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第33回大会期 日本民主青年同盟第33回全国大会決議
――要求にこたえ、学び成長できる、大きな民青同盟を 2007年11月25日 採択 1、青年の要求と新しい政治をひらく展望 (1)国民・青年がつくりだした政治の激動――参議院選挙の結果をどう見るか 「深夜まで残業の毎日。いまの仕事をつづけられるのか不安」「派遣やバイトからぬけだし、安定した仕事につきたい」「大学の学費が払えず、進路をかえた」「家賃が払えずネットカフェで寝泊まりしている」「憲法9条を守ってほしい」――青年の実態、願いは、かつてなく切実です。"なんとかしたい"と声を上げ、力をあわせる流れがひろがっています。 7月におこなわれた参議院議員選挙で、自民党・公明党は歴史的大敗を喫しました。くらしや平和、人間らしい生き方をもとめる国民・青年の切実な願いに耳を傾けず、踏みにじることばかりの自民党政治に、怒りが爆発した結果です。主権者である国民、そして次代を担う青年が、現実に政治をうごかす新しい時代のはじまりです。 ●自公政治「ノー」の審判と青年の模索 切実な願いをつのらせる青年にとって、また、その実現の先頭に立つ民青同盟にとって、参議院選挙の結果は、どんな意味をもっているのでしょうか。 国民・青年は、自公政治にきびしく「ノー」の審判を下しました。安倍・自公政権をもっともつよく批判していたのは青年です。くらしの問題では、"庶民には大増税、青年をモノあつかいして大もうけする大企業には大減税"など、弱肉強食の「構造改革」路線にたいして、"これでは生きていけない"とのつよい怒りがしめされました。平和・憲法の問題では、過去の侵略戦争を正当化し、アメリカいいなりに「海外で戦争する国」をつくる憲法改悪のたくらみに批判と不安がひろがりました。多くの青年が、いまの自公政治をつづけていては、自分たちの将来も、日本の前途もないと考え、自民党政治の"基本路線"そのものに、「ノー」の審判を下したことが重要です。 同時に、自公政治に審判を下した国民・青年は、それにかわる新しい政治はどうあるべきかを選択したわけではありません。世論調査でも、「(民主党の)政策に期待できる」と答えた人はわずか9%です。民主党は、自公政治への批判票の受け皿にはなりましたが、大企業応援やアメリカいいなりという自民党政治の"基本路線"をこうかえるという立場はもっていません。 このようななか、多くの青年が、"自公が負けたのはよかったけど、この先は…""自公はダメだと思うけど、どんな政治にかわればいいのか""政治はかわるのか。社会はほんとうによくなるのか"など、自公政治にかわる新しい政治の中身について、関心をもち、考え、話題にする――探求と模索をますますつよめることはまちがいありません。 安倍首相が9月になって突然、政権を投げだし、福田首相が選ばれましたが、自民党政治の"基本路線"をつづける立場はかわらず、国民・青年との矛盾はひろがるばかりです。自民・民主の「大連立」の動きは、いつでも海外派兵できる恒久法づくりの合意や消費税増税もテーマだったとの報道に見るように、国政の基本問題では同質という二大政党の正体を示しました。すみやかに解散・総選挙をおこない、国民の信を問うことをもとめます。 ●学び、願い実現へ奮闘した民青同盟 民青同盟は、参議院選挙で、青年の願い実現へ、一貫して奮闘してきた日本共産党の前進をめざし、学習と交流を力に、対話や宣伝にとりくみました。最低賃金の引き上げやサービス残業の是正、学費値下げ、増税反対、憲法九条を守るなど、日本共産党の政策には期待がひろがり、"大企業のもうけ優先やアメリカいいなりの政治の転換"をもとめる日本共産党の民主的改革の方針にふれた青年からは、共感がよせられました。日本共産党が2議席減へらしたことは残念でしたが、"自民か民主か"という「二大政党」キャンペーンなど厳しい条件があるもとで、比例代表選挙で前回および前々回の参院選得票を上回る440万票を獲得したことは、大きな意義をもつものです。 「人間らしく働きたい」「憲法9条を守りたい」――青年の切実な願いと、参議院選挙で私たちが学び、広げた日本共産党の政策、立場とは、ますます近づかざるをえないと確信します。同時に、私たちが働きかけ、日本共産党の姿を知らせることができた青年は、一部にすぎません。切実な願いを実現する政治について多くの青年とともに考え、力をあわせるには、もっと大きな民青同盟へと前進することがもとめられています。 (2)要求にこたえ、社会をかえる展望を学ぶ――民青同盟の基本的性格を光らせ、新しい政治への道をひらこう 国民・青年がつくりだした政治の激動から、青年を苦しめる政治をかえる道、自公政治にかわる新しい政治への道をひらくには、どんな活動がもとめられているでしょうか。 青年の切実な要求と深刻な実態をつかみ、日本社会の大問題として告発し、その実現・打開をめざして、社会的連帯と青年・国民の共同をひろげ、青年のたたかいをさらに大きく発展させることです。参議院での与党の過半数割れは、青年の願いの実現にとっても新しい条件をつくりだしています。 同時に、新しい政治をもとめ、模索している多くの青年といっしょに、青年を苦しめる自民党政治の大もとに何があるか、どうすればかえることができるのか――新しい政治への展望を学び、ひろげることが、これまでにもまして大切になっています。 民青同盟は、青年の切実な要求の実現と日本の民主的改革をめざす自主的な青年組織であり、その展望をしめす日本共産党綱領と、"社会はかわるし、かえられる"との確信をつかめる科学的社会主義を学び、日本共産党を相談相手に活動することを基本的性格にしています。自公政治にきびしい審判をくだした国民・青年が、新しい政治を模索し、探求する時代を迎えたいま、民青同盟の果たす役割はいつの時代にもまして大きくなっているのではないでしょうか。 職場・地域・学園に班をつくり、地区委員会を再建して、青年がどこでも出会い、生きる希望、政治をかえる展望がつかめる力をもった民青同盟へと前進するために力をつくしましょう。 2、要求実現の新しい流れをさらに大きく 前大会後の2年間、民青同盟は一人ひとりの願いを大切に、多くの青年と連帯し、要求実現運動の発展に、全力をあげてきました。切実な願いにこたえて、全国にひろがる私たちの運動をさらに大きく発展させましょう。 (1)雇用とくらし、学費――実態を告発し、社会的連帯の力で ●「人間らしく働きたい」「まともに生活できる仕事を」 5月20日の全国青年大集会は、3300人の参加で歴史的な成功をおさめました。全国でとりくんだ雇用アンケートやネットカフェ調査にもとづく社会的告発は、青年の雇用と貧困の実態をあかるみにだし、大きな社会問題に押しだしてきました。この実態をしめし、日本共産党が国会・地方議会で改善をつよくもとめるなか、貧困の存在さえ認めなかった政府が「ネットカフェ難民」の実態調査に着手するなど、政治をうごかす貴重な一歩をふみだしました。アンケートや労働相談・生活相談などをさらに大きくとりくみ、集会やシンポジウム、黒書づくりなどで深刻な実態を社会的に告発し、改善をもとめる運動を発展させましょう。 青年のなかでの労働組合づくりや組合への参加、職場の違法・無法をやめさせるたたかいが各地にひろがり、「未払い残業代数十億円を支払わせた」「偽装請負を是正させ、正規雇用を拡大させた」などの成果をあげています。働く青年が、労働組合をつくって団結してたたかうことは、憲法に保障された権利です。職場や地域に労働組合をつくって、企業と対等な立場で団体交渉し、労働条件の改善、違法・無法の一掃をめざすたたかいの先頭に立ちます。職場の悩みを交流し、働く権利を学び、貧困に立ちむかい、青年どうしが励ましあえるネットワークをひろげます。 ●学費の値下げ・負担軽減を 「高い学費を何とかして」の切実な声と運動の広がりを前に、今年、国立大学の学費は据え置かれ、東京大学では、世帯の年収が400万円未満の学生には授業料を全額免除することを決めるなど、学費問題でも新しい前向きのうごきがうまれています。 OECD諸国(経済協力開発機構、先進国30カ国が加盟)の3分の1が学費は無償です。国立大学で82万円、私立大学で平均130万円以上という、世界でも異常な高学費の負担の実態を、ひろく学生・高校生や社会にアピールしながら、署名などをひろげ、学費の値下げ・負担軽減、国の大学予算の増額、国・地方自治体・大学の学費免除制度や奨学金の拡充をもとめます。 ●雇用とくらしを守る「全国いっせい要請行動」を 雇用アンケートなどでつかんだ実態の告発を力に、日本共産党の国会・地方議員団と協力して政府・自治体に要請し、青年の雇用とくらしを守る施策が実現する新しい流れがうまれています。 この流れを大きく前進させるために、「全国いっせい要請行動」(07年9月〜08年3月)にとりくみます。署名やアンケートなどをおおいにひろげ、「正規雇用の拡大」「サービス残業や偽装請負の是正」「最低賃金を時給1000円以上に」「日雇い派遣の禁止」「働く権利を知らせる冊子の普及」「ジョブカフェなどの就労支援や相談窓口の充実」「青年むけ家賃補助」「学費値下げ・奨学金の充実を」などの実現をめざします。 政府がたくらむ消費税増税に怒りの声がひろがっています。「庶民には増税、大企業・大資産家には減税」という税制の「逆立ち」ぶりをあきらかにしながら、消費税増税を許さない運動をひろげます。 職場でも、学校でも、青年どうしが競わされ、ひどい生活から抜けだしたいと思いながら、「自分の努力が足りないから」「相談できる仲間がいない」と、悩んでいる青年も少なくありません。悩みや苦しみの大もとに、若者を使い捨てにする大企業とそれを応援する政治があることを青年といっしょに学びながら、運動をひろげます。 (2)憲法9条を守り、戦争も核兵器もない世界を ●草の根から「憲法、平和を守ろう」の声をひろげよう 平和・憲法を守る青年のエネルギーが発揮され、運動が発展しています。改憲のねらいや憲法9条の値打ちを知らせるなか、「9条を守りたい」と、学園・地域・職場で、青年・学生の「九条の会」がうまれ、ひろがっています。東京の学生「九条の会」がよびかけた11月16日の『Peace Night 9』は1100人の参加で成功しました。 憲法9条改悪のたくらみは、それを掲げた自公が大敗した参院選結果とその後の安倍首相の政権投げだしを前に、大きな打撃をこうむりました。いま大切なことは、改憲派の巻き返しを許さず、「9条を守ろう!」の青年の多数派を草の根から結集することです。 すべての学生班、高校生班が平和について考え、憲法9条を学びながら運動をひろげ、「九条の会」や平和ゼミナールの結成をめざします。地域や職場でも、青年の「九条の会」やサークルをひろげます。 原水爆禁止世界大会には2000人の青年が参加し、50万羽をこえる"折り鶴"に核兵器廃絶の願いがたくされました。「戦争も核兵器もない世界を」という青年の願いを集め、被爆の実相を受け継ぎ、原水爆禁止世界大会にむけたとりくみを年間を通じてすすめます。 ●アメリカいいなりの自衛隊派兵の中止を 戦争でテロはなくせません。テロをなくすには、戦争ではなく、国際社会が協力してテロリストを捕まえ裁判にかけることこそ大切です。貧困をなくすなど、テロの土壌を取り除くための支援をつよめることこそ、憲法9条をもつ日本が果たすべき役割ではないでしょうか。国民世論をうけ、憲法に違反して海外派兵された自衛隊が、政府の方針に反し、11月にインド洋から撤収されたことは、歴史的な出来事です。アフガニスタン戦争を支援する再派兵をいかなる形であれ許さず、イラクへの自衛隊派兵を中止し、在日米軍基地の再編強化を許さない運動をすすめます。未来を担う青年として、「戦争もテロもない21世紀を」の声をあげていきましょう。 日本が犯した侵略戦争を反省してこそアジアと世界の平和と友好をきずくことができます。靖国問題、「従軍慰安婦」問題、「集団自決」教科書検定問題などの歴史をゆがめる動きに対して、侵略戦争の真実を学び、侵略戦争の正当化を許さない世論をひろげましょう。 世界では、軍事同盟でなく、話しあいによって平和をつくる流れが大きくひろがっています。にもかかわらず、自公政権はアメリカいいなり・軍事一辺倒の外交をすすめ、世界で孤立しています。アメリカいいなりの政治を大もとから転換し、核兵器も戦争もない日本と世界をつくる展望をおおいに学びましょう。 (3)人間的連帯・成長の願いにこたえて 「悩みを相談できる人間関係をつくりたい」「進路や将来のことが不安」「自分に自信がもてない」など、あたたかい人間関係と自分らしい生き方をもとめる願いは切実です。 こうした願いにこたえ、仕事や学校、生活の悩みをなんでも話しあい、みんなで学んでのりこえる――"交流と学習"を力に、あたたかい仲間づくりと一人ひとりの成長を大切する活動をすすめます。仕事の悩みや"いい仕事がしたい"との思いにこたえ、「お悩み相談会」や働きがいの交流、手遊び交流会(保育士班)・心電図学習会(病院班)など"仕事の役にたつ"とりくみをすすめます。フットサル大会やスポーツ大会、青年美術展、ピースライブなど、文化やスポーツをつうじて楽しく交流できる活動にとりくみます。恋愛や結婚、性についての学習や交流も大切です。 人間的連帯や成長をもとめる青年の切実な願いの背景には、ひどい働かされ方や競争教育など、人間を人間として大切にしない政治や社会のゆがみがあります。これらの願いともむすびながら、社会のしくみや、それをかえる展望を学びます。 3、新しい時代への展望をつかむ学習をゆたかにひろげよう (1)日本共産党綱領と科学的社会主義を学び、班と同盟員の輝きを 「どうすれば自分たちを苦しめる政治をかえられる?」「アメリカいいなりはやめさせられるのか?」――日本共産党綱領と科学的社会主義を学ぶ活動をいっそうゆたかに発展させていくことは、同盟員がしっかりと展望をつかんで成長していくうえでも、日本と世界の前途を模索する青年を結集していくうえでも、大事です。 「生活がたいへんなのは自分の努力が足りないからと思っていたけど、大企業中心の政治に原因があることがわかり、この現実をかえていけると思えた」、「世界中でアメリカの無法に反対し、軍事同盟からぬけだす流れがひろがっていることを知って、戦争のない平和な世界をつくれるんだとわかり、未来が明るくなった」、「学び、身につけたことを生かすためにも、もうけ優先ではなく、人間が大切にされる社会をつくりたい」――日本共産党綱領と科学的社会主義を学んだ班と同盟員は、青年の願いや関心とむすんで社会をかえられる確信をつかみ、生きいきと活動をすすめています。 日本共産党の綱領は、国民・青年を苦しめている最大の根源が大企業の横暴な支配とアメリカいいなりの体制にあり、それを根本から打開し、「国民が主人公」の新しい政治をつくる民主的改革の展望をしめしています。平和と社会進歩の流れがひろがる21世紀の世界のうごきや、もうけ優先の資本主義をのりこえて人間が大切にされる未来社会の展望をあきらかにしています。科学的社会主義の理論は、自然と社会を深くとらえる科学的なものの見方・考え方をあきらかにし、私たちが確かな指針をもって人生を歩んでいく力になるものです。 すべての県・地区・班が、同盟員や青年の関心とむすんで、日本共産党綱領と科学的社会主義を学ぶ学習会を日本共産党の援助を受けてひらくことをよびかけます。日本共産党とともに、青年にもよびかけて、綱領がしめす日本の民主的改革の展望や世界の流れ、未来社会を学ぶつどいなども、多彩にとりくみましょう。班会議では、「民青新聞」や、民青同盟が発行した日本共産党の志位委員長・不破前議長の講演パンフレットなどを学び、討論する時間をとりましょう。各地でとりくまれている「朝学」(早朝学習会)、「マンツーマン学習」、学習合宿などの経験をゆたかに発展させましょう。 新しい仲間を迎えたら、歓迎会をひらき、遅くとも1カ月以内に「基礎講座」を学べるようにしましょう。「学習セミナー」の受講をひろげます。都道府県・地区委員、班長・班委員は、中央幹部学校(5月、8月)の修了をめざしましょう。 (2)勉強・学問、仕事、生き方――多彩な"学び"を 勉強・学問、仕事、生き方など、多彩に学び、社会の担い手として成長することを重視します。学生、高校生の進路や勉強・学問、人間関係の願いにこたえ、働く先輩や学生に話を聞くとりくみ、いじめや競争教育についてのしゃべり場、なぜ学ぶのかを考える「講座」、試験前勉強会などにとりくみます。大学の教員や専門家の協力を得て、学生の知的・学問的関心にこたえる多彩な学習会や講演会、フィールドワークなど、豊かな学びをすすめます。青年の関心が高い南北問題や環境問題でも、ボランティア活動や学習会などにとりくみます。 多くの青年・学生の模索にこたえて、働きがい、学びがい、生きがいを学び、交流するとりくみをすすめましょう。 4、仲間をふやし、みんなが成長できる、あたたかさあふれる民青同盟を 青年の切実な要求にこたえる運動が発展し、広範な青年を民青同盟に迎え入れる条件がひろがっています。同盟活動の発展のカナメとしてとりくんできた地区委員会の再建は、全国14都道府県、51地区委員会まですすんでいます。2年間の努力でつくりだしてきた前進の条件を確信に、あたたかく大きな民青同盟をつくるために、力をつくしましょう。 (1)「班が主人公」――魅力にあふれ、みんなが成長し、新しい仲間を迎える 職場・地域・学園の班が、魅力にあふれ、みんなが成長し、新しい仲間を迎える班活動をつくることが、新しい時代を前にすすめる何よりの力です。全国の豊かな経験に学び、班がぶつかっている問題を打開するために、つぎの努力をつよめます。 第一に、班会議をなにより重視し、班活動プランをもって、同盟員と青年の要求と関心にこたえる班活動をつくることです。 「仕事が忙しくても必ず班会議をひらき、思いを交流し、励ましあうことが、"一人じゃない、あすからもがんばろう"と元気の源に」――二人三人からでも班会議にこだわることで、なんでも話せる仲間、あたたかい班活動をつくれます。同盟員アンケートなどでみんなの願いや思いをだしあい、班のプランに具体化し、一つひとつ実現することで、班活動が楽しく魅力的なものになります。 第二に、同盟員の要求、関心とむすんで、学ぶ魅力、成長のよろこびが実感できる班活動をつくる努力です。 「ITや環境、いじめなど、班員が学び、知りたいことにこたえる多彩な学習会で、自分たちの生活と社会のむすびつきがわかり、ホンモノの学びができるのが魅力」「『民青新聞』をつかった班学習が、"政治や社会のことを深くつかめる"と、みんなの楽しみに」など、学ぶことを中心にすえる班活動の経験に学びあいましょう。 第三に、すべての同盟員の成長を大切にするとともに、新しい仲間を迎えるために力をつくすことです。 「一人ひとりを大切にして、社会をかえる」のよびかけは共感をひろげ、同盟員の要求にねざした班活動が発展してきています。同時に、不安定な仕事や学校生活の多忙さ、班の広域化、人間関係のつまずきなどから、活動できていない班の仲間も少なくありません。 すべての同盟員の要求と成長の願いにこたえることは、民青同盟のもっとも大切な目的の一つです。メールや班ニュース、訪問活動と同盟員アンケートなど、各地の経験に学び、すべての同盟員とむすびつき、長い目でみて、その願いにこたえ、成長を支えあえる班をめざしましょう。 民青同盟の班は、卒業、転籍があるだけに、新しい仲間をつぎつぎに迎えてこそ、青年の願いにこたえる班を維持し、前進させることができるし、「班が主人公」の魅力ある活動にとりくめます。機関と班が力をあわせ、新しい仲間を迎えるために力をつくしましょう。 (2)「ともに学ぼう」とはたらきかけ、新しい仲間を迎えよう すべての県、地区、班が、次期全国大会にむけて、仲間をふやす目標、新しい班をつくる目標を決め、力をあわせてやりぬきましょう。 切実な願いにこたえる運動を大きく発展させるなかで、青年の要求や実態の深刻さがつかまれ、さまざまな運動や雇用・学費アンケート、「かえるネット」会員など、青年とのむすびつきがひろがり、民青同盟に迎える努力がはじまっています。 民青同盟への加盟に高いハードルはありません。加盟の一致点は、一人ひとりの願いの実現と、日本共産党綱領と科学的社会主義を学ぶことにあります。多くの青年は、日本共産党についてよく知らなくても、雇用や平和、学びや仕事、人間関係など、切実な願いをもち、その実現をもとめています。こうした青年はみんな、民青同盟に迎えたい、かけがえのない仲間です。要求や関心に耳を傾け、「ともに学ぼう」の姿勢でひろく加盟をよびかけましょう。班会議や多彩な企画に参加してもらうことで、「民青は意見を押しつけず、議論をして認めあえるのがいい」と、魅力や楽しさを実感してもらうことも大切です。 「民青のことを話したらどう思われるか」「おしつけになるのでは」という不安やためらいもあります。自信をもって加盟をよびかけるには、班で、加盟してよかったことや成長できた思いを交流し、自分たちの活動をふりかえり、民青同盟の魅力と仲間をふやす大切さをよく話しあうことです。 (3)みんなの力で財政・機関紙活動を強めよう 同盟費を納める同盟員の少なさや配達・集金活動の乱れは、一人ひとりの同盟員を大切にするうえでも、民青同盟の財政を自分たちの力で支えるうえでも、打開すべき弱点です。 すべての同盟員が同盟費を納入し、機関紙を購読することをよびかけます。同盟費は、民青同盟の財政の中心です。「民青新聞」「われら高校生」を購読し、よく読むことで全国の仲間の姿に励まされ、政治や社会について学ぶことができます。配達・集金活動は、読者とのむすびつきをつよめ、同盟財政を支える大切な活動です。 班は、「財政活動のしおり」を学び、財政係、機関紙係を決め、班活動ノートを記入して、みんなが同盟費を納める班、自分たちで配達・集金ができる班をめざします。民青同盟の専従者を支える募金活動も、一部の同盟員だけでなく、班のみんなでとりくみましょう。 (4)都道府県委員会の活動を確立し、地区委員会の再建を全国で 都道府県委員会の活動を確立することを重視します。県委員会は、地区委員会以上に広域で集まるにも努力がいるだけに、県委員会活動が軌道にのっていない場合があります。それぞれの県の実情をふまえつつ、県委員会自身が学習・交流し、成長・団結できる場を大切にすること、複数の班があるなど、条件のある地域では県委員、班長・班委員(LC)などの交流と学習の場としての地域協議会をつくることなど、魅力的な班活動とリーダーづくりを、ねばりづよくすすめましょう。『全国地区委員会活動交流会報告集』にある地区委員会活動の努力は県委員会活動にもおおいに役立つので、積極的に学びましょう。 同盟活動発展のカナメである地区委員会の再建をすすめ、活動を発展させるために、各地の経験から三つの努力に学びます。 第一に、地区委員会と班・同盟員が協力して、雇用や平和の運動、スポーツ大会、自治体要請など、多彩な要求実現運動がひろがるとともに、日本共産党綱領と科学的社会主義を学ぶ努力がはじまっています。連続学習会や合宿で、地区委員が学ぶ楽しさを実感し、班によびかけて学習にとりくむ経験もうまれています。 第二に、「班が主人公」の活動を発展させるねばりづよい努力です。班長・班委員(LC)会議をひらき、おたがいの班活動を学びあうことが、魅力的な班活動をひろげる力になっています。高校や大学、職場に班をつくろうと話しあい、みんなで協力して企画や勉強会をひらき、新しい班をつぎつぎ結成する経験もうまれています。 第三に、地区委員みんなが荷をわかちあい、一人ひとりの成長と一体に、同盟活動を前進させる努力です。「地区委員はスーパーマンじゃなくていい。みんなが成長するのが大事」「地区の仲間は、生活や活動の悩みをなんでも話しあい、支えあえる家族のような存在」「高校生といっしょにがんばるチーム、心つなぐチーム、学ぼうチームをつくり、みんなで相談、協力して活動」などの努力が活動の力になっています。 こうした努力に学び、協議会がある地域では、次期大会までに地区委員会を再建することをめざします。 (5)学習でも同盟活動でも、日本共産党を相談相手に 「学び、成長する」民青同盟へと前進し、日本共産党綱領と科学的社会主義を学ぶ魅力ある同盟活動をつくるには、日本共産党の援助を受けることが大切です。この2年間、日本共産党の県・地区委員会、議員や支部の 民青同盟の魅力を輝かせながら、一人ひとりの同盟員、一つひとつの班が力をあわせ、新しい前進をつくりましょう。
以上 |
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(c)日本民主青年同盟 |
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