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第31回大会期 2005年10月4日〜6日、第4回中央委員会が開かれ、第32回全国大会の決議案が採択されました。 日本民主青年同盟第32回全国大会決議案 新しい時代をひらく 2005年10月6日 民青同盟第4回中央委員会 「人間らしく働きたい」「高い学費で家も自分も大変」「憲法9条を変えて戦争する国になってほしくない」――青年の願いは切実です。前大会後の一年半、要求実現の多彩なとりくみが発展し、民青同盟の活動にたいする青年の注目と共感がひろがっています。 総選挙をうけ激動する情勢のもとで、青年の切実な願いを実現する運動をいっそうひろげ、強く大きな民青同盟をつくるために、いま力をあわせるときです。 1、青年の願いと総選挙結果、激動する情勢 (1)総選挙の結果をどうみるのか 総選挙の結果とその後の情勢をどう見るのかを、青年の願いにてらして、深くつかむことが大切です。 「自民圧勝」と言われる結果は、小泉自民党が、郵政問題一本に焦点をしぼり、その郵政問題では郵政事業が1円の税金も使っていない≠アとなど真実を語らず、しかも増税や改憲の問題を隠して得たものです。「郵政」を中心に「改革」を叫んだ小泉自民党のキャンペーンは、郵政を民営化すれば経済もくらしも外交もすべてよくなるとバラ色にえがいたり、国民・住民のために働く「公務員」をムダづかいの象徴のようにえがいて攻撃しました。これによって、政治や社会に不満や不安、怒りをもつ多くの国民・青年のなかに漠然とした期待をひろげ、自民党への投票にむかわせました。 しかし、青年にウソをつき、あざむかないと支持を得られないこと自体が、自民党政治のゆきづまりを示すものです。多数の議席を占めることができたのも、一つの選挙区から一人の当選者しかださない小選挙区制度が自民党に有利にはたらいたからです。 政治にたいする不満や不安などを生み出し拡大したのは、大企業応援・アメリカ言いなりの自民党政治そのものです。正社員をへらし、アルバイトや派遣などの非正規雇用をふやす大企業を応援する政治によって、若者の2人に1人が不安定な立場で働かされています。毎年のように学費が値上げされ、学びたくても学べない学生が増えています。日本中でひろがる戦争反対の青年の声に背を向け、アメリカのイラク戦争を支持し、自衛隊派兵をつづけています。さらに、消費税と所得税の大増税、憲法9条改悪をすすめようとしています。小泉自民党と国民・青年のくらしや平和の願いとの矛盾は鋭くならざるを得ません。 日本共産党は、改選前の9議席を確保し、得票数を伸ばして492万票を得ました。選挙戦では、国民サービス切り捨ての郵政民営化にも、青年に「痛み」を強いてきた小泉「構造改革」にも、自民党・民主党が推進する憲法改悪や大増税の計画にも反対し、青年の願いを国政に届ける「たしかな野党」であることを訴えました。日本共産党が議席を維持し、善戦・健闘したことは、青年の切実な要求実現のたたかいを今後いっそう発展させていく土台となるもので、重要な意義があります。 民主党が惨敗し、「二大政党制づくり」が従来のようには通用しなくなったことも、総選挙の特徴です。財界・大企業が自分たちの思いのままになる二つの政党で政治を支配することをねらって仕組んだ「二大政党制」でしたが、自民党政治と共通のレールを走っているため存在感をアピールできないことが民主党の敗因だと、マスコミも指摘しています。自民党政治に反対し、きっぱりと対決する政党が、国民的に求められています。 (2)政治をかえ、青年の願いを実現する役割を発揮 自民党政治のゆきづまりのもとで、多くの青年が切実な要求をつのらせています。青年の願いを実現するためには、選挙で広範な青年に、日本共産党の政策と議席の値打ちを知ってもらうことが大切であると私たちはつかんできました。その確信を土台に、元気に宣伝・対話にとりくみ、同盟員自身が先頭に立って日本共産党への共感や支持をひろげる経験が全国各地でひろがりました。 同盟員一人ひとりの要求や実態の交流を重視し、創意あふれる選挙活動にとりくんだこと、疑問や関心にこたえて繰り返し学習したこと、青年の要求から出発して対話すれば、「小泉さんに期待したけど、こんなにも青年を苦しめているなんて知らなかった」と共感が次々にひろがったことなど、選挙戦での多彩な経験や教訓をこれからの活動にいかしましょう。 多くの青年が要求を実現し、政治を変えたいと願っています。自民党に投票した人を含め、広範な青年に働きかけ、要求実現の運動と強く大きな民青同盟づくりをすすめましょう。リーフレットの作成やインターネットの活用などを通じて、民青同盟や日本共産党の主張や活動を、いっそう広範な青年に知ってもらうための探求をすすめます。 2、切実さを増す青年の要求にこたえる運動を (1)「若者に安定した仕事を」「人間らしく働けるルールを」 「毎日残業で身も心もボロボロ」「ずっとフリーターを続けていくのかと思うと将来が不安」「20社、30社うけても就職が決まらない」――切実な声が相次いでいます。派遣や契約をはじめとする非正規雇用が急激に拡大するなど、青年雇用問題は、いっそう深刻になっています。 民青同盟は青年自身が学び交流し、運動をひろげるネットワークをつくってきました。全国青年雇用集会や京都の円山青年一揆をはじめ、各地で集会やシンポジウムにとりくみました。政府や国会への要請行動にもとりくみ、地方自治体の意見書採択は100自治体をこえました。「青年ユニオン」の結成や労働組合との連携もひろがっています。仲間と出会い、働く権利を学んだことを力に勇気を出して声をあげ、未払い残業代の解決や不当解雇の撤回、有給休暇の取得など、たくさんの成果をかちとっています。 これまでの運動を確信に、「一方的な賃下げ・解雇など違法行為を許さない」「フリーターや派遣、請負の労働条件を改善し、正規労働者との均等待遇を求める」「医療や教育、福祉分野など暮らしに必要な雇用を増やす」「サービス残業をなくし、青年の雇用を拡大する」など、切実な要求の実現へ力をつくします。 若者が人間らしく働くことができないような社会に、未来はありません。最大の責任は、目先のもうけのために、若者を「使い捨て」にする大企業と、それを応援する政府にあります。日本では、正社員と非正社員との賃金や待遇に、ヨーロッパでは考えられない格差があり、若者の雇用対策予算はヨーロッパの数十分の一にとどまっています。青年雇用問題を日本社会全体でとりくむべき問題として位置づけ、政治と社会をおおもとからきりかえることをめざします。 11月13日の全国青年雇用集会を成功させ、人間らしく働ける職場と社会をつくる大きな一歩をふみだしましょう。 (2)学費値上げ反対、勉学条件の改善を 大学の初年度納付金は、国公立大学で80万円、私立大学平均で130万円をこえました。国公立大学の学費は、アメリカ41万円、イギリス22万円、フランス1.9万円、ドイツ1.6万円であり、日本の高学費は欧米と比べて際立っています。この原因は、日本の大学予算の水準が欧米の半分以下とあまりに低いことにあります。 高い学費は、「お金がなくて進学できなかった友人がいる」という声が出るように、憲法が保障する「教育の機会均等」をふみにじるものです。学生や父母に重い経済的負担を強いている点でも、許せません。 民青同盟は、「学費値上げ反対、値下げを」「大学の勉学条件の改善を」の運動を学園からひろげるために力をつくしてきました。大学関係者やマスコミからも学費値上げ反対の声があがり、高学費は社会問題になりつつあります。学生自治会や「大学をよくする会」などの活動で、通学バスの運行や街灯設置など、勉学条件を改善する貴重な成果もかちとられています。 国連は、日本政府に対して、国際人権規約の「高等教育の漸進的無償化」条項の批准を勧告し、来年6月までに回答を求めています。広範な学生と力をあわせ、「学費無償化は世界の流れ――大学予算を増やし、学費負担の軽減を」の世論と運動をひろげましょう。 (3)平和と憲法9条をまもれの声を青年の多数派に 平和をもとめる青年の行動が、多彩にひろがりました。イラク戦争や平和について考える講演会が、全国各地で数百人規模の参加で成功しています。全国高校生平和大集会には、昨年・今年と千人近い高校生が参加しました。ピースウォークや集会、ライブや写真展などにも、各地でたくさんの青年が参加しています。 侵略戦争を美化する靖国神社・遊就館の見学や、日本軍「慰安婦」だった方を招いた講演会、歴史教科書問題の学習会など、戦後60年にふさわしく、戦争について学び考えるとりくみもおこなわれました。 「核兵器廃絶」を掲げた宣伝や署名、被爆体験を聞く企画も各地で開かれました。ニューヨークでのNPT再検討会議への要請行動に200人以上の青年が参加し、8月の原水爆禁止世界大会・「世界青年の集い」には、広島と長崎にのべ3800人の青年が参加しました。 いま、自民党、民主党、公明党は、青年の平和の願いをふみにじり、憲法を改悪し、アメリカの戦争に参戦できる国づくりの道に、本格的にふみだそうとしています。「戦争はしない」「戦力は持たない」ときめた憲法9条があるからこそ、これまで日本は海外で戦争することも、武力を行使することもできませんでした。この歯止めをなくすことは、日本を「海外で戦争する国」に変えることになります。 憲法9条をまもる青年の運動が、全国各地にひろがっています。「大学教員と学生が一緒によびかけ数百人規模の講演会を成功させ、百人近くの学生が『9条の会準備会』に参加」など、40をこえる大学に「9条の会」がつくられています。地域や職場でも、「9条グッズ」をつくるなど、多彩な活動がひろがっています。「9条の会」の結成・発展へ、力をつくしましょう。 憲法9条は、戦争のない21世紀を願う世界の人々の希望です。青年・学生のなかで、憲法9条をまもる多数派結集をめざすことは、世界の人々の願いに合致する新しい日本をつくるうえでも、重要です。各地の「9条の会」と協力して、職場・地域・学園で憲法9条をまもる青年の多数派を結集する、壮大な運動をひろげましょう。 (4)ボランティアや文化、スポーツの要求にこたえよう 社会や人の役に立ちたいと、ボランティア活動に参加する青年が増えています。2004年の新潟中越地震では、民青同盟のボランティアセンターに1500人をこえる若者がかけつけました。政府要請にもとりくみ、被災学生の学費免除の延長を実現しました。各地の台風・洪水などの被災地でも、民青同盟のボランティアが力を発揮しています。 文化・スポーツ要求にこたえる活動も活発です。フットサル大会の定期開催、地域のスポーツ大会への協力など、多彩な活動がひろがっています。地域の商店街と協力したシャッターペインティング、平和の願いと結んだ美術展やコンサートなどもおこなわれています。 (5)世界の青年と平和の願いをつないで 「世界青年の集い」(広島・長崎)では、フランスをはじめ世界各国から来た100人以上の青年と、「核兵器廃絶」の願いを交流しました。 8月には、ベネズエラ政府の招待をうけ、世界青年学生祭典(140カ国1万5千人)に参加しました。アメリカと一握りの大企業による強い影響力のもとにあった体制から脱けだして、「国民が主人公」の国づくりをすすめるベネズエラの変革の息吹にふれることができました。世界各国の青年と平和や民主主義の願いを交流し、アメリカの横暴勝手を許さない力強い流れが世界にひろがっていることを実感することもできました。 新たにふみだした国際交流の活動も、いっそう積極的にすすめましょう。 3、人間的成長や仲間をもとめる願いにこたえる新しい努力を 学校でも職場でも「勝ち組・負け組」を競わされる異常な競争社会のなかで、多くの青年が、「人間らしく生きたい、成長したい」「励ましあい支えあえる仲間がほしい」という思いを強めています。仕事のノルマにおわれ身も心もボロボロにされている青年、やりたいことや学びたいことを考える時間もなく、就職活動や受験勉強に追い立てられる学生・高校生も少なくありません。「自分の居場所がない」「悩みを相談できる友だちがいない」など、職場や学校の人間関係の悩みも切実です。 これらの願いや悩みは、決して個人の責任ではなく、その大もとには、深刻な雇用問題や異常な競争教育など、人間を人間として大切にしない政治や社会のゆがみがあります。こうした社会のしくみやそれを変えていく道筋を学び、自分らしく生きていく展望を身につけ、そういう社会や生き方をめざして励ましあえる仲間ができるのが民青同盟です。 人間的成長やあたたかい人間関係をもとめる願いにこたえるとりくみは、この間各地で始まっています。「『勝ち組・負け組』の社会の仕組みを考える学習会」「進路や学校生活の悩みをなんでも話し合えるしゃべり場=v「さまざまな職業や専門家、研究者、大学生と交流し、進路を考えるとりくみ」「教員や保育師、医療・福祉をはじめ、職場の人間関係や仕事の悩みにこたえるお悩み相談会=vなどです。 民青同盟が、人間的な成長や仲間をもとめる願いにこたえる魅力をいっそう発揮することをめざして、多彩に活動を発展させましょう。新しい努力として、班活動のなかでも、広範な青年の願いにこたえる活動でもこのことを重視し、創意あふれるとりくみをひろげていきましょう。 4、日本共産党綱領と科学的社会主義を基本に豊かに学ぼう 自民党政治のゆきづまりのもとで、多くの青年が、「21世紀の日本と世界はどうなるのか」「自分はどう生きていくか」など、関心や模索を強めています。 民青同盟では、日本共産党綱領と科学的社会主義を学ぶことで、青年が直面しているどんな問題にも解決にむけた確かな展望をもち、自分らしい生き方を歩んでいく確信と力をもつことができます。青年の要求や模索と結んで政治や社会の問題を考え、解決の方向を学べるし、大きな視野で日本と世界の動きをとらえ、未来への展望をつかめます。 全国各地で、綱領や科学的社会主義の学習はもちろん、「大学で何を学ぶのか」や憲法、近現代史、働くものの権利など一般教養の学習、フィールドワーク、専門家を講師にした「科学の目」講座、働く先輩の話を聞く会など、青年・学生の要求や関心にこたえて学ぶ活動がひろがっています。学んだ青年からは、「未来社会では、労働時間を短縮して、一人ひとりの個性や能力が開花する社会をつくれるとわかり希望がもてた」「日本がアジアの人々を侵略した真実を知り、二度と同じ過ちを繰り返してはいけないと思った」など、学ぶ楽しさが語られています。 青年にも同盟員にも学ぶ魅力を伝えられるのが、民青同盟がつくった日本共産党の不破議長の3つのパンフ(「新しい世紀と新しい綱領」「世界とアジアそして日本」「これからの時代と世界のこと、学問のこと」)と、志位委員長の講演ビデオ「もう一つの世界への道はここにある」です。すべての班と同盟員が、3つのパンフとビデオの学習にとりくみ、青年の関心にこたえて日本共産党綱領と科学的社会主義を豊かに学ぶ活動をひろげます。 学習は、班と同盟員が生きいき活動する力となっています。多くの同盟員が学習を通じて成長し、民青同盟を支える中心メンバーに育っています。朝学習や日曜セミナー、古典ゼミナールなど、地域や班で励ましあって学びます。新同盟員の「基礎講座」修了と学習セミナーを重視し、学び成長できる民青同盟の魅力を実感できるとりくみをすすめます。 5、地区委員会の再建を力に、強く大きな民青同盟づくりを (1)「班が主人公」の活動をつらぬき前進している全国の経験に学んで 生きいきとした班活動をすすめることは、民青同盟の組織的前進にとってきわめて大切です。この間、「班が主人公」の魅力ある活動をすすめ、学び成長できる喜びを実感し、同盟拡大でも前進をつくりだす経験が各地で生まれています。 そうした班の第1の教訓は、一人ひとりの要求や関心を何よりも大切にして活動していることです。新同盟員をはじめ、班員が何をやりたいかをよく聞き、それにこたえる学習会やフィールドワーク、雇用や平和の運動、スポーツやレクリエーションなどに多彩にとりくみ、班活動を通じて成長できる実感をつかんでいます。こうした活動を青年にもひろくよびかけてとりくみ、結びつきをひろげ、班活動の魅力を力に同盟拡大で前進しています。 第2に、何でも話し合い、相談できるあたたかい仲間づくりをすすめ、班員みんなが参加する努力をつらぬいていることです。班会議での3分間スピーチで、近況や悩み、関心や要求をなんでもだしあうとともに、食事会やなべ会なども通じて、お互いをよく知りあい、仲良くなることを大切にしています。メールを通じての相談や、相談したいときにいつでも顔をだせるたまり場をつくったり、班ニュースを発行し届けるなど、班員同士の信頼が深まるようにしています。 第3に、日本共産党の援助を積極的にうけていることです。日本共産党の地区委員会や支部との懇談をおこないながら、ハンセン病療養所での花見、先輩保育師・看護師との交流、労働相談会、現役教師による教員をめざす学生のための学習会など、同盟員の関心や要求、悩みにこたえるとりくみを多彩にすすめています。同盟員拡大でも、日本共産党の結びつきも生かし、経験の豊かな議員や党員と協力してとりくんで前進をかちとり、新しい班をつくる経験もうまれています。 (2)地区委員会の再建は、同盟活動発展のカナメ 「班が主人公」の活動を発展させるうえで、地区委員会の再建が力になっています。前大会後の一年半で23の地区委員会が新たに再建されました。地区委員会の生きた実践から、以下の点を学びましょう。 (1)地域のすべての青年を視野に入れた活動の発展 第1に、地域の青年の実態を交流し、広範な青年を視野に入れて活動することで、要求実現の活動でも、同盟拡大や新しい班づくりでも前進しています。東京・品川地区や愛知・西三河地区では、働く青年の実態を地区で交流し、みんなで相談にのって、サービス残業や不当な解雇など次々に解決しています。札幌北区地区では、地域の大学に通う学生の要求や悩みを交流したことをきっかけに、地域全体で協力して新歓宣伝や企画にとりくみ、4月以降、6人の学生を仲間にむかえています。名古屋南部地区では、高校生班がありませんでしたが、地域の高校生の願いにこたえようと、地区委員会で試験対策勉強会にとりくんで仲間を増やし、高校生班を結成しています。 (2)班活動の前進に力をつくしている 第2に、班にとって身近で頼りになる存在として地区委員会が結成され、「班が主人公」の活動をすすめる力になっています。千葉・西部地区では、地区委員会で班活動を交流するようになり、他の班からヒントを得たり、地区委員同士が助け合って同盟員に連絡をとり、9割の班が班会議をひらけるようになっています。大阪・北福島地区では、班や同盟員の実態や職場をかえるたたかいを交流するなかで、「働く青年のセーフティーネットになろう」と、班ごとに雇用の運動がひろがっています。ある職場班は、班会議もできていませんでしたが、フリーターや派遣の同盟員ががんばっている姿にもふれ、「職場の青年が悩み苦しんでいるときにこそ、民青ががんばらないといけない」とシンポジウムなどにもとりくみ、1年間で7人の仲間をむかえています。 (3)地域を担うリーダーの成長 第3に、班活動の交流、地区委員会全体の学習と交流を通じて、地区委員や班長などのリーダーが育っていることです。 札幌北区地区は、地区再建以前は、2人の道委員が、班活動の援助から同盟費納入まで、何でも担っていましたが、再建を前後して、班長や班委員、地区委員が定期的に集まって、大会決定や中央決定に学んで自分たちの活動をふりかえり、お互いの活動からも学び、みんなで知恵を出し、協力しあうようになりました。そして地区委員や班長がしっかり同盟費を集めようと自覚的にとりくむようになり、地区全体で同盟費納入率が安定して8割をこえるようになりました。 川崎北部地区では、班活動を交流しあうだけの班長会議から、地区再建後は、一つひとつの班の活動をどう引きあげるかを考える場となり、それぞれの班活動をみんなで相談するようになりました。地区委員一人ひとりの自覚が高まり、地区委員の提案で、一部の人が担っていた実務をみんなで分担し、地区委員長が個々の班の援助をできるようになり、すべての班が総選挙で大きな力を発揮できました。 (4)日本共産党地区委員会との協力の強まり 第4に、日本共産党地区委員会との日常的な協力がすすみ、同盟活動の前進の力になっています。京都・乙訓地区では、定期的に日本共産党の地区や青年支部と相談をもち、同盟拡大にも協力してとりくんでいます。日本共産党地区委員会との関係が強まったことで、職場支部・居住支部と民青同盟との協力がすすみ、日本共産党の地方議員ごとの地域班づくりや、班のない職場での班づくりの努力がひろがる経験も生まれています。 ◆地区委員会の再建を力に同盟拡大で前進を 今後さらに地区委員会の再建をすすめるためには、地域の班と同盟員が集まって地域協議会をつくり、再建の教訓に学びながら、学習と交流を力に同盟活動をすすめることが大切です。地区委員会を再建して着実に組織的前進をかちとる≠ニいう立場を重視し、日本共産党とよく相談・協力して、すべての都道府県で地域協議会をつくり、地区委員会の再建をめざします。 地域の青年みんなの願いにこたえるためには、もっともっと大きな民青同盟が必要です。地区委員会再建のとりくみを節に、同盟拡大で大きな前進をかちとりましょう。 (3)同盟拡大で前進をめざそう 前大会後のとりくみを通じて、いま私たちのまわりには多くの青年との結びつきがあります。民青同盟に加盟することは、ひどい現実に泣き寝入りせず、かえていく一歩をふみだすことです。自分が自分でいられる居場所≠ニ悩みを解決していく仲間と出会い、広い視野にたって、自分らしい生き方をみつけることもできます。 民青同盟の仲間を増やし、新しい班をつくっていくことこそ、青年の要求を実現し、政治と社会をかえる何よりの力です。 職場・地域・学園の広範な青年の願いにこたえる立場で、同盟拡大と新しい班づくりをすすめます。自分が加盟してよかったことや同盟員としての活動で成長できたと思うこと、自分たちが実現したい要求や願いを交流しながら、同盟拡大の大切さを議論し、班で同盟拡大と班づくりの目標をきめ、企画や訪問行動など計画をもってとりくみましょう。 全国大会ごとに組織を大きくしてこそ、着実な前進をかちとることができます。第32回全国大会(11月25〜27日)にむけて、千人をこえる同盟員を増やし、同盟員数で前大会から前進することをめざします。 様々な運動や班のとりくみ、総選挙の活動でむすびついた青年みんなに、率直に加盟をよびかけましょう。同盟拡大と一体に、班会議を軸にした生きいきとした班活動をすすめ、新しい仲間をはじめ同盟員みんなが成長できる努力を強めましょう。 (4)学生・高校生対策のいっそうの強化を すべての都道府県で地域をあげて学生・高校生の新入生歓迎運動にとりくみ、その後も、同盟拡大やすべての同盟員が参加する班活動の前進をかちとる貴重な経験をつくりました。広範な学生・高校生の願いにこたえる活動をすすめて結びつきをひろげ、同盟拡大でも、魅力ある班活動でも前進をかちとるために、この間の努力を確信に、いっそう力を尽くします。 学生分野では、学生の関心や模索と結んで、日本共産党綱領や科学的社会主義の世界観を学び、学問と生き方を大きな視野でとらえるとりくみを重視します。東京大学、京都大学、龍谷大学でとりくんだ日本共産党幹部を招いた講演会では、「大学で何から学問を始めればいいかわからなかったけど、そこに道筋が与えられたような気がします」「いまの日本が世界からみたら異常だということがわかり、世の中を変える展望があるんだということがわかった」など、学ぶ魅力にふれた喜びが語られています。こうしたとりくみを多彩な形で全国にひろげましょう。 大学生の援助も受けて、高校生の進路・進学の願いにこたえる活動を重視します。 学生・高校生の要求にこたえる活動と同盟拡大をすすめるために、条件に応じて担当者や相談員を配置することも大切です。学習会講師や宣伝、企画準備など、自分たちだけでできないことも、日本共産党と積極的に相談し、協力してとりくみましょう。 (5)みんなの力で機関紙・財政活動をすすめよう 「民青新聞」「われら高校生」は、青年に真実を伝え、要求実現をすすめるネットワークをひろげる新聞です。すべての班と同盟員が機関紙をよく読みましょう。機関紙を届ける活動も、班と同盟員の日常的な結びつきをつくり、要求実現と政治をかえる展望を届けるものとして重視します。 仕事やアルバイトなどで活動に参加できていない同盟員ほど、これからの社会はどうなるのか不安に思い、仕事や学校生活の悩みを一人でかかえています。班でメールニュースを発行し、とりくみやみんなの声を紹介したり、政治や社会のことがわかる情報を提供するなど、日常的に知りたいことがわかる∞困ったことを相談できる#ヌ活動をすすめます。「財政活動のしおり」で同盟費の意味を学び、班会議や企画に参加してもらう努力とあわせて同盟費をあつめ、みんなの力で民青同盟の財政をささえます。 以上 |
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(C)日本民主青年同盟 |
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