない意義を持っています。それは、昨年の総選挙以降、本格的にすすめられた二大政党づくりによる悪政の競い合いによって、裁量労働の拡大や請負や派遣など、いっそうの未権利と不安定な雇用実態が青年に押しつけられようとしているもとで、これをうち破る青年のたたかいと青年のネットワークをひろげる結節点となる集会だということです。全労連青年部は、今回はじめて実行委員会に参加し、春闘に向けたとりくみの節としてこの集会を位置づける方針です。また、集会には日本共産党の志位委員長があいさつにくることも決まりました。10月29日の運動の交流と集会の内容を練り上げる交流会には、市田書記局長が国会の情勢報告をかねたあいさつに来ていただける予定です。12月13日には国会要請行動も行います。

この集会を二大政党づくりをうち破り、「青年に仕事を」の願いを実現する青年のたたかいの一大結節点としてとりくみ、昨年の1000人を上回る規模で集会を成功させることを目標に、首都圏や近県はもちろん、全国から代表を送り、集会を成功させることをよびかけます。

この集会成功にむけて、草の根からの運動を大きくひろげていくために、11月13日から23日に「青年に仕事を」全国集中行動にとりくむことをよびかます。「毎月労働相談・雇用署名宣伝」(東京大田地域協議会)、「省庁行動にむけて、青年の深刻な実態を黒書にまとめる」(京都)、「請負・派遣で働く人のつどい」(東京・請負・派遣ネット)などの経験にも学び、10万にせまった雇用署名を集めることを柱に、地域協議会、地区委員会、班で、解決の展望を学び、宣伝行動・労働相談にとりくみます。アンケートなどで実態をよく交流し、つかんだ実態は黒書にまとめるなどして国会要請行動にもちよる、また、「就職できるか不安」という現状に直面している学生、職場の人に雇用署名に協力してもらいながら、今度はその人がまわりから署名を集めてくるような、署名を集める人をひろげるとりくみをよびかけます。

(3)憲法を学び、九条改悪反対の多彩な行動のネットワークを

イラク戦争反対のたたかいにしめされているように、国連憲章の平和のルールを尊重し、“戦争のない世界をつくろう”が世界の大きな流れです。さらにアメリカのイラク戦争の「根拠」も完全にくずれさりました。「戦争はしない」「武器をもたない」と決めた憲法九条は戦争のない世界をめざしたものとして人類共通の宝であり、九条を守るたたかいは、平和の流れにそった運動であり、人類の未来をきりひらくたたかいでもあります。

 平和を願う青年の強い思いこそ、憲法九条の改悪を許さない何よりの力です。平和の願いを九条の改悪を許さない運動にひろげていくために重視したいことは、青年といっしょに「憲法を学ぶ」運動を無数にひろげることです。青年のなかに「憲法はアメリカからおしつけられたのでは」「自衛隊が国際貢献できるように、憲法をかえたほうがいいのでは」「戦争のない世界はどうやってつくることができるのか」などの疑問もあります。昨年7月、国連で開かれた小型武器規制会合の議長になったのは、日本の国連軍縮代表部大使だった猪口邦子氏。世界で1年間に50万人(8割は女性と子ども)の命を奪う自動小銃など小型武器の規制へ、国連は日本に重要な役割を与えてきました。それは、日本が憲法九条の具体化として、外国への武器輸出を原則的に禁止する政策を堅持してきたからです。猪口氏は今年5月国会で、九条は「世界で特別の評価」を得ていると証言しています。平和のためになにかしたいと願う多くの青年に、その思いをいかせる道が憲法九条にあるといういうことを知らせることこそ、改憲策動を許さない大きな力になります。

また、プロ野球選手会のストライキなどでたたかったのも、憲法に労働者の権利が明記されているからです。憲法は平和も暮らしでも、いまでも輝いています。

学んだことを力に、「9の日」宣伝やマンガビラを使った宣伝にとりくみことをよびかけます。

(4)何でも語り合い、成長を励ましあえる魅力ある活動を青年とともに

学校でも職場でも、人間として大切にされず、競争競争においたてられ、青年がバラバラにされ、傷つけられているなかで、班は青年にとっての居場所・よりどころ≠ニして、かけがえのない魅力を発揮しています。

ある職場の班では、上司から名前でなく「バカ」とよばれる、少しでもミスをしたらめちゃくちゃにせめられ自殺をした青年もいるなかで、青年の悩みを聞き、不満を取り上げてがんばる民青同盟員の姿に、青年から信頼が寄せられています。ある地域班の同盟員は、アルバイト先で罵声をあびせられ、精神病になり、ひきこもりになってしまいました。そのことを知った班の仲間は、「班がもっと身近な存在にならないといけない」と話し合って、すぐに訪問をして悩みを聞き、いっしょに店長にかけあったりもしているそうです。「自分が否定されるのがこわくて、中学校の時からずっと引きこもっていた」青年は、「民青の人が自分の悩んでいることを真剣に聞いてくれ、悩みが自分だけでないこと、社会に原因があることがわかり、自分で自分を認めることができた」と話しています。

福井でボランティアに参加した高校生は、「はじめは力仕事はつらいし、もうやめたいと思った。でも『助かるわ』っていってもらったのがうれしくて、がんばれた」「感謝してもらうことで、自分の存在価値を感じた」など仲間とともにボランティアなどにとりくみ、自分の成長を実感しています。

いま、民青同盟が、そこにいれば安心できる「居場所」になるとともに、同じように悩んでいる青年に心を寄せ、どんな悩みにも相談できる「よりどころ」となっています。そして、あたたかい仲間とともに、自分自身を苦しめ、おいつめる社会と向き合い、成長できる頼りになる存在になっています。

民青同盟が、単なる居場所にとどまらず、見出しにあるように「何でも語り合い、成長を励ましあえる」――そんな青年のよりどころとなる活動に積極的にとりくんでいきたいと思います。

3.学園での同盟活動の発展に大きな力をそそごう

決議案の3章は、学生分野でのとりくみをとくにつよめることをよびかけています。学生が学び成長することはそもそも学生自身の願いであり、社会と政治がどう位置づけるか、どうあつかうかは、日本社会の未来にとっても重大な問題です。しかし、学生の願いが踏みにじられる現実があります。こうしたなかで、いま、民青同盟が学園での活動を強化することが求められています。

(1)勉学条件の改善へ、要求の実現をめざそう

決議案では、学生分野で重視する活動として、第1に学生の切実な要求にこたえるとりくみについて述べています。

学生の高学費の負担は限界に達しています。みなさんも、この間のとりくみのなかで、学生や学生同盟員の悲痛な声に胸を痛めたことがあるのではないでしょうか。参議院選挙では、「学費を捻出するために、バイトを3つかけもちし、もやし1袋を3回に分けて食べている」「学費と生活費をかせぐために1日中バイト漬けの生活をおくっていたら、体をこわしてしまった」などの声が各地で噴き出しました。こうした声に心をよせ、日本の学費は世界一高く、ヨーロッパではほとんどが無料であること、日本でも税金の使い方をかえれば学費は値下げできるという民青同盟の主張には、「なんとしても実現してほしい」「みなさんにはがんばってほしい」と共感がひろがりました。

小泉内閣の国公立大学の法人化による大学「改革」によって、学部別授業料の導入と学費のいっそうの値上げに道をひらく危険性がたかまり、勉学生活条件のきりすてがはじまっています。05年度には92億円もの大学予算が削減されようとしています。その後も毎年90億円ずつ減らされ、5年後には最大で450億円の削減となります。規模の小さい国公立大学でいえば10校分への交付額に匹敵するもので、存立があやぶまれる大学がうまれています。

こうした大学予算の削減のなかで、これ以上の学費負担や勉学条件の切り捨てをゆるせば、学び成長し、社会の役に立ちたい学生の願いが踏みにじられてしまいます。いまこそ、学生の願いにこたえ、声をあげる学生班の活動が、どこの大学でももとめられているのではないでしょうか。

学生の負担の限界をこえた学費負担、勉学条件の悪化にたいして、独自の学費据え置きや大学独自の学生支援制度がつくられたり、「民青新聞」で紹介したように、大阪府立大学では、グラウンドの売却計画をしった体育会の学生たちが立ち上がり、2週間で2000筆の署名をあつめ、大学当局の計画をストップさせる経験もうまれています。

大学の構成員として、学生の声をあつめ総意を代表して学生の要求を実現し、「よりよい大学」づくりをすすめるためにも、また、学生の実態を社会に告発・アピールし、行政や政府にはたらきかけて、学費値上げを許さず、大学予算の抜本的増額をかちとっていくためにも、学生自治会の役割も重要になっています。

自治会のあるところでは、学生班が要求にもとづいて懇談をすすめたり、自治会活動に積極的に参加しましょう。また、学生自治会の再建・結成をすすめるために、学費署名やアンケート・一言カードで学生の声を集め、大学や行政、政府に学生の声を届ける活動にとりくみます。

(2)学ぶ要求、生き方と進路・就職の要求にこたえ、社会に役立つ生き方を

もうひとつ重視すべきとりくみとして、学生の知的関心や将来への模索、人間関係の悩みにこたえる学習と交流が、学生のなかで強くもとめられています。いま多くの学生は「環境破壊はすすんで地球がどうなっていくか不安」「戦争のない21世紀はどうしたらいいのか」「就職が不安でしかたがない」など、激動する情勢や“勝ち組・負け組”を競わされているなかで、関心や模索をつよめています。こうした関心や模索にたいして、綱領や科学的社会主義を学ぶ民青同盟が、解決の展望や前向きな生き方をしめす魅力を発揮することがもとめられているのではないでしょうか。

東海地方の大学班では、新歓期から平和や環境問題などを自分たちで調べて発表しあう学習会に取り組んできました。8月には医学部や教育学部で学ぶ同盟員が、それぞれの専門学問の立場から環境問題をとりあげ、発表しあい、参加した1年生同盟員の友人が加盟しています。立命館大学では、大学教授を招いて「学習する意味とは」「どういう生き方をするか」などをテーマに学習活動にとりくんでいます。学生のなかにある、「どうやって学んでいけばいいのか」「人間関係をどうすればつくれるのか」という悩みにこたえるとりくみとして成功しています。

こうした経験に学んで、全国の学園で「大いに学び、社会に役立つ生き方つかめる充実した学生生活」をひろげる民青同盟の魅力を大いに発揮していきたいと思います。

また、「就職」への不安は年々つよくなっており、この悩みに学生班がこたえることは非常に大切です。入学したときから就職への不安をかかえ、学年が進むにつれて、「勝ち組・負け組」と追いつめられていく、就職活動をめぐる学生の実態は、かつてなかった深刻な事態となっています。

関西大学班は就職活動中の班員どうしで就職活動の苦労を交流したことをきっかけに、「働くってどういうこと」という企画をおこないました。学内で対話をすると、「社会人の友達の話を聞くと、大変そうで不安」「やりたいことが決まっていない」などの声がきかれ、アパートに配布したビラを見た卒業生からは、「就職ができず写真屋でアルバイトをしながら就職活動をしている」という切実なメールがよせられました。企画では就職難が政治によってつくられたものであること、仕事をするなかでやりがいを発見していくことなど、講師の話に勇気付けられ、参加した同盟員の友人が加盟しています。この班では、就職がたいへんな現実と政治の関わりをつかんだ4年生を中心に、初めての学内かえるネット宣伝にもとりくみ、対話・支持拡大に奮闘しました。「就職」問題に民青同盟が正面からとりくむことで、同盟員にもまわりの学生にもかけがえのない役割を発揮できるようになっているのです。

「就職」について考え、交流し、励ましあう活動を学生班でひろくとりくんでいきたいと思います。

(3)大学での活動発展と班づくりを、同盟全体の知恵と力で

学生分野で前進をかちとっていくうえで、まず中央委員会自身が、これまでの学生対策といえば、新歓期のときだけ方針を持つという現状を反省し、学生の実態を知り、学生班の現状をつかむことから努力をしてきました。学生班の「経験を聞く会」にとりくんだのは数年ぶりでしたが、学生生活の切実な要求とともに、大学でどう学ぶのかという問題や就職活動の悩みなどにこたえようと、さまざまな困難をのりこえながらがんばり、学生に希望をひろげている学生班の姿にふれることができました。また、先日の「民青新聞」では、大学の法人化のもとで、何が起こっているのか、学生がどういう思いで運動に参加しているのか、実際に静岡大学の「自治会を考える会」を取材し、仕送りがなく教科書を古紙回収の時にみつけてきた、学生の一割が学費の免除申請をしている、免除申請したが落ちてしまった会のメンバーなど、学生たちがしょうがないではすまされない′サ実のもとで声を上げている姿に出会い、こうした学生の実態になんとしてもこたえなくてはならないという思いを強めました。また、全国のどの大学に班があるのか、どれだけの大学に同盟員が通っているのかを調査し、700大学のうち約3割に班があり、同盟員が通っている大学は6割にのぼることがわかり、学生分野で運動をひろげていく重要な足がかりがあることもわかりました。

決議案の提起は、中央常任委員会自身の学生分野での本腰を入れたとりくみのなかでの第一歩としての提起です。そうしたことを都道府県・地区委員会、地域協議会でもうけとめてもらい、大学での民青同盟の活動を発展させる計画をもって、宣伝や署名、自治会との懇談、学生同盟員の交流・学習にとりくんでほしいと思います。

(4)すべての地域に高校班を――高校生の願いにこたえる豊かな活動を

高校生の援助をしっかりおこなうことは、高校生のあふれる思いや願いにこたえるうえで大事ということにとどまらず、日本社会の未来にとっても重要です。さらに、高校生班でしっかり学んだ仲間が、学生班や地域班、職場班を担って奮闘しているように、民青同盟の将来にとっても大事な活動です。

[1]高校生の平和のエネルギーにこたえ、憲法を守る運動を学校、地域から運動をひろげよう

実際の活動ですが、決議案では2つの角度から提起しています。1つは、学校や地域からおこっている平和のエネルギーをとらえて、運動をひろげようということです。京都の高校では、全校生徒からアンケートをあつめ、文化祭で発表したそうです。「『憲法九条を変えるべきでない』が多数だとわかった」というのがとりくんだ高校生の実感だそうです。他にも、「文化祭でよびかけた平和の人文字にみんな参加してくれた」(愛知)、「平和ゼミで定期的に宣伝をはじめた」(群馬)などひろがっています。

決議案ではこの思いにこたえる具体的なとりくみとして、平和と憲法について学び、思いをあつめてアピールしようとよびかけていますが、班や平和サークル、学校などでおおいにとりくんでいきましょう。

[2]高校生活の悩みや要求にこたえる活動をひろげてこそ、生きいきと活動を前進させることができる

2つは、高校生活の悩みや要求にこたえる活動を重視しようということです。ここでは東京の活動から学ぶことが大事です。東京では、平和運動で先頭にたってがんばってきた仲間からも「進路や学校の勉強で悩んでいる」「本音で話せる友だちがいない」などの声があることにこたえ、学習で展望をつかみながら元気に活動をすすめること、班会議を大事にして願いや思いにこたえていくことを重視してきました。

夏の合宿では事前に講師の方とも相談し、憲法九条や日本共産党の綱領路線などを学び討論するなかで「民青同盟として自信がもてた」などの感想もだされています。「プロジェクトX」という、いろんな職業の先輩から話をきくとりくみも、「将来の不安にこたえてもらい少し希望がもてた」など好評で、今では各地域にもひろがりはじめています。

[3]県・地区委員会、協議会などで高校生分野への方針を持とう

高校生分野の位置づけにふさわしく、県・地区委員会や地域協議会で援助を行うことが求められています。名古屋南部地区委員会は、高校生班はありませんでしたが、「高校生の不安にこたえよう」と勉強会にとりくむなど、5人の仲間をむかえ、高校生班を結成しています。なによりも大事なことは、それぞれの会議で高校生の思いや願い、高校生班の実態をだしあい、それにどうやってこたえていくのか、どうしたら魅力ある活動ができるのかを真剣に議論し、方針をもつことです。

高校生にも基本的には、3中委決議の方針の学習・討議をすすめます。特に1章については、二大政党の本質や民青同盟の魅力、世界の流れなどを、疑問などにもていねいにこたえ、しっかり学習することを重視します。なお、高校班が活動を具体化するために、簡単な文書とプラン用紙をおろしますので、班活動をすすめるうえで活用してほしいと思います。

4.地区委員会の再建をすすめ、同盟拡大と班活動の前進を

国民、青年の声と日本共産党をしめだす二大政党づくりは、支配層の側にとっては、長期的戦略であるだけに、若い世代のなかで、要求実現の運動を発展させ、政治を変える展望を学び、広げる力をもった民青同盟をつくることが決定的に重要です。決議案はそのことを強調し、同盟拡大と班づくり、そして、地区委員会の再建をよびかけています。

京都西地区委員会は、参院選の取り組みをふりかえり、「7万人の青年全体に声を届けるには民青同盟はあまりにも小さい」と討論し、「100人に1人の民青同盟を」というスローガンをつくって再建しました。こうした経験に学んで、いまこそ、地区委員会再建と同盟拡大、班活動の前進をかちとろうというのが、4章の中心的な提起です。

(1)すべての都道府県が地区委員会再建をめざそう

[1]再建した地区委員会の努力に学んで

再建された地区委員会が生きいきと活動をしてようすは、「地区委員会の経験を聞く会」のパンフレットに紹介されています。このパンフレットに示された経験から、決議案は再建までの努力として4点の共通点を紹介しています。

第1に、地域の青年全体に目をむけ、青年の実態をリアルにつかみ、それにこたえる民青同盟になろうと、地区再建の意義をくりかえしつかんでいることです。大阪・北福島地区委員会は、大阪のビジネス街の中心にある組織です。班員や宣伝であった派遣や請負の青年の実態を、夜遅くまで、何度も何度も交流する中で、「大企業もあり、派遣や請負などの不安定雇用のもとで苦しんでいる労働者がたくさんいるこの地域で、僕たちが、働く青年のセーフティーネットになろう」という思いがみんなのものになり、地区委員会を再建しました。それほど大きな地区ではないのですが、参院選では5人が勝利休暇もとり3日間で20カ所以上で「おかえりなさい宣伝」にもとりくみ、3000人を超える青年と対話し奮闘しました

第2に、地区再建をめざす意欲と自覚が、1つひとつの班への援助をつよめる力になり、「班が主人公」の活動が前進していることです。東京・港地区委員会は、地区委員会の再建に向けた議論の中で、班会議も都委員と班長さん2人だけで「解散したい」といっていた職場の班でも、「悩み苦しんでいる青年に心を寄せて前進できるように援助しないといけないんじゃないか」と議論し、都委員と班長が、解散する前に本気で青年の思いにこたえて仲間を増やすことに挑戦しようと議論しました。そして、まず他の班員の訪問をはじめました。すると、毎日サービス残業でうつ病になった同盟員、「毎晩ふろしき残業」など、深刻な実態が次つぎにあきらかになり、「若い人が悩んでいるときこそ、相談する場が必要、そのために班を大きくしよう」と勇気を出してうったえ、3人の仲間を迎えています。

第3に、「同盟拡大の前進のなかで再建を」が共通の決意となっている、ことです。東京・品川地区委員会は、この30大会以降の1年半あまりで56人の仲間を迎え、再建する前の2週間で20件の知る会をするなど、同盟拡大の努力のなかで地区委員会を再建しました。地区代表者会議に向けて同盟員訪問をする中で、アルバイトをしている同盟員が、お前はできないやつと職場で罵声をあびせられ精神病になっていたという話を聞き、「班の身近なところで深刻な実態があふれている」「班員や青年にとって、民青同盟がもっと身近な存在になる必要がある」とつかまれました。そして、「品川の青年に責任を持つ地区委員会を作ることは青年にとって希望」「地域に根ざして、たくさんの青年とむすびついていこう」と議論がはじまり、仲間をふやそうとがんばる同盟員がひろがりました。

第4に、日本共産党に何でも相談し、その援助をうけてとりくんでいることです。事務所の確保や講師の派遣、幹部づくり、青年の声を政治に届けることなど、日本共産党と相談して地区再建をすすめています。京都・西地区委員会では、党地区委員会の懇談会などをもち、活動の悩みなを相談して解決にあたっています。東京世田谷地区委員会では、予算が決められる議会の前に時間をもらって青年の声を伝え、質問に生かしてもらっています。

[2]すべての協議会、県委員会が05年中に地区委員会再建をめざして

再建された地区委員会の活動をみれば、地区委員会の再建が「ひろがる前進の条件をくみつくす組織活動強化のカナメ」となっていることはあきらかです。いま全国では125の地域協議会が活動しています。いまある協議会は05年中に地区をつくることをめざします。協議会のない県が21県ありますが、そういう県では、青年が集中する県庁所在地での地区再建をめざして、協議会活動をただちにはじめます。

そのなかで、05年中に、100を超える規模で地区委員会を再建していく、このとりくみを直ちにスタートさせようという提起だということを受け止め、具体化と議論をすすめてほしいと思います。

そのために、「地区委員会の経験を聞く会」パンフレットを協議会や県委員会、班でもよく学ぶこと、また日本共産党の地区委員会の方にも読んでもらうことを重視し、地区再建に向けた活動を本格的に前進させる力にしてほしいと思います。

地区委員会を担う幹部をつくることも非常に大切です。学習セミナーや合宿の開催など、学習と交流をすすめるなかで幹部づくりをすすめます。

(2)民青同盟の魅力を語り、同盟拡大で大きく前進を

決議案では、私たちにとって、そして青年にとって、民青同盟と機関紙はどういう魅力をもっているのかを3点で簡潔にのべています。このことは、自分たちの活動や成長をふりかえるなかで実感できると思います。ぜひ、同盟員1人ひとりの思いとあわせて語っていくように呼びかけたいと思います。また、班活動の具体化、実践をつうじて、班と同盟員がこうした魅力を実感していくことで、自信をもって語っていけるようになりましょう。

そして、来年の春までに、どれだけの仲間を迎えていくのか、みんなで相談し、目標と計画を持ってとりくみをすすめていきます。

また、日本共産党はいま05年までに50万人の党をつくろうと、青年党員拡大と民青同盟地区委員会の再建に本腰を入れた援助をおこなうことを、重視して党をあげた努力をはじめています。このことは、民青同盟の前進にとってもすでに大きな力となりはじめており、「地区委員会再建を党としても目標にし、議員や役員と青年が力をあわせて行動デーにとりくみ、3人の仲間を迎える」(京都・党丹後地区委員会)という経験もうまれています。和歌山でも日置(ひき)・すさみ地域で、議員と共同して同盟員をふやし、新しく地域班を結成しています。日本共産党と力をあわせて同盟拡大での前進を切り開いていきましょう。

(3)みんなが参加する班活動の努力を

参院選の立ち上がりは2割台、声の届いた同盟員が半分以下にとどまりました。みんなが参加する班活動をつくっていくことは、民青同盟が努力すべき中心課題の1つです

[1]みんなが参加する班活動のために――魅力ある活動をひろげよう

この間、中央委員会は、学生班、職場の班、財政活動でがんばっている班と地域、東北地方の班から経験をくわしくききとりました。そこでもだしあわれた努力も参考に、1人ひとりの同盟員を大切に、すべての仲間が参加する班活動をめざす努力を、班活動と、財政組織活動の両面からつよめることをよびかけます。くわしくは、紙面で紹介していますので、よく学んでください。

そこでも話しあわれている、魅力ある班活動をすすめるための努力の中身についてですが、班会議の開催にこだわること、学べて楽しい班活動をつくること、何でも話し合える仲間づくり、定期的な同盟員訪問をすすめてみんなの声をよくきき、交流することなど、を重視します。

[2]同盟費納入の向上と機関紙の配達の強化について 

報告で強調したいことは、同盟費納入や機関紙の配達集金をしっかりおこなうことを通じて、みんなが参加する班活動と財政の確立をめざす活動を抜本的に強化すると言うことです。

大阪府委員会は8、9月と2カ月連続で今季最高の同盟費納入となっています。中央常任委員会声明や日本共産党の第2回中央委員会決定を力に、選挙の結果をよく伝え、要求や願いをだしあい、実現する活動と一体に同盟費納入の努力をつよめています。ある職場の班では、親せきから「共産党には近づくな」といわれて、民青同盟をやめるといっていた仲間と和田さんの2中総の解説を読みました。「国民に知らせればわかってもらえる」と元気になり、毎週班会議をひらくようになり、平和運動、温泉旅行など、ひとつずつ要求を実現することとあわせて9割近い班員が同盟費を納めるようになっています。京都府委員会では、「班が主人公」の財政活動を確立しようと地域協議会での財政係会議、班の財政係の確立、「財政活動のしおり」と「班活動ノート」の活用などの努力をすすめ、夏冬以外の当月納入ではこの9月は03年以降最高の到達となっています。とりくんだ同盟員からは、「声をかけるなかで1人ひとりの同盟員の姿や悩みがよくみえるようになった」という感想がだされています。

毎月同盟費をおさめてもらうことは、 決議案にあるように、「心を通わせ、同盟活動を財政的に支える大切な活動」です。あらゆる場で、同盟費納入の意義を話しあい、目標をもってとりくみをすすめるようにします。

機関紙は届けられてこそ、民青同盟の魅力と役割をつかんでもらうことができます。埼玉県委員会では、機関紙の配達に県委員会が責任をもとうと未配達になっていた分を直接県委員会から届けています。先日は、県委員会から直接、機関紙を送っている同盟員のところに班員といっしょに訪問し、班会議を3年ぶりにひらけるようになるなど、努力しています。機関紙をすべての読者・同盟員に届けきることにこだわります。そのために、配達に協力してくれる同盟員をふやすこと、郵送などあらゆる手立てをとることをよびかけます。

「未来は青年のもの」――この言葉にふさわしく、大いに学び、激動の中で未来への確信をみがき、古いよどんだ流れをのりこえて新しい時代を切り開く役割を大いに発揮し、前進をかちとることをよびかけ、報告とします。

以上


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第3回中央委員会の討論への中央常任委員会の結語(大要)

 2004年10月22日

34人の方が45回の発言をおこない、第3回中央委員会の中心テーマである二大政党づくりは青年に何をもたらすのか、それを打ちやぶり政治を変える展望がどこにあるのかを明らかにすることに正面から挑み、真剣に学び、交流した中央委員会の討論となりました。

とくに、青年の要求・実態からみて、二大政党づくりの本質や日本共産党の議席がもつ値打ちをつかむこと、二大政党づくりが青年との矛盾をひろげざるをえないし、そのなかで要求を取り上げてたたかい、政治を変えられる展望を胸をはって語りひろげることのできる民青同盟のかけがえのない役割が討論されたことはたいへん大事だったと思います。山梨の宮内さんが、同盟員や青年の要求や実態と結んで、政治は変えられる展望を語れるようになろうと、決議案や報告をくりかえし学んだという発言にも学び、3中委にくりかえし立ち返って、政治を変える展望を学ぶことをよびかけます。

宮城の矢部さんは、1つひとつの疑問に向き合うことが二大政党づくりを打ちやぶるバネになるし、同盟員や青年の要求や実態をききながら綱領を学び、政治を変えようといえる組織をつくっていきたいと発言しました。3中委決議の議論で疑問や模索もでてくると思いますが、その1つひとつを、二大政党づくりのもとで政治を変える展望をつかみ、ひろげる民青同盟の役割をつかむチャンスととらえることが大切です。そして、深い確信をつかむために、日本共産党綱領や第31回全国大会決定、全国大会での不破さんの講演パンフの学習をすすめていくことを強調したいと思います。

報告では、「青年の切実な要求を実現したい、そのために自民党政治を変えたい」とがんばっている同盟員の思いにこたえる立場で、決議案の提起を前向きに受け止めてほしいと強調しました。この提起をうけて、要求あるところ民青同盟ありといえる活動、雇用や憲法のたたかい、学生分野の活動、同盟拡大と地区委員会の再建など、1つひとつの課題が、「いろいろなことができていなかったからやろう」ということでなく、青年・学生の実態と要求にこたえ、二大政党づくりを打ち破っていく力をつける前向きの提起として受け止められました。大阪の能勢さんは、平和のためにがんばりたいと加盟したけれども、展望を見失って元気をなくしていた高校生たちが学んで元気になった経験と結んで、3中委決議を学ぶことの大切さを話していました。雇用や平和、充実した学生生活など、同盟員の前向きな思いを信頼して、3中委を学び、議論することで、政治を変える展望をつかみ、活動を大いにひろげる力にしてほしいと思います。

 特に学生分野は、東京の吉岡さんが発言されていたように、いま大学で何が起こっているのか、学生がどんな現実に直面し、何を願っているのかをよく聞き、つかみ、それにこたえる活動をすすめることが大切です。民青同盟でがんばりたい思いをもちながら、進路や就職など学生生活に悩み模索している同盟員に、3中委決議で励まし、いっしょに学園での活動に足を踏み出していってほしいと思います。

同盟拡大では、青年の身近なところに、要求にこたえ、政治を変える展望を知らせることができる民青同盟をつくってこそ、二大政党づくりをうちやぶれることを正面から受け止め、目標と計画をもって取り組むこと、そして、決議案の4章で述べているように、民青同盟の3つの魅力、@要求実現のために力を合わせられる、A政治を変える展望を学びつかめる、B人間的成長とあたたかい人間関係を大切にしていることを語って、仲間に迎えることが大切です。広島の大平さんは、今大会期、昨年を上回る仲間をむかえ、3つの学生班をはじめ新しく5つの班をつくったことを発言しました。繰り返し拡大の議論をおこない、目標を決めて独自の努力を行ってきたこと、班では自分たちの活動を振り返るなかで、決議案に書かれている3つの魅力が語りあわれ、自信を持って民青同盟の魅力を語れるようになり仲間を迎えていることを紹介しました。この発言に学んで、仲間を迎える努力をいっそうつよめ、3中委決議を力に、今月から同盟拡大で前進をかちとりましょう。

私たちがすすめようとしている活動の1つひとつは、ゆきづまった日本社会を転換し、将来への希望をひろげていく歴史的な事業です。私たちの側にこそ歴史の本流があるし、青年の願いがかなう新しい日本社会への展望があります。このことに確信をもって、3中委決議の討議・実践の先頭に立って奮闘することを誓い合い、討論のまとめとします。

以上


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