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日本民主青年同盟
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第32回大会期


第3回中央委員会への報告

2007年6月5日 民青同盟中央常任委員会

●会議の目的――参議院選挙を同盟の総力をあげてたたかう

第3回中央委員会からの7カ月間、新歓運動、いっせい地方選挙、そして5・20全国青年大集会にむけた運動をひろげてきました。これらのとりくみは、どれも一人ひとりの願いを大切にし、その実現のために力をつくす民青同盟の真価を発揮したとりくみでした。全国のみなさんの奮闘に心から敬意を表します。

目前に迫った参議院選挙は、青年の雇用、貧困と格差の問題が大きな争点です。青年の運動で一大社会問題として浮かび上がらせてきたこの問題を、政治の責任で解決させる舞台がやってきました。これまで発揮してきた運動の力を総結集して、参議院選挙で日本共産党の前進をかちとるために力をつくしたいと思います。

もう一つの大争点は憲法改悪の問題です。戦争をする国にすすむのか、平和な日本をつくるのかは、私たち青年の生きる未来、日本と世界の進路がかかった大問題です。憲法改悪を許さない国民多数派結集をめざし、大きな力を発揮しようではありませんか。

さらに、松岡農水大臣の自殺をはじめとする「政治とカネ」の問題も大きな争点となっています。税金を食い物にする政治を許すことはできません。汚れた政治にきっぱりと審判を下そうではありませんか。

この中央委員会のテーマは、民青同盟がきりひらいてきたたたかいを確信にしながら、歴史的な参議院選挙を、民青同盟の総力をつくしてたたかう方針を確立することです。みなさんの積極的な討論をよびかけます。

なお、昨年秋の二中委以降の活動の全面的な総括と同盟活動全体にわたる方針は、次の中央委員会でおこないたいと思います。また、高校生分野については、夏の活動についての文書を中央委員会後に発表したいと考えています。

1、全国青年大集会の歴史的成功を確信に、さらに大きなたたかいへ

・集会成功の歴史的意義

まず最初に、歴史的成功をおさめた集会の確信について報告します。

第一の確信は、 ネットカフェ生活の実態調査や各地のアンケート調査で、若者の貧困と違法・無法な職場の実態を告発したことが力となり、この問題の解決が一大社会問題になっているということです。「ネットカフェ調査」では、全国100店舗をこえる調査をおこない、長時間労働で身体をこわして仕事をやめ、ネットカフェ暮らしをしている青年、仕事におわれ、家に帰る時間も惜しんでネットカフェに寝泊まりする青年など、若者の貧困と非人間的な働かされ方がうきぼりになりました。

こうした青年の実態を告発したことによって、政府による“若者の意欲の問題”“自己責任”などというごまかしが通用しなくなっています。参議院選挙では、弱者切り捨ての政治でいいのか、青年をモノ扱いする政治でいいのか、このことを大いに訴えていきたいと思います。

第二に、「たたかってこそ」「団結してこそ」要求を実現する展望がひらけるという確信をつかんできていることです。とくに、若者が労働組合に入ったり、新しく労働組合をつくり、職場の無法・違法を一掃するたたかいが大きく発展していることは大きな確信です。集会では、偽装請負の是正と直接雇用の実現、未払い残業代の解決、解雇撤回など、青年が労働組合でたたかい、大きな成果をかちとっている姿が豊かに交流されました。

集会後も、新たなたたかいがはじまっています。山形の大手住宅メーカーにつとめる男性は、ひどいパワハラをうけ、退職を強要されましたが、集会に参加し、勇気をだして団体交渉をおこない、自己都合退職を撤回させ80万円の退職金を支払わせることができました。集会の二日前に会社をクビになったという東京の同盟員も、「自分と同じような人がたたかっているんだ」と励まされ、首都圏青年ユニオンに加入し、たたかいに立ち上がっています。集会を前後して、岩手、山形、兵庫、福岡、岐阜、京都などで青年が中心になって労働組合を結成するうごきが始まっています。若者が自らの力で、自分たちの生活と将来をきりひらく新しい力がひろがっていることを確信に、職場と社会をかえるたたかいをいっそう発展させていきたいと思います。

第三に、自分たちの苦しみの根源に政治があることに気づき、青年の運動と国会や地方議会での日本共産党の論戦で、政治をうごかす流れをひろげていることです。国会では、日本共産党の市田書記局長の質問により、厚生労働省に、二度の是正「通達」をださせました。ネットカフェ生活の実態調査をもとに、小池参議院議員が質問し、柳沢厚生労働大臣に、「望ましくないことであり、まず実態を把握する必要がある」と、調査を約束させました。地方議会でも、民青同盟の調査をもとに、日本共産党が追及し、京都で正規雇用を拡大する条例改正を実現し、長野では県知事に、企業への取り締まり強化と非正規雇用の実態調査を約束させました。国会でも、地方議会でも、日本共産党と協力して、青年の雇用と暮らしを守る運動を大きく発展させていきたいと思います。

こうした運動にこれまでにない規模でマスメディアが注目していることも新しい特徴です。過去三回の集会は、一般のテレビ、新聞はいっさい報道しませんでした。今回は二十社以上が取材にかけつけ、テレビではTBS、日本テレビ、テレビ東京、テレビ朝日が、新聞では「朝日」、「読売」、「毎日」、「東京」が集会の様子を報道しました。ある新聞記者は、「若い人が前面にでて声を上げている。いまが日本社会の転換点じゃないか」と話していたそうです。今回の集会の歴史的な成功が、社会的にも大きく注目されていることをおおいに確信にしたいと思います。

・共同と連帯の力と民青同盟の役割

集会の歴史的成功の土台になっているのが、労働組合と民青同盟、そして日本共産党との共同と連帯の力です。集会では、「対立と分断」の攻撃にたいして青年の連帯で反撃しようというよびかけに、多くの団体・個人が力を発揮しました。中央団体だけでなく、県や地域レベルでも共同がひろがり、集会にむけた実行委員会は首都圏20地域、全国17府県にひろがりました。

この共同と連帯を発展させるうえで、民青同盟は大きな役割を果たしました。班や地区委員会が実行委員会をたちあげ、労働組合をはじめさまざまな団体への申し入れなど、運動と参加を広げる中心をになったり、アンケート活動やネットカフェ調査などの先頭にたってとりくみました。

集会の確信をひろげるために、日本共産党の協力を得て、ダイジェストビデオを作成します。このビデオを大いに活用して、若者をモノ扱いする大企業の横暴勝手をゆるさず、安心して働き続けられる職場と社会をつくるたたかいを、さらに大きく発展させていくことをよびかけます。

2、参議院選挙――要求をかかげ、日本共産党の値打ちを学び、広げて

次に、参議院選挙のたたかいです。アピールでは、二つのことを強調しています。一つは、雇用、学費や憲法など要求実現の運動をさらに発展させ、要求をかかげて選挙をたたかうということ、もう一つは、日本共産党そのものの支持を広げるために、民青同盟にふさわしく知恵と力をつくすことです。

(1)仕事の悩み、高い学費、くらしの貧困――ひどい政治をいっしょに変えよう

まず、青年・学生の生活の要求をかかげて運動をひろげ、選挙をたたかうという点について報告します。

全国の「お仕事実態調査」アンケートや新歓アンケートでは、どこでも青年・学生の深刻な実態と切実な要求がうきぼりになっています。青年の実態をリアルにつかむことで、班のメンバーが「何とかしたい」という思いをつよめ、運動をひろげ、選挙をたたかう力になっています。神奈川の川崎北部地区委員会では、調査で明らかになった実態や自分たちの働きかたを交流したり、県や市議会への要請をおこなう中で、政治をかえる日本共産党を伸ばすことの大事さを実感し、それまで支持を呼びかけられなかった同盟員が、職場の同僚に声をかける経験も生まれています。

青年の暮らしの問題では、自民党、公明党の責任とともに、さかんに格差是正をさけんでいる民主党の責任も厳しく問われなければいけません。“青年の二人に一人が非正規雇用”という状況をつくりだした派遣労働を原則自由化した労働者派遣法の改悪(99年)をはじめとする一連の労働法制の改悪に、自民党、公明党だけでなく、民主党も賛成しました(99年の改悪には社民党も賛成)。正社員を減らし、非正規雇用を増やしてきた大企業を応援する政治に一貫して反対してきたのは日本共産党だけです。また、青年といっしょに運動をすすめ、5年間で未払い残業代852億円を支払わせるなどの成果をかちとっています。

いっせい地方選挙では、アンケートで要求や実態を聞き、こうした事実を青年に知らせると、「仕方がない」「こんなもの」と思っていた青年・学生が、日本の「異常さ」に驚き、政治と自分の生活の関係に気づき、日本共産党に対しても、「いままで選択肢になかったけど、すごいですね」「民主党がそんなにひどいことをしているなんて知らなかった。もっとみんなに知らせてがんばってほしい」などの反響が次々とよせられました。参議院選挙でも、アンケートやシールボードなどで青年との対話をひろげ、仕事や学費の不満や不安にこたえる運動にとりくみながら、現状の打開のために日本共産党の前進が何よりの力になるんだということを学び、ひろげていきたいと思います。

(2)憲法九条をまもる青年の多数派を

次に、もう一つの大争点である、憲法九条改正についてです。

安倍首相は、在任中の憲法改定を宣言し、その目的が、アメリカといっしょに「海外で戦争する国」づくりにあることを公言しています。民主党も、海外で武力行使を認めるという点では、自民党と同じ立場です。

さらに、安倍政権の中心に「靖国」派がすわったことは、改憲への新たな危険と、国民との矛盾をひろげています。アピールでは、5人の民主党議員をふくむ「靖国」派25人で作成した「新憲法大綱案」の内容をくわしく紹介していますが、「靖国」派のねらいは、九条改悪にとどまらず、人権と民主主義を否定し、戦前の暗黒政治へと逆戻りさせることにあり、到底、国民に受け入れられるものではありません。安倍政権の危険性に不安がひろがり、どの世論調査でも、安倍政権の改憲には反対が多数をしめています。

安倍政権と「靖国」派が、憲法改悪をたくらんでも、国民・青年多数が「ノー」といえば、憲法改定はできません。それだけに、私たちも、国民多数派を結集する大きな構えで憲法をまもる世論と運動をひろげていくことがもとめられています。とりわけ、青年学生分野では、世論調査などでも、「改憲の危険な内容が知らされず、一般的な改憲には賛成が多数をしめ」ているだけに、戦争する国づくりや戦前への逆戻りなど、改憲派のねらい・危険性を知らせ、九条を守る世論と運動を発展させていくことが求められています。

このことは、決して難しいことではありません。新歓や街頭宣伝で対話をして実感しているように、改憲のねらいが戦争する国づくりにあり、イラク戦争のような無法なアメリカの戦争に参加しようとしていること、世界では国と国とのもめ事を話し合いで解決するという憲法九条の方向が大きな流れになっていることなどを知らせると、「憲法は守るべき」という声が、青年のなかでも多数になります。青年の平和への思いを信頼して、その思いを大いに交流しあい、憲法についてともに学び考える姿勢で、憲法を守る青年の輪を大きくひろげていきたいと思います。

なお、今年の世界大会にむけて、「折り鶴プロジェクト」がよびかけられています。これに呼応して、折り鶴で平和の思いを集めながら、参議院選挙では、自民党と民主党がいっしょにすすめている憲法改悪の危険性を明らかにし、日本共産党の議席こそ憲法をまもる何よりの力になることを青年にひろげていくことをよびかけます。

(3)“青年の願い実現へ力をつくす日本共産党”――おおいに学び、自分の言葉で

・たしかな野党の値打ちを青年のなかにひろげる

参議院選挙は、政党名で投票する「比例代表選挙」を軸にたたかい、日本共産党と書いてもらうことが議席に結びつきます。それだけに、青年の願い実現へ力をつくす日本共産党そのものの支持を広げる必要があります。マスメディアによる二大政党キャンペーンによって、日本共産党の姿が青年の目から排除されるもとで、日本共産党の支持をひろげていくためには、民青同盟自身が、日本共産党のことをよく学び、自分の言葉で日本共産党の議席の値打ちをひろげていく選挙にする必要があります。

そのためには、何よりも、三中委の参議院選挙アピールをすべての同盟員が学んで、二大政党キャンペーンが青年から展望と希望をうばう攻撃であること、日本共産党の議席がどんな値打ちをもっているのかを、青年の要求と結んで学ぶことが大切です。

そして、「いまこそ、たしかな野党が必要です」――このことを同盟員自身がよく学び、学んだことを青年に語り、青年のなかに、日本共産党の支持を大きくひろげていくことをよびかけます。

・「応援したい」思いを素直に伝える

日本共産党の議席の値打ちを知らせることを難しくせず、自分の思いや体験にてらして、日本共産党を応援したい思いを素直に語りひろげることが大切です。そのことが、青年に支持をひろげる力になることが、いっせい地方選挙のなかでもしめされました。

木津川・住吉地域班の班員は、友人13人に「今度の選挙行く?」というメールを送りました。これをきっかけに、「残業が多く悩んでいた」と対話になった職場の先輩に、「残業が多いのは人を雇うより人件費が安いから。そんな職場も悪いけど、根本的にはそれを許している政治が悪いんや」と話すと、「俺もそう思っていたけど、そんなことをいってくれる奴はこれまでにまわりにいかなった。ありがとう」と、支持を約束してくれたそうです。また「仕事がしんどい」という中学時代の友人に、「自分も毎日長時間過密労働。将来のことを考えたら、こんな生活をつづけたくないし、なんとかしたいから日本共産党を応援している。しんどいだけで終わってほしくないから、共産党を応援してほしい」とよびかけ、支持をしてもらうことができたそうです。

熊本・水俣地域班では、自分たちの応援したい思いを書いた班ニュースをつくり、「地元で就職するのはたいへん。若者の雇用をふやすために日本共産党を」「困ったときに頼りになる」など書きこんで、友だちにも読んでもらい、「共産党はこんなに雇用問題でがんばっているんだね」と支持をひろげました。

石川では、学生寮の前で青年リレートークをおこないました。「大学の学費は高すぎる。日本共産党をのばせば学費は下げられます」「憲法九条は守るべき」など、班員が自分たちの思いを話すと、アパートの窓が次つぎとひらき、大きな注目を集めたそうです。

アピールでのべているように、「自分なりの言葉やスタイルで、まわりの青年に楽しく、工夫して支持をひろげて」いく多彩なとりくみをひろげていきたいと思います。

・ひろげながら学び、学びながらひろげる

同盟員から、あるいは対話した青年からだされる、「共産党はいいことをいっているが、実現する力があるのか」「本当に政治をかえられるのか」などのためらいや日本共産党への疑問を大事にして、学ぶことも大切です。日本共産党の議席の値打ち、全体像を知ってもらうために、パンフレット「日本共産党はこんな政党です」を学習し、多くの青年に届けることを重視します。

(4)交流と学習を大切に、元気に青年のなかで

次に、参議院選挙の具体的な活動について報告します。

【1】全班・全同盟員の決起をどうかちとるか

参議院選挙で何よりも大切なことは、全班・全同盟員の決起をかちとることです。そのカギは、すべての班が“自分たちのたたかい”として選挙に立ち上がることにあります。アピールを読み、願い実現の展望や日本共産党の役割について学び語りあい、その場から、要求・実態、応援したい思いをプラン用紙に書きこんで「がんばろう決議」をあげ、班としての選挙のとりくみをスタートさせ、一気に選挙本番の体制をつくっていきたいと思います。

また、全同盟員にアンケートで対話し、実態や願いをつかみ、活動参加をひろげることに最後の最後までこだわってとりくむことを重視します。いっせい地方選挙では、同盟員が悪政に苦しみ、なんとかしたいという思いをつよめ、働きかけを待っていたことが明らかになりました。滋賀・大津地域班では、数年来活動に参加できていない同盟員にアンケートで対話すると、「保育士の待遇をよくしてほしい」「学費を下げてほしい」と期待がひろがり、活動への参加を約束する班員もいました。アンケートで思いを聞きながら、「あなたのせいじゃない、いっしょに政治をかえよう」のよびかけを、すべての同盟員にとどけきることをよびかけます。

活動参加をひろげる上では、「やれること」から参加してもらうことを大切にします。特に、学習を重視し、同盟員が学び成長し、「みずからの要求を政治を変えてこそ実現しよう」と、主権者として成長し、元気に活動する選挙にしていきたいと思います。

【2】青年・学生のなかで大いに宣伝し、日本共産党への支持をひろげよう

次に、青年のなかに日本共産党の姿をしらせる宣伝活動、青年との対話・支持拡大についてです。

6月6日〜26日に日本共産党と「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク」がとりくむ「全国縦断 青年・学生キャンペーン」を、日本共産党の姿を大きく示し、青年との対話をひろげる結節点として、全力をあげてとりくみます。6月3日には、自民党青年局が、「全国いっせい街頭行動」を44都道府県でとりくみ、渋谷では安倍首相が訴えました。民主党は講演会や懇談会など大学生むけのとりくみを強化しています。どの党も青年・学生の獲得に必死です。しかし、自民党の街頭演説では、青年の切実な問題は一切とりあげられず、弁士も議員や候補者ばかりだったそうです。私たちの行動は、青年の願いを掲げてアピールし、青年自らが政治と要求をかたる行動です。青年弁士も組織し、アンケートやシールボードも使って対話をひろげ、大きく成功させましょう。これを節に、各県で、日本共産党と力をあわせて、青年・学生のなかで思い切った宣伝をとりくみましょう。

対話・支持拡大では、友人や同僚など同盟員のむすびつきにはたらきかけるとともに、青年名簿、同窓会名簿などもふくめて、多くの青年にはたらきかけましょう。

もう一つ重視したいことは、大学・学園での活動です。高い学費への不満、貧困や格差、憲法改定などの政治や社会への関心をつよめる学生の選択は、選挙結果を左右します。県・地域をあげてキャンパスでの宣伝・対話、門前での街頭演説、サークルや自治会への申し入れにとりくみます。6月27日から7月6日に、「全国いっせいキャンパス宣伝」にとりくみ、百をこえる学園で党の姿をしめす行動をひろげます。

【3】すべての班が仲間をふやす選挙戦に

 選挙戦のなかで、要求で対話し、政治をかえる道筋を語り合った青年はみんな民青同盟にむかえたい“対象者”です。同盟拡大で重視したいのは、アンケートや「かえるネット」の結びつきに加盟をよびかけることです。神奈川では、昨年12月からはじめた「お仕事実態調査アンケート」にこたえてくれた青年に加盟をよびかけ、17人の仲間をむかえています。対話した青年みんなに「かえるネット」に登録してもらい、日常的に情報を提供し、青年の成長をかちとるなかで、同盟拡大の条件もひろがります。こうした条件を同盟拡大にみのらせ、すべての班が仲間を迎えることに挑戦し、大きな前進をかちとることをよびかけます。

※財政活動について

最後に財政活動についてです。

アピールにもあるように、同盟費の納入は、選挙をはじめ同盟活動への参加をひろげる土台であり、民青同盟の財政を支える活動です。6月中に、県や地域で、選挙のとりくみと結んで、財政活動の意義を学ぶ学習会などが計画されています。アピールの討議とあわせて同盟費納入と活動参加、機関紙の集金・配達で前進をかちとりましょう。また、選挙と財政活動の時期が重なりますが、夏季募金については、選挙が終わってからとせず、早い時期からとりくむことが大切です。

(5)県委員会活動について

・幹部の成長を大切に

次に、県委員会活動について述べたいと思います。

参議院選挙本番のたたかいのなかで強調したいことは、都道府県委員会、常任委員会などの機関会議を必ずひらき、学習と交流を大事にしながら、荷を分かち合い、団結してたたかいぬくということです。

新歓といっせい地方選挙、そして青年雇用大集会と連続したたたかいのなかで、都道府県委員会、とりわけ常任委員会で、活動のことはもちろん、生活の悩みも含めて交流しながら、荷を分かち合って活動をすすめたことが、前進の力になったということが多くの県・地区委員会から報告されています。

同時に、一人専従の県では、常任委員会や県委員の会議をひらくこと自体が、たたかいです。それだけに、昨年九月の全国地区委員会活動交流会報告集からくりかえし学んで、幹部が成長し自覚的に力を発揮できるようになることと一体に、同盟活動の前進をかちとっていく、ねばりづよい努力が大切だと思います。

・専従者の健康問題

もう一つ、強調したいことは、専従者の健康問題です。とくに、一人専従の皆さんは、「自分がやらなければだれがやるのか」という強いストレスを抱えながら活動をしているだけに、心と身体の健康の問題を重視する必要があります。

民青同盟の専従者は、その一人ひとりが、社会進歩の担い手であり、長期の視野にたって、健康に活動し、成長していくことがもとめられます。すべての専従者が、週一回の休みをとることをあらためて強調します。専従者の健康は本人だけの問題ではなく、一人ひとりを大切にする民青同盟全体がとわれる問題だと思います。非専従の方にも率直に相談をして、アドバイスもうけ、協力しあって、この問題にとりくんでいくことをよびかけたいとおもいます。

具体的な相談は、中央常任委員会に率直にしてほしいと思います。私たちも、この間、県の専従者の健康問題を各県まかせにしていたことを反省し、どんな政治課題があろうとも、この問題を第一義的課題として受け止め、現場に行って直接援助することを含めて対応をするし、そのための体制もとるつもりです。今回の一人専従交流会でも、具体的な相談をしたいと考えています。

■最後に

冒頭にものべたように、この参議院選挙は歴史的意味を持つ選挙です。草の根の力が集まったとき、政治を動かす巨大な流れになるし、そのためには、本当に一つひとつの班、一人ひとりの同盟員がこの選挙でどれだけ成長できるかがカギを握っています。交流と学習を徹底して重視し、私たち中央委員・県委員長も含めて、同盟員みんなが成長し、政治をかえ、社会を前にすすめる力を発揮し、選挙をたたかい、勝利をかちとることをよびかけて、報告とします。

以上


第3回中央委員会の討論に対する結語

2007年6月6日 民青同盟中央常任委員会

討論では、34人の方から38回の発言がありました。どの発言でも、“このアピールで、参議院選挙を自らの選挙としてたたかえる”という確信が語られました。採択される参院選アピールで、青年にも同盟員にも政治をかえる希望と展望をひろげれば、若い力で、日本共産党の前進を必ずかちとることができることを共通の確信にしたいと思います。

そのうえで、会議の確信になったことを4点述べたいと思います。

第一に、5・20青年大集会の歴史的成功の確信が、集会に行った人にも、行かなかった人にも共通の確信になり、若者の仕事と雇用の問題でたたかう勇気、政治をかえ社会を動かす決意を同盟全体にひろげることの大切さが口々に語られました。印象的だったのは、「いっせいではがんばったけど、参議院選挙は共産党をひろげないといけないし、ひかれるんじゃないか」と言っていた熊本の同盟員が、集会に参加して、「レボリューションですよ。志位さんの熱い訴えを聞いて、共産党は青年のためにある党だ、共産党がのびたら社会は変わる。自分が青年にも同盟員にも集会の感動を語りひろげたい」と大きく成長しているという発言です。「アピールを読めば、集会成功の歴史的意義をみんなのモノにできるし、選挙の立ち上がりをつくれる」――この確信がみなぎる討論になったと思います。

第二に、参議員選挙で、“これまで出会ってきた青年の声と実態にこたえるチャンスとして参議院選挙をたたかいたい”という決意が交流されたことです。発言では、雇用破壊、人間破壊のもとで、人間としての尊厳がうばわれる実態、「ルールなき資本主義」の日本の異常な姿がひろがっているし、日本共産党でこそこたえられる確信が口々に語られました。福島では、雇用集会の2日前に解雇された青年と宣伝で対話し、集会に参加してくれ、真実とたたかいを知る中で、日本共産党と民青同盟への信頼をつよめ、いまではハローワーク宣伝にもいっしょに取り組んでいる経験が紹介されました。アピールでよびかけているように、「『あなたが悪いのではない。ひどい政治をいっしょに変えよう』――このよびかけを、参議院選挙でこそ、多くの青年に届けるとき」だということが、全体の確信になりました。

第三に、要求で選挙をたたかうこと、党の議席の値打ちを語ることは、バラバラのものではなく一体のものであり、自分の思いや体験にてらし、日本共産党を応援したい思いを多彩に語ることが、日本共産党の支持をひろげる一番の力になるということが、討論をつうじてうけとめられました。大阪・阪南地域の「お帰りなさいませ宣伝」の経験は教訓的でした。みんなでパンフを読んで「学費が高い」「みんなバイト。正社員になりたい」「それができるのは、税金の使い方をかえるといっている日本共産党でこそ」と口々に訴え、青年から大注目され、百枚のパンフがあっという間になくなり、訴えた同盟員も、「学費を何とかしたいと民青同盟に入ったけど、その思いを訴えることができ、注目もされて本当に楽しかった」と元気になったことが語られました。青年と対話し、思いや実態もききながら、自分の言葉で語り、青年と心が通いあう、“楽しい選挙”をたたかいたいと思います。青年自身が運動をひろげ、青年の言葉で政治を語り、党を語れるのは、民青同盟と日本共産党だけです。日常的に党を語るという点では、「かえるネット」への登録を重視しながら、自分の言葉で党をかたる運動を大きく発展させていきたいと思います。

第四に、県・地区委員会がたたかいの先頭に立ち、全班・全同盟がたちあがる選挙にしていくためのカギは、『交流と学習』を徹底して重視し、“自分たちの選挙”としてたたかうことにあることが、全体の確信になりました。雇用や憲法、学費の運動でがんばった同盟員、アンケートなどで切実な願いをよせてくれた同盟員との交流と学習を通じて、自分たちの選挙としてたたかう輪をひろげるためにも、一気にアピールを徹底して、“選挙本番”の体制をつくりたいと思います。

最後に、この選挙を、同盟員も青年も成長し、民青同盟の仲間を増やしながらたたかい、日本共産党の前進をかちとることをよびかけ、中央常任委員会が、その先頭に立って奮闘する決意をのべ、結語とします。

以上


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