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集会での発言 開会のあいさつ 仲間の力、連帯の力こそ、職場と社会をかえる力 日本民主青年同盟中央委員長 姫井二郎さん
こんなにもたくさんの仲間が集まったことに、主催者を代表して心から感謝します。 まじめに働いてもまともな生活ができず、貧困から抜けだせない若者をうみだす社会に未来があるでしょうか。がんばってもがんばっても仕事が終わらない、若者が心も身体もボロボロにされるような社会に希望があるでしょうか。青年の貧困と苦しみの責任は、青年をモノのように働かせてきた大企業と、それを応援してきた政治にあります。 仲間の力、連帯の力こそ、職場をかえ、社会をかえる力です。「あなたのせいじゃない。いっしょに力をあわせよう」の声をひろげていきましょう。(拍手) 「きょうは稼げるか」不安の日々 未払い残業代を請求中 すき家ユニオン組合員 福岡淳子さん
すき家・仙台泉店一同が、青年ユニオンに参加するきっかけになったのは、何年間にもわたる残業代の未払いや、勤務中に突然帰るように命じられることなど、当日の勤務が終了するまで、「きょうはきちんと給与を稼げるだろうか」、と不安な日々がつづいていたことでした。他の店舗でも不安の声があがるなかで、「このまま泣き寝入りか…」とあきらめかけていたときに、渋谷のすき家の人たちが「解雇を撤回させた」というニュースを知り、勇気づけられました。さっそく相談にのってもらい、いま会社にたいして残業代未払い分を請求しているところです。会社側は「こちらの請求には応じない」といっていますが、ここで心折れることなく、志をもった仲間と今後も活動をつづけていきます。(拍手) 労働組合つくり「偽装請負」から直接雇用へ JMIU徳島地域支部・光洋シーリングテクノ分会代表 矢部浩史さん
私たちは以前、「偽装請負」をさせられていました。正規労働者と同じ仕事をしているにもかかわらず、安い賃金と、いつクビにされるかもわからない不安定雇用のなかで、だれもがいまの待遇とくらし、将来に不安や不満をもっていました。そのなかで、自分たちを“モノ扱い”する会社に怒りをもつ仲間が労働組合をつくり、派遣会社を相手に団体交渉をかさね、賃金・労働条件を改善させました。 また、派遣先の光洋シーリングテクノにたいして、「派遣法にしたがい直接雇用するよう」もとめてたたかいました。全国の仲間の支援や、日本共産党が国会で告発、追及するなかで、昨年3月、53人の直接雇用が実現しました。その後あらたに16人が直接雇用になりました。 「世の中、何やってもかわらない」という声もありますが、自分たちがかえるんです。声をあげればかわるんです。みなさんの力で世の中をかえていきましょう。(拍手) 初の「偽装請負」告発 会社のいやがらせにも屈せず 松下プラズマディスプレイ偽装請負争議原告 吉岡力さん
松下プラズマディスプレイがおこなった不当解雇と人権侵害にたいして裁判闘争をしています。私は「偽装請負」を告発し、直接雇用するよう、松下にもとめました。その結果、期限付きの直接雇用をかちとったものの、真っ黒なテントに隔離されたり、“集団シカト”される毎日でした。それでも、「自分はまちがっていない」「全国的な大きなたたかいにしてやる」という思いでがんばりました。実際にいま、全国あちこちで「偽装請負」を告発したニュースが聞かれるようになりました。 4月に出た地裁判決は、「職場復帰は認められない」という不当な内容でしたが、一方で、会社の人権侵害を認めるものになりました。これから高等裁判所のたたかいになりますが、やる気十分です。「偽装請負」という“奴隷労働”をなくすために、まともな生活ができない世の中をかえるために、ともにがんばりましょう。(拍手) 連帯のあいさつ 世の中かえるたたかいに立ち上がるとき 全国労働組合総連合議長 坂内三夫さん
私は130万人の労働者が加盟する全労連・議長の坂内です。「こんなことは絶対におかしい」「とても納得できない」と思うことがたくさんあります。同感できるなら、いしょに「おかしい」と声を上げてださい。 働いても働いてもまともな生活ができない。こんな低賃金はおかしい(「おかしい」の声)。何時間働いても残業代をはらわない。サービス残業なんておかしい(「おかしい」)。正社員と同じ仕事をしても非正規の給料は半分。こんな差別はおかしい(「おかしい」)。 おかしいと思っているだけでは世の中かわりません。みずから行動にうつして、世の中をかえるたたかいに立ち上がるときだと思います。みんなでいっしょになってたたかいぬきましょう。(拍手) 貧困問題にとりくまない政治家はいらない 自立生活サポートセンター・もやい事務局長 湯浅誠さん
95年ごろから東京でホームレスの人たちの支援をしてきました。はじめて若い人と路上で出会ったのは90年代後半のことでしたが、2000年を前後して20代30代の野宿者はめずらしくなくなりました。いま若い人たちの貧困が注目されはじめています。今週、私たちのところに生活保護の相談に来たのは、20歳男性と28歳男性と30歳の男性でした。彼らは別に生活保護を受けたかったわけじゃない。ただ生きたかっただけです。それがかなわない世の中になりつつあります。この1、2年、貧困の多様化を感じます。政治や社会がアメリカ化するのと比例して、貧困の状況も多様化していってます。 私は貧困問題を解決するのは政治の責任であると考えます。それができない政治家は政治家失格です。当事者たちが「自分が悪いんじゃないんだ」と自分のなかで確認できる、納得できる、そういう社会状況をつくる必要があると思います。(拍手) 普通の生活をとりもどしたい ネットカフェ暮らしの青年 ジュンさん ネットカフェで2年間くらしています。給料が安くて家賃が払えず、「すぐにまた借りられるだろう」とアパートを出ました。しかし、住所がないことで仕事も限定され、生活費をかせぐだけの毎日です。いま財布にあるのは2万円。カゼでもひいて仕事を休めばすぐになくなります。落ちるのは簡単で、そこからあがるのはとてもきびしい。いま、親にも友人にもこの生活を隠しています。正直に話せる生活がほしい。手放した普通の生活をもう一度とりもどしたい。それぞれの希望をえるために、みんなでがんばりましょう。 まともな仕事につけず生活保護 正社員として働きたい 夕張市で生活保護を受ける青年 富田和也さん 北海道・夕張市から来ました。昨年4月から職探しをしていますが仕事がなく、昨年9月から生活保護を受けています。3月から菓子工場で契約社員として働くことになりましたが、正社員として安心して働きたいです。 夕張市は昨年6月から財政再建団体となり、観光予算の削減で観光施設で働く100人近い青年が職を失いました。 仲間と「夕張には働く場所がない」と話しあい、「青年の思いを行政に届けよう」と、青年雇用署名を集めはじめました。622件のお宅を訪問し、123人から署名を集めました(拍手)。ある30代の男性は「自分は臨時社員。650円で7時間では一人ぐらしはできない」と話し、25歳の男性は「仕事中にケガをしても労災がおりずに、労基署に虚偽報告をしている」と話してくれました。署名してくれた青年の思いを国や道に届けて、くらしやすい社会にするためにがんばっていきたいと思います。(拍手) 団体・地域からリレートーク 各地、各団体の青年が元気にリレートークをしました。 トップバッターは、未払いの残業代の支給や不当な解雇を撤回させてきた首都圏青年ユニオン。ライブドアユニオンの徳永裕介さんは、30人の仲間が突然の解雇宣告を受けながらも、解雇撤回めざしてたたかっていることを報告。「『正しい』ということはとてもつよい」とのうったえに参加者は「そうだー」の声でこたえました。 「この賃金ではまともに生きていくことはできません」と発言したのは、1カ月の最低賃金生活にチャレンジした高木幸太郎さん。地元、北海道の最賃は644円。「最低賃金にみんなでドロップキックをかましてやりましょう」と発言をしめくくりました。 医療、介護、自治体、教育の最前線でがんばる青年労働者たちは、ギリギリの人数のなかで歯をくいしばりながら働く実態を告発しました。「夜中の2時まで働くなど過労死寸前」と青年教員の悲惨な実態を告発した青年教師は、「よけいなことにお金をかける政治をあらためて、子ども・教育にしっかりとお金をかける政治にかえていくことがもとめられている」と力づよくうったえました。 草の根の運動コツコツと 全国各地で、草の根の運動をコツコツとひろげてきたようすも語られました。大阪・木津川の青年は「働く働きたいネット」をつくり、1カ月で1668人から署名を集めたり、市議会議員とともにジョブカフェ視察にとりくんできたことを報告。青年お仕事実態調査にとりくんだ神奈川の民青同盟の仲間は、400人の声をもとに県議会要請。「公明党と民主党には門前払い」されたことを話すと、「ひどい!」「許せない!」の声があがりました。「青年一揆」と書かれたムシロ旗を掲げて登壇したのは、京都の青年たち。府にはたらきかけるなかで、「全国初となる正規雇用拡大の条例改正」がおこなわれたことを話すと、「すごい!」の声が。山形青年ユニオン準備会、首都圏青年ユニオン・港分会、山梨青年ユニオンの仲間は、学習会や仕事のやりがいや悩みを交流するとりくみ、街頭労働相談、ネットカフェ調査など、多彩なとりくみを発言。最後に、山梨の宮内現さんが「働く青年のよりどころとなれる青年ユニオンをもっと大きくしていきたい。ともにがんばりましょう」とうったえると、3千人をこえる参加者は力いっぱいの拍手を送りました。 茶髪でクビ!?――団交で解雇撤回 首都圏青年ユニオン組合員 福家菜津美さん
私は「びっくりドンキー」というハンバーグレストランで1年間一生懸命働いてきました。ところが、店長がかわると、髪を染めているという理由だけでクビになりました。納得できず首都圏青年ユニオンに入りました。16人がかけつけてくれて4月に団体交渉をおこない、解雇を撤回することができました(「すごいぞー」の声)。しかし、7月31日に契約更新を拒否されるかもしれません。でも私は絶対にあきらめません。私たち若者の多くは働く権利を知りません。青年ユニオンのみんなといっしょに一人でも多くの人に権利を知らせていきたいです。(拍手) 私を救ってくれた青年ユニオン 山梨青年ユニオン組合員 保坂健一さん・宮内現さん
保坂 私は県内のある大手電気メーカーで働いています。月100時間の残業、休日出勤を強いられ、去年の6月に自殺をはかりました。そんな私を救ってくれたのは、昨年9月の山梨青年ユニオンとの出会いでした。駅前で宣伝する宮内さんから「何時から何時まで働いていますか?」と聞かれ、職場の不満をぶちまけました。そして、私の長時間労働の原因が「偽装請負」であるとわかったのです。 山梨青年ユニオンに入ってわかったのは「たたかえば、かえられる」ということ。いま、同じ職場の仲間が一人加わり、会社に労働組合をつくろうと準備をしています。(拍手) 宮内 前回の青年雇用集会に励まされ、05年12月からほぼ毎月、街頭宣伝にとりくんできました。いま組合員は12人となり、1月にはホテルを解雇された青年とはじめて団交にとりくみ、解雇撤回をかちとりました。(拍手) 閉会のあいさつ いきいき働ける日本を青年の団結でつくろう 全労連青年部書記長 笠松鉄兵さん
将来の日本を支える青年がこんなにもきびしい状況におかれていることは、おかしいことではないでしょうか。 きょうの集会でたくさんの人が発言されたように、声をあげてたたかえば、多くの人の共感をよび、かえることができます。そしてまた、この集会で青年の大きなパワーを実感できたのではないでしょうか。そのことは、集会参加者が前回の1250人から3300人にふえたことや、今回の集会につめかけたマスコミの数にもあらわれています。 きょうの集会で実感したことや青年の願いをさらにひろげて、新しく仲間をつくり、たたかいをひろげていきましょう。いつの時代も歴史をかえてきたのは青年です。青年は大きな力をもっています。いきいきと働き、くらせる日本を私たち青年のパワーと団結でつくっていきましょう。
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(C)日本民主青年同盟 |
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