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第32回大会期 参議院選挙アピール 貧困と格差をなくし、憲法改悪を許さない 2007年6月6日 日本民主青年同盟第3回中央委員会 すべての班と同盟員のみなさん。 7月22日投票(5日公示)の参議院選挙が目前にせまっています。 「人間らしく働きたい」「まともに生活できる仕事を」「お金の心配なく学びたい」「憲法九条を守りたい」――民青同盟は、一人ひとりの願いを大切にして、5・20青年大集会、いっせい地方選挙、青年・学生9条の会、新入生・新入職員歓迎運動などに全力をあげてきました。 青年の切実な願いにこたえる政治に変える――私たちの運動で、大きな社会問題にしてきた雇用破壊と貧困を打開するためにも、海外で戦争をする国をめざす憲法改悪のたくらみを許さないためにも、「消えた年金」問題に象徴される責任放棄をゆるさず、カネの力で左右されない清潔で民主的な政治を実現するためにも、参議院選挙は、青年の現在と未来にとって大きな意義をもっています。 すべての班と同盟員のみなさんが、切実な願いの実現をめざし、歴史的な参議院選挙にとりくむことを心からよびかけます。 1、全国青年大集会の歴史的成功を確信に、さらに大きなたたかいへ 5月20日の全国青年大集会は、全国に広がる草の根の運動、仕事をめぐる願いや悩みをもちより、みんなの力で解決しようと3300人があつまり、歴史的成功をおさめました。「悩んでいるのは私だけじゃない。みんなで職場と社会を変えたいと思えた」「このままじゃダメだってみんなが感じている。団結すれば時代を動かせる」など、参加者に勇気と希望をひろげています。 全国で、雇用アンケート、“ネットカフェ調査”などにとりくみ、まじめに働いても貧困からぬけだせず、人間の尊厳をふみにじられている青年の実態を広く明らかにしてきたことが、政府による貧困隠しや、“若者の意欲の問題”“自己責任”などというごまかしを打ち破り、青年雇用問題を、一大社会問題に押しだす大きな力になっています。 このなかで、多くの青年が、「たたかってこそ」「団結してこそ」要求を実現する展望がひらけるという確信を深めています。青年が、労働組合に加わり、労働組合をつくって、企業と対等に話し合う権利を行使し、偽装請負をやめさせ直接雇用を実現したり、サービス残業代を支払わせたり、解雇を撤回させるなど、企業の違法・無法をやめさせる新しい流れが全国に生まれ、広がりつつあります。 また、青年は、苦しみのおおもとに政治があることに気づきはじめています。青年の運動と、国会や地方議会での日本共産党議員団の論戦で、厚生労働省が偽装請負を是正する通達をだし、ネットカフェ調査を約束したり、地方議会で正規雇用を促進する条例がつくられるなど、一歩一歩、政治を動かしはじめています。 青年が深刻な実態を告発し、声をあげ、たちあがりはじめたことに、マスメディアが注目し、次々に報じているのも、これまでになかったことです。「5・20青年大集会ダイジェストビデオ」をみて、交流し、たたかいをさらに大きく発展させること、そのためにも民青同盟の仲間の輪をさらに広げることを心からよびかけます。 2、参議院選挙――要求をかかげ、日本共産党の値打ちを学び、広げて (1)仕事の悩み、高い学費、くらしの貧困――ひどい政治をいっしょに変えよう 「朝から晩まで仕事におわれ、帰れないことも」「派遣・バイトで、いつクビになるのか、不安でいっぱい」「アパートを借りられず、ネットカフェに寝泊まり」「学費が払えず進学をあきらめた」「奨学金の返済が心配」――アンケートや対話にとりくめば、こんな声が次々寄せられます。そして、多くの青年が、「しかたない」「自分に力がない」などと思わされつつ、自分の問題と政治がむすびついているのではと感じはじめています。 「あなたが悪いのではない。ひどい政治をいっしょに変えよう」――このよびかけを、参議院選挙でこそ、多くの青年に届けるときです。青年の苦しみは、自然現象ではありません。財界・大企業は、青年をモノ扱いして、安い賃金とひどい働かせ方を強いることで、史上空前の利益をあげています。財界がもとめるままに、非正規雇用をふやす労働法制改悪や大企業減税などすすめてきたのが自民党・公明党の政治です。教育予算を減らし続け、世界一高い学費で高校生、学生を苦しめているのも、自民党・公明党の政治です。民主党は「格差の是正」などと言いますが、派遣労働の原則自由化など労働法制の改悪をすすめてきた責任こそきびしく問われるべきです。 青年の苦しみの大もとにある、大企業の利益最優先の自民党政治から、国民、青年のくらし優先の政治への転換という打開策をしめしているのが日本共産党です。青年雇用問題での、国会、地方議会での実績も抜群です。 「偽装請負やサービス残業をやめさせて」「最低賃金を時給千円以上に」「青年に家賃補助を」「高すぎる学費の値下げを」などの要求をかかげ、職場・地域・学園で、青年・学生と対話し、実態告発や署名などにとりくみましょう。そして、その打開へ、政治を変えるいちばんの力が、日本共産党の前進であることを学び、広げましょう。 (2)憲法9条をまもる青年の多数派を 安倍首相は、任期中の憲法改定を宣言し、その目的が、アメリカといっしょに「海外で戦争する国」づくりにあると公言しています。民主党の基本的立場も、「国連の決定があれば、海外での武力行使を認める」(05年提言)というものです。参議院選挙では、改憲の是非がすべての国民、青年に問われます。 さらに重大なことは、安倍政権の中心に、日本の侵略戦争を正当化し、戦前・戦中の日本を「美しい国」とあこがれる「靖国」派がすわっていることです。「靖国」派の自民党、民主党議員らが5月3日に発表した、「新憲法大綱案」では、「九条二項の削除および防衛軍の保持」「人権制約原理の明確化」「国民の国防の責務」、教育への国の介入を無制限にする「公教育にたいする国家の責務」など、だれもが驚くような戦前の暗黒政治への逆もどりがめざされています。彼らは、男女平等を敵視し、男女共学まで否定しています。 「九条の会」が六千をこえて広がるなか、安倍政権による改憲は、国民・青年の批判と不安を急速に広げています。改憲派がなにをたくらもうが、国民・青年多数が「ノー」といえば、憲法改定はできません。改憲の危険な内容が知らされず、一般的な改憲には賛成が多数をしめる青年のなかでの運動は、国民多数派をつくるカギをにぎっています。改憲の狙いと九条の値打ちを知らせれば、多くの青年が「憲法を守るべき」とこたえてくれることに確信をもって、九条を守る運動をいまこそ大きく広げるときです。 参議院選挙では、憲法改定に反対し、九条を守りぬく党、草の根で広く力をあわせる党、侵略戦争に命がけで反対をつらぬいた反戦・平和の党である、日本共産党の前進で、安倍政権の改憲のたくらみに痛打をあびせましょう。(3)“青年の願い実現へ力をつくす日本共産党”――おおいに学び、自分の言葉で 参議院選挙は、政党名を書いて投票する「比例代表選挙」と候補者名を書いて投票する「選挙区選挙」があります。比例代表選挙は、全国どこでも、日本共産党への一票が議席にむすびつきます。 マスメディアがあおる二大政党キャンペーンは、「大企業の利益優先」と「九条をはじめとする憲法改悪」という政治の流れでは変わらない自民党と民主党という二つの政党の「対決」と描き、青年の目から日本共産党を排除し、切実な願いを実現する展望、希望ある生き方を青年から奪うものです。 それだけに、青年の願い実現に一貫して力をつくし、安倍・自公政権の暴走にストップをかける「たしかな野党」、日本共産党の議席が今こそ必要です。そのかけがえのない議席の値打ちを、すべての班で大いに学び、広範な青年に知らせることが大切です。 日本共産党は、青年といっしょに運動し、未払い残業代の支払いや偽装請負の是正をはじめ、国政を動かす数多くの実績をあげてきました。異常な大企業中心主義とアメリカいいなりの自民党政治をただす日本改革のプログラムをもち、どんな問題にも青年・学生の立場にたって解決の道筋をしめしています。企業献金を一切うけとらない清潔な党だから、不正・腐敗を正面から正せます。地球環境破壊や南北問題を生みだし、弱肉強食の社会をつくる、資本主義の利潤第一主義をのりこえる展望ももっています。 日本共産党の議席の値打ちを知らせることは、難しいことではありません。いっせい地方選挙では、「私が日本共産党を応援するのは…」を、自分の思いや体験にてらし、メールや街頭リレートークで多彩に語る経験が、各地に広がりました。自分なりの言葉やスタイルで、まわりの青年に楽しく工夫して伝えていきましょう。 そして、青年からだされる疑問や関心を大事にし、日本共産党はどういう党かを大いに学び、まわりの青年との対話を広げていきましょう。そのために、パンフレット「日本共産党はこんな政党です」を、私たち自身がよく学び、青年に届け、読んでもらいましょう。 (4)交流と学習を大切に、元気に青年のなかで 【1】すべての班と同盟員がアピールを討議し、アンケートで要求・願いを交流し、どうすれば自分たちの願いを実現できるのか、学び、語りあい、日本共産党の前進へ力をあわせる「がんばろう決議」をあげましょう。青年大集会ビデオや日本共産党パンフで学習し、すべての同盟員がやれることから参加することを重視します。 【2】悪政に苦しみ、生き方を模索する青年のなかで、大いに宣伝し、日本共産党の支持をひろげましょう。日本共産党と「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク」(かえるネット)がとりくむ全国縦断青年・学生キャンペーン(6月6日〜26日)を、多くの同盟員の参加で成功させます。アンケートやシールボードで要求や実態を聞きながら対話をひろげ、お帰りなさい宣伝、職場門前宣伝などにとりくみましょう。友人、知人とメールや電話で対話し、支持をひろげましょう。 青年有権者が集中する学園での活動を重視し、「全国いっせいキャンパス行動」(6月27日〜7月6日)をよびかけます。学費値下げや九条をまもる宣伝・対話、貧困と格差、環境問題などの関心にこたえる学習会や懇談会などにとりくみ、日本共産党の姿を知らせましょう。 【3】「仲間を増やして選挙を」、「選挙のなかでこそ仲間を増やそう」を合言葉に、6、7月、すべての班が仲間をふやすことに挑戦しましょう。日本共産党に関心をもつ青年に、「かえるネット」に登録してもらい、面白く役立つ情報を提供し、応援の輪をひろげます。 すべての同盟員が同盟費を納入することは、参議院選挙はじめ、同盟活動への参加を広げる土台であり、選挙をたたかう財政をつくる保障です。同盟費の納入と機関紙の配達・集金を強め、民青同盟を支えるための夏期募金にとりくみましょう。
私たちのくらしと未来をかけて、参議院選挙を元気に、楽しくたたかいましょう。すべての班と同盟員のみなさんが、多くの青年と語り合い、学び、交流し、社会をになう主人公として成長しましょう。 以 上 |
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(C)日本民主青年同盟 |
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