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第31回大会期
歴史の岐路に立ついま、 青年の願いがかなう未来を私たちの手できりひらこう 2004年2月15日 全国に大きくひろがる「戦争反対」「青年に仕事を」の声と行動――この一年間、切実な要求をかかげ、青年と力をあわせ、着実に運動を発展させてきたことは私たちの確信です。 アメリカいいなりに自衛隊をイラクに派兵し、憲法九条改悪、戦争への道をすすむのか、憲法九条をまもり、生かす平和の国づくりをすすめるのか――いま、私たちは歴史の大きな岐路に立っています。総選挙では、財界がしかけた憲法改悪、消費税大増税をきそいあう保守二大政党制づくりのたくらみが急速にすすみました。 希望ある未来をきりひらくために、切実な要求をかかげ、いま、青年と力をあわせるとき、民青同盟の活動と組織を大きく発展させるときです。 1、切実な要求をかかげ、生活と平和を守るたたかいを大きく――一年間の運動に確信もって (1)「青年に仕事を」――政府をうごかす運動に 青年の仕事と雇用をめぐって、日本社会は、かつてない深刻な事態に直面しています。大学卒業者の就職率は55%、高校卒業者は17%、青年の10人に1人が仕事につけず、5人に1人がフリーターです。正社員として働く若者は、一人ではやりきれない仕事をさせられ、ひどい長時間労働、「サービス残業」が当たり前です。民青同盟は、深刻な実態をうむ一番の責任が、もうけのために人間をモノのように扱い、使い捨てにする大企業と、それを応援する政府にあることをあきらかにし、「青年に仕事を」の署名運動をよびかけました。 「一番の悩みを解決する展望がつかめた」「こんな運動を待っていた」と、全国で班と同盟員が立ち上がりました。2週間で1500人以上から署名を集めた島根県では、「バイトなのに店長なみに働かされる」「手取りが10万円では生活できない」「友だちが何度も面接でおとされ、働く意欲を失いひきこもりになった」「臨時教師でいつクビをきられるか不安」など、みんなの実態を交流しました。そして「サービス残業をなくして雇用をふやせば、働いている人も、仕事がない人も、ひどい実態からぬけだせる」と行動をはじめたのです。 街頭や職場で、「あなたが悪いわけじゃない」「青年から仕事を奪う社会をかえよう」とよびかけると、青年がどんどん署名してくれました。署名用紙を持ち帰り、集めてくれる青年もうまれています。数百人、千人と集める地域班や学生班がうまれ、署名は6万人をこえています。10月19日の「若者に仕事を」全国青年大集会には一千人が集まって大きく成功し、運動をひろげる力になっています。 「一年ぶりの班会議で、朝6時から夜11時まで働き、身体をこわしてやめた≠ニいう声がだされ、たいへんな現実を自分たちがうごいてかえようと署名行動」(兵庫・加古川地域班)、「就職が決まらない。自分の力を生かしたいと思っても仕事につけない社会はおかしい≠ニ初めて学内で宣伝」(青森・学生班)など、活動できていなかった班や同盟員も、行動にふみだしています。 社会の注目と期待も集まっています。高校や大学関係者、ハローワークの職員から、「署名のどの項目も大事。がんばって」などの声がよせられています。日本共産党議員団の奮闘で、山形、長野、静岡、奈良、高知県議会をはじめ、22の地方議会が政府への意見書を採択しました。鳥取県知事は民青同盟と懇談し、企業にアルバイトの若者を正社員にするように要請していく∞若い人の仕事の場がふえるように、労働条件の改善に力を入れたい≠ニこたえ、実際に人手不足で過密労働となっていた病院で人員をふやす措置をとりました。 「青年に仕事を」をかかげ、たたかい、交流する全国的なネットワークを 「自分の力を社会に生かしたい」「働きがいのある仕事に就きたい」「人間らしい働き方をしたい」という当たり前の要求、権利さえふみにじられる現実に直面し、なんとかしてほしいと願う青年の心をとらえ、「青年に仕事を」の運動は大きくひろがりつつあります。 「青年に仕事を」の要求を実現するためには、ひどい現実におかれている失業中の青年やフリーターが、みずから声をあげ、力をあわせてたちあがることが決定的です。民青同盟は、「青年に仕事を」の要求をかかげ、青年が力をあわせてたたかい、交流する全国的なネットワークをつくることをよびかけます。 全国的ネットワークの結成・発展に全力をつくすとともに、民青同盟として次の大会までに、署名を集める数万人の仲間をつくり、30万の署名を集めましょう。労働相談活動を定着させ、雇用の拡大、職業訓練の充実、「サービス残業」の是正や賃上げなどの実現のために、自治体・労働基準監督署・業界団体への要請をおこないます。第2回「若者に仕事を」全国青年大集会を青年団体と協力して数千人規模で開催します。 (2)青年の願いは平和――草の根のたたかいをさらに大きく 9・11米同時多発テロ、アフガニスタン報復戦争に続く無法なイラク戦争を目の当たりにした青年は、「戦争が当たり前の世界でいいのか」「アメリカの無法は許せない」と、平和の声をあげました。民青同盟はたたかいの先頭に立ち2500人の「せんそうアカン」の人文字(大阪)をはじめ、ピースウォークやライブなどにとりくみました。「戦争反対」「平和のルールを守れ」と、世界中で数千万人の人びとが立ちあがり、大多数の国ぐにが平和と理性の声をあげました。一つひとつの班、一人ひとりの同盟員の草の根からの運動が、史上空前の反戦運動とかさなりあい、その一翼をになっています。 高校生の運動の発展は目をみはるものがありました。イラク戦争がはじまった翌日、「3・21全国高校生平和大集会」には全国から1500人が参加し、テレビ、新聞も大きくとりあげました。高校生がとどけた平和のメッセージの受け取りを拒否したアメリカ大使館も、そのことがテレビで報じられ、受け取らざるをえなくなりました。集会実行委員長は「一人の力は小さいけど、日本中の高校生の願いが集まればすごい力になる。私たちの運動がアメリカ大使館をうごかし、世界の平和の流れにつながっている」と語っています。 集会に参加した高校生や、集会の成功を知った高校生が、学校で、生徒会で、運動をさらに大きくひろげています。「ピースライブ&パレードに3校の生徒会が参加」(北海道)、「生徒会長がホームルームでよびかけたら、ほとんどの生徒が署名」(青森・H高校)、「学校として平和のメッセージを発信しようと一万羽の折り鶴を首相官邸に」(愛知・D高校)、「学校ぐるみの協力もあり、平和の折り鶴メッセージが3600羽をこえた」(沖縄)、「全校生徒の7割から署名を集め内閣府に」(群馬・I高校)――生徒会など学校ぐるみの運動は、86高校を数えます。東京の高校生がはじめた「戦争協力拒否宣言アピール」署名は全国で2万人をこえています。 戦争がはじまった直後、戦争反対の声をあげた高校生や青年のあいだに、「こんなにがんばったのに・・・」「反対した意味はあったのか?」など、ショックがひろがりました。民青同盟は、反戦運動と戦争違法化の歴史をふりかえり、戦争反対のたたかいの大切さを学び、「戦争ははじまったけど、世界中の人びとや僕たちのたたかいに未来がある」「私たちの行動が世界の行動と一つになって歴史を前にすすめ、社会を大きくかえていくんだ」と確信をつかみました。全国で何十回、何百回と学習会をひらいたことが、運動を持続的に発展させる大きな力になりました。 自衛隊のイラクからの撤退、憲法九条を守る青年の共同をもっと大きく アメリカ、イギリスがつづける不法なイラク占領支配は、米軍自身、「全土が戦争状態」というように、すっかり破たんしています。「大量破壊兵器はなかった」とするアメリカ元調査団長の報告により、大義のない戦争であったことがますますはっきりしました。ところが、政府は恥ずべき戦争と占領への本格的加担――イラクへの自衛隊派兵を強行しました。日本は不法な占領に反対するイラク国民、イスラム諸国民から憎しみの対象とされ、戦後初めて、他国の領土で「殺し、殺される」危険が高まっています。憲法九条を踏みにじるイラクへの自衛隊派兵を、絶対に許すことはできません。米英軍の占領支配をやめ、国連中心の枠組みによる人道復興支援にきりかえること、イラク国民にすみやかに主権をかえして、米英軍を撤退させることこそ道理ある解決の道筋です。自衛隊のイラクからの撤退をもとめ、戦争協力を拒否する運動をひろげましょう。 いま、日本の国のあり方の根本をゆるがす憲法改悪が、政治の大きな争点になっています。自民党は、総選挙の政権公約で「2005年に憲法改正に大きく踏みだします」とのべ、民主党も「創憲」=憲法をつくりかえると公約しました。ねらいは憲法九条の改悪です。アメリカといっしょに戦争ができる国になるために、憲法九条を葬(ほうむ)りさろうとしているのです。 日本がおこした侵略戦争の痛切な反省のうえに「戦争はしない、軍隊はもたない」と誓った憲法九条は、日本と世界の宝です。「日本の憲法が世界の政治に生きる時代がきた」と、アメリカやヨーロッパで、憲法九条の精神を世界にひろげようという運動がはじまっています。 民青同盟は、未来に生きる青年として、日本を暗黒の道にひきこむ憲法九条の改悪に絶対に反対です。青年の平和への思いをすべて結集し、「憲法九条を守り、世界にひろげる」壮大な運動を草の根から網の目のようにひろげましょう。憲法九条のかけがえのない値打ちを学びひろげ、青年の言葉で憲法九条の大切さをうったえる署名にとりくみます。 大学や高校での運動を重視します。「Save 九条」「九条救急キャンペーン」など、学生の多彩な運動がはじまっています。学習会やオリジナルのチラシ、連名アピールやピースウォーク、学内での宣伝や集会にとりくみます。高校生は、先生の協力もえて、学校ごと、地域ごとに平和ゼミナールやサークル、実行委員会をつくり運動をひろげます。 (3)切実な要求と日本の進路をかさねて――総選挙の結果と参議院選挙 民青同盟は、21世紀の日本の進路と青年の未来を問う選挙として、総選挙をたたかいました。日本共産党が20議席から9議席に後退したことは残念ですが、私たちが青年のくらしと平和のために確信をもってたたかったことは、かならず今後に生きます。 民青同盟は、大企業応援とアメリカいいなりの政治をかえ、青年の要求や願いをかなえる日本共産党の躍進のために力をつくしました。雇用や平和をはじめ、この一年間とりくんできた運動を確信に、街頭でうったえたり、友人や知人と対話し、電話やメールで支持をよびかけました。仕事帰りの青年と対話しようと、夜の8時、9時から「お帰りなさい」宣伝にとりくみ、なかなか出会えなかった地域の青年との新しい結びつきもひろがりました。「はじめて友だちに支持をうったえた」など、選挙のなかで学び、成長した班と同盟員が各地にうまれました。 総選挙では、解散直前に、自民党と民主党が、消費税増税と憲法改悪という二つの大問題で同じ立場に立って「政権」をあらそう、これまでにない政党状況がつくりだされました。多くの国民・青年が自民党の政治はもうだめだ≠ニ実感しているもとで、財界・大企業が、自分たちの思いのままになる二つの政党で政治を支配する「二大政党制」をつくろうとしくんだものです。 短期間のうちに、日本の政治におこった変化を、多くの青年に伝えきることはできませんでした。しかし、「財界いいなりの政治はダメ。政治の力で『サービス残業』をなくし、雇用をふやそう」「イラクへの自衛隊派兵や憲法改悪を絶対にやめさせたい」「税金の使い道をかえれば、消費税を上げずに福祉を充実できる」など、私たちのうったえは青年の共感をひろげました。青年の切実な要求にこたえられる政党は日本共産党しかない――このことがいよいよはっきりしています。 財界がしくんだ「二大政党制」では、ゆきづまった自民党政治がますますひどくなるだけです。夏の参議院選挙に向けて、「青年に仕事を」「イラク派兵やめよ、憲法を守れ」「消費税大増税反対」などの要求をかかげ、日本改革の提案を学び、宣伝し、日本共産党の勝利のために、すべての班と同盟員が立ちあがりましょう。 (4)自分を大切に――人間的成長を支えあい、豊かな人間関係を 学校では競争と管理を強(し)いられ、卒業しても仕事がなく、職場でもノルマや競争に追いたてられる――多くの青年が、「自分は社会に必要とされているのか」「生きている意味がわからない」と苦しんでいます。悩みを聞いてもらえる相手がおらず、追いつめられて命を絶つ青年、少年犯罪、少女買春、いじめなどが、大きな社会問題となっています。 これらの背景には、もうけのためなら何でもありのゆがんだ政治、社会があります。民青同盟は青年が希望をもてる政治、社会の実現へ、全力をつくします。18歳選挙権の早期実現をめざして、署名・宣伝行動にとりくみます。 同時に、私たちは、ゆがんだ社会の現実に流されない、人間らしい生き方をみつけようと、すべての青年によびかけます。「人間として大切にされたい。成長したい」「友だちを大切にしたい」「かけがえのない生命を大切にしよう」など、一人ひとりの成長を支えあい、豊かな人間関係をつくるために力をつくします。それは、人間が大切にされる新しい社会の担い手をめざす民青同盟だからこそ、とりくめる大切な活動です。「自分を大切にするとはどういうことか」「本当の友だちとは」「社会のモラルはどうあるべきか」などを語りあい、ともに学び考える対話と討論を青年のなかでひろげましょう。しゃべり場、進路や生き方を考える「講座」、文化・スポーツ、キャンプや鍋会、ボランティアなどに積極的にとりくみます。 2、学ぶ魅力を実感できる民青同盟へ (1)21世紀を生きる日本の青年に希望をひろげる日本共産党綱領 民青同盟の相談相手、日本共産党は、1月13日からひらいた第23回大会で、43年ぶりに綱領を全面的に改定しました。 雇用や平和の運動、毎日の生活のなかで、「就職できない自分は能力がないのだろうか」「戦争はいやだけど、本当になくせるとは思えない」などと悩み、どうしたらいいのかわからず、模索している青年に出会います。新しい日本共産党綱領は、仕事と雇用をめぐる深刻な事態、年金や社会保障の破たん、アメリカいいなりの海外派兵、憲法改悪など、青年が現在にも未来にも明るい見通しをもてない日本の現実を、国民、青年の立場で大もとから改革していく、現実的で具体的な道すじをしめしています。 党綱領が示す民主的改革の方向は、深刻な状況に苦しみ、切実な要求をつのらせる青年・学生が、要求実現のたたかいと、「国民が主人公」の日本をつくる歴史的事業にくわわる道をひらくものです。 青年は、くり返される無法な戦争、地球環境の破壊や南北問題などに強い関心をもち、21世紀の世界はどうなってしまうのかと、不安を感じています。テレビや新聞でふりまかれる「社会主義」のゆがんだイメージも影響をひろげており、多くの青年が未来への希望をもてず、模索しています。こういう青年に、新しい日本共産党の綱領は、いまの、もうけを最優先する資本主義の社会が人類の究極の社会ではなく、それをのりこえる未来社会の壮大な展望を示しました。その中心は、大企業の手にある生産手段を社会全体のものとして、「人間が主人公」の新しい未来社会、社会主義・共産主義にすすもうということにあります。「生産手段の社会化」によってうみだされる、資本主義の時代では考えられなかった新しい展望を、@労働時間の短縮を可能にし、一人ひとりのもっている能力を全面的に発揮できる保障をつくりだす、Aもうけのための生産から、社会と人間の生活の発展のための生産にきりかえる、Bムダのない効率の高い生産ができる、という三つの角度からあきらかにしています。 切実な要求を実現する道すじ、20世紀の人類の進歩と21世紀の未来社会の展望――社会はかわるし、かえられるという確信をひろげる日本共産党綱領は、21世紀の日本をになう青年の生き方を励ます、深くたしかな力を発揮するでしょう。 日本共産党綱領を学ぶ活動は、全国で活発にとりくまれ、大きな確信と展望をひろげています。山口では、「仕事の悩みの原因が社会にあり、どうすれば解決できるかがわかった」「大きな歴史の流れのなかで平和な世界への展望がつかめた」「みんなの能力が発揮できる『人間が主人公』の社会をつくりたい」など、合宿で綱領を学んだ同盟員が確信をもち、同盟活動に活気がうまれ、千人以上から雇用署名を集めたり、高校生が地域でピースウォークにとりくんでいます。 民青同盟は、これからの一年、新しい日本共産党綱領を学ぶ活動に全力をあげます。すべての同盟員が「基礎講座」と「学習セミナー」(@科学的社会主義、A日本共産党の綱領路線、B民青同盟の目的・歴史・大会決定)を学びましょう。同時に、政治と社会、生き方を模索するすべての青年に、日本共産党綱領がしめす日本の民主的改革と未来社会の展望を知らせ、ともに学ぶ活動にとりくみましょう。 (2)学習中心の班活動をしっかり定着させる 学習中心の班活動をすすめ、班と同盟員が生きいきと活動する経験がうまれています。京都西協議会の学生班は、「生き方ゲッツ、未来をゲッツ、平和もゲッツ〜綱領改定案から学ぶ」など、同盟員の関心を大事にして、日本共産党綱領を学んでいます。4月から班が合同でひらいている学習セミナーには、毎回20人近くが参加しています。「住宅から蝶(ちょう)ネクタイまで、米軍への思いやり予算の実態におどろき、それと安保が結びついていることを知った」「リストラすれば一人あたり91万円の税金をまけてもらう一方で、消費税増税をおしつける大企業。日本の政治は大企業応援がひどすぎる」など確信がひろがり「学んだことをみんなに伝え、社会をかえていきたい」と、春には24人、秋にも17人の仲間を迎えています。 学習中心の活動を定着させることは、同盟員の成長と確信をはぐくむとともに、同盟活動を豊かに発展させる根本の力です。そのために、県委員や班長が率先して学び、知的に輝いて、同盟内に学ぶ気風をひろげる努力が大切です。東京・品川の地域協議会は、都委員、班長を中心にした毎週の早朝学習会、毎週の地域協議会で綱領や情勢の学習など、みんなで励ましあって学ぶ努力をつづけています。そのことが同盟員の関心や疑問にこたえられる力となり、自信をもって班の援助ができるようになっています。 学ぶうえでの班や同盟員の悩みにこたえることも大切です。「共産党の綱領をなんのために学ぶのか」「そもそも勉強は好きじゃない」「疑問が出てもこたえられず、理解が深まらずおもしろくない」などの悩みにこたえ、さまざまな努力がはじまっています。6月にできたばかりの岩手・千厩(せんまや)地域班では、班会議で「民青新聞」を使って、一人ひとりの実態や要求、関心をだしあい、疑問を解決し、納得するまで学ぶことをとおして、「勉強は苦手」という班員や人と話すことが苦手だった班員が、自信をもって雇用署名にとりくむようになっています。こうした努力に学んで、@同盟員の関心を入り口に、党綱領や科学的社会主義を学ぶことからはじめる、A疑問を何でもだしあえるグループ討論など、腑(ふ)に落ちるまで学べる参加型の学習、B日本共産党に班学習のアドバイザーを配置してもらう、などして励ましあって学びましょう。 学生班は、政治や社会の問題から専門の学問まで、学生の知的関心にこたえて、「科学の目」で多彩に学ぶ活動を重視し、教員や専門家の協力もえてすすめます。高校生班には相談員、勉強スタッフを配置し、勉強会をひらいたり、「なぜ勉強するのか」や進路について、学び交流する高校生講座にとりくみます。 3、21世紀をきりひらく民青同盟の建設をめざして (1)同盟拡大の前進に力をつくすとき 憲法改悪や消費税大増税をすすめる「二大政党制」づくりを打ち破るためにも、「青年に仕事を」「海外派兵やめよ。平和のルールをまもれ」の願いを実現するためにも、草の根で青年と結びついた大きな民青同盟をつくることが、いまほどもとめられているときはありません。いま、本気になって民青同盟の拡大、強化に力をつくすときです。そのために、この一年間、二つの努力をよびかけます。 ひろがる結びつきを班づくりに実らせよう 一つは、「若者に仕事を」「戦争反対、憲法を守れ」などの運動で、格段にひろがっている結びつきを同盟拡大に実らせ、学校や職場、地域に、新しい班をつくっていくことです。 雇用の署名に協力してくれた友だちやピースウォークに参加したクラスメートが、「就職できない自分に、いっしょに社会をかえようといってくれて本当にうれしかった」「平和の思いを表現できるところをみつけた」など、民青同盟の魅力に共感してくれています。こうした青年によびかけ、民青同盟に迎えいれる経験が全国でうまれています。「学校から平和の声をひろげるために班をつくりたい」「民青に入ってもらってこそ、悩みや願いにこたえられる」など、自分たちの活動に自信をもって、身近な友だちに加盟をよびかける班と同盟員がひろがり、学校や職場に新しい班が99班結成されました。班の倍加をよびかけてから2年間に、229班がうまれたことは、私たちのがんばりしだいで前進できる条件があることをしめしています。雇用や平和の運動を大胆に発展させ、新しい結びつきをひろげながら、同盟拡大の独自の努力をねばりづよくすすめます。 学生、高校生分野を重視して 二つは、春の学生、高校生の新入生歓迎運動で、新入生の期待や不安、多彩な要求にこたえる運動に積極的にとりくみ、思い切って仲間をふやすことです。平和への関心、学問への期待や学園生活・勉強への不安、進路の模索や何でも話せる仲間づくりなど、新入生の願いに、民青同盟でこそこたえられることに確信をもってとりくみましょう。 職場、地域、学園で、2倍、3倍の仲間を迎えて新しい班を次つぎつくるために、機関でも班でも、@青年の要求や実態と結びつけて、民青同盟の魅力、同盟拡大の大切さをくり返し話しあい、拡大と班づくりの目標をもってとりくむ、A結びついた青年一人ひとりを名簿にし、電話やメールで連絡をとりあい、企画に誘ったり、パンフを手渡すなどして、くりかえし加盟をよびかける、B都道府県・地区委員や班長が、あらゆる機会に仲間をふやす先頭にたち、班の仲間といっしょに同盟拡大にとりくむことを重視します。 「民青新聞」「われら高校生」は、青年と同盟員に政治と社会の真実を伝え、いっしょに運動をひろげ、青年どうしの友情と交流をはぐくむ大切なメディアです。青年や新しく加盟した仲間に、ひろく購読をよびかけます。 (2)すべての班が要求を大切にし、みんなが成長できる班に 地域や職場での「青年に仕事を」の運動、学生の「科学の目」で学ぶ活動、高校生の平和運動などが班活動を活気づけています。班の仲間やまわりの青年一人ひとりの要求を大事にして、思いをよく交流し、その実現に真剣にとりくむ班活動をつくりましょう。スポーツ施設の充実、バリアフリーのまちづくり、ゴミや環境問題の解決、学費値下げや奨学金の充実、勉学条件の改善、高校の統廃合反対など、班として要求をかかげ、実現をめざしましょう。 同盟員の要求を大切にして、学び成長できる場が班会議です。すべての班が毎週、班会議をひらくことにこだわりましょう。全国の生きいきした班づくりの経験に学び、@同盟員、まわりの要求をしっかりとつかんだ班づくり、A「みんしん・われ高タイム」など班会議で学習を定着させ、学ぶ魅力を実感できる班づくり、Bたえず新しい仲間を迎え、一人ひとりの成長を大切にするあたたかい班づくりにとりくみます。 財政、機関紙活動をみんなですすめよう 民青同盟の財政は、同盟費と機関紙代、募金によって支えられています。一人ひとりが同盟費を納めることは、民青同盟を支える大事な活動です。すべての同盟員から毎月同盟費を集めることで、要求や悩みを知り、あたたかさあふれる班活動をすすめることができます。「民青新聞」「われら高校生」を読むことで、みんなが学びの場につくことができます。読者に確実に配達し、集金する活動をつうじて、青年の要求や関心にこたえる民青同盟の魅力をひろげることもできます。 財政活動は、自分たちの組織を自分たちで支える活動です。すべての班が、二つの努力方向――@「財政活動のしおり」「機関紙活動の手引き」で、財政、機関紙活動の大切さを学び、A班活動ノートを活用して、財政係・機関紙係を決めて、班のみんなが協力してとりくむ――をつらぬきます。 (3)地区委員会の再建に本格的にとりくもう 地区委員会の再建を、大きくひろがる前進の条件をくみつくす組織活動強化のカナメとして位置づけ、積極的にとりくみます。 地区委員会は、それぞれの地域で民青同盟を代表し、青年全体を視野に入れて活動し、青年運動を発展させ、強く大きな民青同盟をつくる役割をもっています。また、班を指導・援助する機関として、中央方針を具体化し、生きいきした班活動をつくりだす任務をもっています。ことし1月に再建された大阪の堺・泉北地区委員会は、青年の要求や関心をくり返し討議し、イニシアチブを発揮して、ピースウォーク、青年の雇用や18歳選挙権の請願、高校統廃合反対の運動をはじめ、学習や要求実現運動などに生きいきととりくんでいます。地区代表者会議で、拡大目標やどの大学、高校、職場に班をつくるのか、具体的な計画を話しあい、新歓宣伝や企画に協力してとりくみ、同盟現勢の25%にあたる同盟員を拡大しています。「地区ができて、困っていることをなんでも相談でき、助けあって解決できるようになった」と、班、同盟員からも歓迎されています。 地区委員会再建にむけた努力が強められ、地域協議会はすでに116地域で活動しています。地区委員会を再建することは、自分たちの地域で、青年の願いにこたえられる大きな民青同盟をつくっていく何よりの力となります。 再建にむけてまず大切なことは、協議会と班で、自分たちの地域に地区委員会を再建する意義を話しあい、再建の計画をもつことです。そして、再建する地区委員会と班活動の先頭にたつリーダーを系統的に育てていくことです。何よりも学習の努力を強めるとともに、班への指導・援助や財政、機関紙活動などの経験を蓄積していきましょう。すでに協議会が地区委員会的な役割をはたしているところもあります。大きな拡大目標をやりきってから≠ネどと、再建を先延ばしにするのでなく、地区委員会を再建し、活動を強めながら、着実に組織的前進をかちとる立場でとりくみましょう。 まだ地域協議会ができていない地域では、いまある班が活発な班活動にとりくみ、職場、地域、学園に新しい班をつくり、班が力をあわせて地域協議会を積極的につくりましょう。 全国どこでも、民青同盟の旗をかかげてたたかい、青年の要求実現と「国民が主人公」の日本をつくる事業に広範な青年を結集するために、新しい前進を開始しましょう。 |
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(c)日本民主青年同盟 |
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