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■5月20日、「まともに生活できる仕事を!人間らしく働きたい!」全国青年大集会2007(民青同盟や労働組合などでつくる実行委員会主催)が東京・明治公園でひらかれ3300人が参加しました。感動と希望をひろげた集会のようすを紹介します。 「青年が団結すればこの国をうごかせる」
「時給を1000円以上に」「サービス残業や偽装請負をなくせ」「“ネットカフェ難民”をうむ社会でいいのか」――そんな実態や願いをもちより、「仕事の悩みは若者のせいじゃない。力をあわせて職場も政治もかえていこう」とアピールする青年大集会。午後1時すぎ、集まった若者が会場いっぱいにひろがり、ステージ前にはズラリとならんだマスコミ取材陣が開会を待ちかまえました。 「2年間、家がありません」。ジュンさん(24歳)の話に会場は静まり返りました。 ジュンさんと記者の出会いは2月の「街頭労働相談」。「一日中働かされボロボロになって退職。更新料が払えずにアパートを追い出され、1時間100円のまんが喫茶に約2年住んでいる」という話にくやしさと怒りでいっぱいになったのがきのうのことのよう。そのジュンさんがいま3300人の前で「みんなでがんばろう」と発言するのを見て、“一人じゃない。手をつないでみんなで社会をかえるんだ”と胸が熱くなりました。 ジュンさんと同じように長時間労働のために体を壊し退職した女性(23歳)は、「悩んでるのは私だけだと思ってた。ずっと一人でした。でもちがうってわかった。自己責任じゃないし、社会全体の環境をかえたい。こうやって自分がかわれたことにビックリです」と話します。 マスコミ関係者も「社会の転換点」 集会では深刻な実態とともに、「非正規雇用という“奴隷労働”をなくすために、まともな生活ができない世の中をかえるためにがんばろう」「青年雇用の破壊は国の責任。国に声を届けてくららしやすい社会にしたい」など熱い思いが次つぎ交流されました。 「残業代、払え!」「解雇、撤回!」とうったえながら表参道や渋谷を歩いたアピールウォークも、飛び入り参加の派遣社員や、横断幕やプラカードをじっと見つめる女性など、大注目をあびました。 千葉から参加した武田伸也さん(27歳)は、「3300人の力を感じた。青年が犠牲になって大企業が利益をあげる社会に、“このままじゃダメだ”ってみんなが感じてるんだと思った。この国が、時代がうごいてる。青年が団結すればうごくと感じた」といいます。取材に来ていたある新聞の記者も、「若い人が前面に出て声をあげている。いまが日本社会の転換点じゃないか」と話しました。 「自分もかえていける」――勇気と希望ひろがる
集会では企業の違法とたたかう青年が次つぎ発言。「偽装請負」を告発し、69名の直接雇用を実現した光洋シーリングテクノの矢部浩史さんは、「『世の中、何やってもかわらない』という声もありますが、自分たちがかえるんです」。また「髪を染めている」という理由だけで解雇を通告され、仲間とともに団体交渉に臨んで解雇を撤回させた福家菜津美さん(16歳)は、「一人でも多くの人に権利を知らせたい」と話し、参加者の拍手につつまれました。 「自分と同じような体験をたくさんの人がしてて、でもみんなで立ち上がってる。違法に“ちょっと待って”と言える勇気をもとうと思った」と話すのは福島から参加した近藤祐樹さん(22歳)。集会の5日前、理由もなく解雇され、ハローワーク前で民青同盟の宣伝に出会って集会に参加しました。「(理由なき解雇は)違法だけどガマンして次の仕事を探すしかないと思ってました。でもこれからは自分も泣き寝入りしません」と近藤さん。後日さっそくハローワーク前宣伝に参加しました。 仲間がいる。もう一人じゃない 友人の誘いで愛知から参加した新宮清香さん(24歳)は、「長時間労働や持ち帰り残業があっても、自分の能力がないから…と自分を責めていた」といいます。集会に参加して、「悩んでたのは自分だけじゃない。『やっぱりおかしいよね』っていっしょにいってくれる仲間がいる。一人でモヤモヤ考えてたけど、もう一人じゃない」と笑顔を見せました。 ユニオンやネットワークを大きくひろげよう
「福岡でも青年ユニオンをつくりたい」と話すのは平野亮さん(20歳)。「いっしょに派遣で働いてる人が権利を知らないままあきらめているのがくやしかった」といいます。しかし各地のネットワークづくりの経験を聞いて、「ユニオンがあれば、ひろく知らせたりみんなで学んで力にできる。帰ってから一歩ふみだせることが見えてうれしかった」と話します。 山梨青年ユニオンの宮内現さん(民青同盟山梨県委員長)は、「最初の宣伝ではまったく対話ができず、慰めあいながらスタート」したものの、宣伝や学習に毎月とりくむなかで、ことし1月にはホテルを解雇された青年とともに団交して解雇を撤回させるなど成果をあげていると報告。東京のみなと青年ユニオンの代表は、働きがいや悩みを交流できる飲み会「ハマナイト」で仲間の輪をひろげていることを紹介しました。 ネットワークづくりは岩手、山形、兵庫などでも準備がすすみ、集会同日には京都で「にし・うきょうユニオン」が結成されました。 たたかいと仲間の輪 大きくひろげよう
「残業代、払え!」「解雇、撤回!」とうったえながら表参道や渋谷を歩いたアピールウォークは、「すごい、何これ?」「人間らしく働きたいだって」と大注目。「タイムカードがなく月60時間サービス残業。がんばってほしい」(28歳、IT企業社員)、「引っ越しバイトで日給たった6千円。なんとかしてほしいと思ってた」(日雇い派遣の男性)など共感がひろがりました。 テレビや新聞の報道もあいつぎ、“若者の貧困を自己責任ですませていいのか”という世論がひろがっています。「ひどい実態をみんなでかえよう」と青年が集まり声をあげたことが、社会に大きなインパクトをあたえ、青年の希望となっています。 多くの青年が、「悪いのはあなたじゃない。いっしょに職場と政治をかえよう」というよびかけを待っています。雇用アンケートや地域のネットワークづくりを、青年みんなによびかけてとりくみ、仲間の輪を大きくひろげましょう。 |
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(C)日本民主青年同盟 |
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