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学び交流し、運動をひろげるネットワークをつくろう! これからの活動にわくわく――青年ユニオンを結成 ――滋賀(2007/9/30)
■滋賀青年ユニオンが9月30日に結成されました。この間、民青同盟のアンケートや県労連の労働相談には、「二直二交代で、交代がいない時は連続」「仕事が遅く終電に間に合わないため自動車通勤をしているが、残業代が出ない」など、深刻な実態がよせられていました。そのなかで、5月の雇用集会に参加した民青同盟や県労連青年部のメンバーが中心となって準備会をひらき、「仕事の悩みを青年全体の問題としてやっていこう」「滋賀でも青年ユニオンが必要」と議論をかさねてきました。 青年ユニオンは、働き方や仕事のあるなしを問わず、一人でも入れる労働組合として、滋賀自治体一般青年ユニオン支部としてスタートします。結成大会には、県労連副議長をはじめ、みえ青年ユニオンの代表や日本共産党の県議も激励。委員長に選出された高橋真直さんは、「労働組合の先輩や他の県の人たちの築いた経験の上に、ぼくらは出発できる。これからの活動にわくわくしている。みなさんにささえられ、できるところから運動をすすめよう」とよびかけました。 雇用問題解決・貧困とたたかうネットワークの強化を――首都圏青年ユニオンが大会 ――東京(2007/9/30)
■首都圏青年ユニオンは9月30日、東京都内で定期大会を開催しました。議案提案をした河添誠書記長は、「すき家」での1万人以上のアルバイト従業員にたいする残業代未払いの是正や5月の青年大集会の成功などのとりくみをふりかえりながら、「ユニオンは、貧困と労働基準法以下の労働条件とたたかいながら組織化を前進させてきた」と報告。今後、組合員の拡大や地域分会の結成などとともに、貧困問題の解決をめざす「反貧困助け合いユニオン」(仮称)を来春発足させることも提起しました。 討論では、「毎日17時間労働で睡眠時間は3時間。10キロやせ、ヘルニアになり2カ月の入院。大人のいいように若い人が使われている状況をかえるために、組合をひろげていきたい」(23歳、男性、美容院勤務)、「不当解雇をいいわたされ、労基署にいってもとりあってもらえず、あきらめそうになりながらネットで知ったユニオンに電話したら、ちゃんと対応してくれ、きのう加入した。これからがんばりたい」(33歳、女性、派遣社員)など、深刻な実態やユニオンへの期待、これからの決意などが語られました。 来賓あいさつをした民青同盟の姫井二郎委員長は、「青年の勇気ある告発が雇用と貧困の実態をあかるみにだし、大きな社会問題にして政治もうごかしている。職場の違法・無法をやめさせるために、労働組合づくりや組合への参加に私たちも力をあわせてがんばりたい」とのべました。 大会は役員を選出し、委員長に武田敦さん(新任)が選ばれました。 「働く権利学び、たたかっていきたい」――青年ユニオン結成 ――山形(2007/9/24)
■仕事や雇用の問題で悩む青年のネットワークをつくり、働く環境をよくしたいと、山形県内の青年たちが9月24日、青年ユニオンを結成しました。準備会ではこの間、ネットカフェ調査にとりくんだり、職場の悩みを語りあい、団体交渉に直接立ち会ってきました。こうしたとりくみをつみかさねての結成です。 結成総会では、首都圏青年ユニオンの川添誠書記長が記念講演し、働く青年の実態やユニオンの意義・役割、たたかいのようすを話しました。方針などの報告を受けた討論では、「自分も派遣社員という立場で本当にたいへんな毎日。だからこそ、みんなに『ユニオンがあるよ』と声をかけていきたい」「組合に入って勇気をもらった。一人ひとりがもつ力はすごい」など、決意や確信が交流されました。 また、総会当日はNHKや朝日新聞などマスコミが多数かけつけ、NHKのニュースで組合員のインタビューとユニオン結成のもようが紹介されるなど、大きな関心と注目がよせられました。結成準備の中心になった大野真由美さん(仮名)は、「ユニオンの存在をたくさんの青年に知らせたい。みんなで働く権利や社会のしくみなどを学んで、たたかっていけるようになりたい」と話しています。 「泣き寝入りせずたたかおう!」――青年ユニオン結成 ――兵庫(2007/9/1)
■「いままでは励ましあって終わりだったけど、団体交渉の権利を得て、具体的に解決する力を手に入れました。みんなでがんばりましょう!」――兵庫県で今月、「兵庫青年ユニオン〜波〜」が結成されました。1日の結成大会には、青年や学生、労働組合の方たちなど約70人が参加しました(写真)。 連帯のあいさつをとかけつけた首都圏青年ユニオンの河添誠書記長は、この間のネットカフェ調査の結果なども紹介しながら、「貧困そのものがふえている。ユニオンで貧困そのものをなくす運動と、労働条件改善のとりくみを大きくひろげよう」と話しました。 議案の提案がおこなわれ、その後は全体討論。「大手ホテルに先輩が勤めているが、料理長クラスでも契約社員とのこと。青年ユニオンをひろげたい」「前の職場では、倒れるまで働かされていた。今度の職場ではユニオンの支部をつくってがんばりたい」「いまは学生だが将来が不安。ユニオンで働く権利を学びたい」など、青年や学生の切実な実態とユニオンへの期待や決意が語られました。 最後に運動方針や規約を採択し、役員を選出。書記長に選ばれた赤木涼子さんは、「準備のなかで偽装請負のたたかいにかかわってきたが、仲間との信頼関係も築けたし、みんなの成長に励まされた。無法に泣き寝入りせず、労働条件をよくしていきたい」と決意を語りました。 「ここが変だよウチの職場」――しゃべり場を開催 ――大阪・堺泉北(2007/8/11)
■民青同盟堺泉北地区委員会のメンバーでつくる、サークル「Job Mozu」は8月11日、堺市内で「しゃべり場」企画をおこないました。「Job Mozu」は青年の雇用問題を解決するための集まりです。ゲストに松下プラズマディスプレイ偽装請負訴訟原告の吉岡力さんを招き、「ここが変だよウチの職場」をテーマに20人ほどの青年が話しあいました。 吉岡さんはたたかいに立ち上がるまでの経過を説明し「若い人がワーキングプアで働いているのを間近に見てきた。こんな状態はほっとけないと立ち上がった」「同じように違法な状態で働かされている人がたくさんいる。後につづく人のためにもがんばりたい」と語りました。参加者は「いろんな職種の人とこうした交流ができてすごくよかった」「吉岡さんの話を聞けてよかった。自分もがんばっていきたい」などの感想が聞かれました。 生きいき働くために手をつなごう――青年ユニオン結成 ――岩手(2007/7/29)
■「一人ぼっちの青年労働者をなくすために、青年の連帯をひろげ、仲間をふやします。いまこそ、みんなで手をつなぎましょう。青年だれもが、働くルールに守られ、働く権利が保障され、いきいきと働くことができるように、全力を尽くします」(結成宣言より)――岩手県内で働く青年を中心に7月29日、いわて青年ユニオンが結成されました。結成総会には、未払い給料と退職金の支払いをもとめて争議中の青年4人も参加。いわてローカルユニオン青年委員会として、14人でスタートします。 民青同盟岩手県委員会は、いわて労連などと協力して2月に雇用集会を開催。宣伝や友だちとの対話にとりくむなかで、権利を知らずあきらめている青年の実態にぶつかってきました。初代委員長の長野久美子さん(仮名)は、新役員あいさつで「給料が低くても、毎日無給で働く時間があっても、仕方ないことなんだと思っていた」と、パートで働く自分自身の経験を語りました。そして「全国青年大集会やユニオン準備会をとおして、会社の違法に勇気を持って声をあげ、かえていくことが大事だと学べた。深刻な実態のなかで悩みながらも働きがいをもとめてがんばっている青年たちのために、いわて青年ユニオンを大きくしていく」と決意をのべました。ユニオンでは、さっそく8月15日に宣伝行動と学習会をおこなう予定です。 深刻な実態やたたかいを交流――青年ユニオンが大会を開催 ――山梨(2007/7/1)
■山梨青年ユニオンは7月1日、第2回定期大会をおこない、県内各地から約30人が集まりました。 定期大会は、第1部・大会、第2部・記念講演という2部構成でおこなわれました。第1部では、冒頭、来賓として参加した山梨県労と日本共産党の代表がそれぞれあいさつ。「この間の青年たちのたたかいは、県内では数十年なかった画期的出来事。いま本当に青年ユニオンがもとめられている」と参加者を激励しました。 その後の提起された方針にもとづく討論では、「ことしから労働時間がへらされ、減給に。社長に理由を聞きにいくと、“一人ひとりの生活なんて考えてられない”といわれた。たたかわないと生活が守れない」(非正規で働く介護ヘルパー)、「月25万あった給料が、異動で11万に激減。どこの会社や部署でも安心して生活できるだけの給料がほしい」(半導体製造業)など、深刻な実態や実感しているユニオンの役割などが交流されました。 第2部は、首都圏青年ユニオンの顧問弁護士を務める笹山尚人さんが「青年ユニオンがもとめられる時代」と題して講演。笹山さんは青年労働者のおかれている実態や自身がたずさわった争議の経験、青年労働者にどう接近するか、など縦横に語り、参加者への熱いメッセージを送りました。 「たたかうことが大事なんだな」「さらに仲間をひろげたい」など、参加者の感想が語られるなか、宮内現書記長は「去年の大会とくらべて、規模も内容も大きく発展した。この一年間、継続的に宣伝をし、実際の成果もかちとるなどたたかいがひろがっていることが確信」と話しました。 地元でも相談や意見出し合う場を――お仕事ネットワークを結成 ――香川(2007/6/3) ■香川県委員会は6月3日、働く青年しゃべり場交流会をひらきました。まず、5・20全国青年大集会の参加者が報告をおこない、ネットワークづくりの分科会やネットカフェ難民の調査、国会要請の内容などを報告。日本共産党の白川よう子県議が青年雇用の政策について話しました。 その後、集会報告の感想や仕事についての思いなどを話しあいました。参加者からは「終夜営業のファミレスをいつも利用している人がいる。旅行かばんをもった人もいる」「派遣で働いている同僚は人件費の調整のために、勤務時間を短くさせられている」などの実態が寄せられました。 交流会では、参加者からの提案を受けて「お仕事ネットワーク香川」(仮)を結成。みんなでメールを使って相談したり、意見をだしあいながら定期的にしゃべり場などをひらこうと確認しあいました。 ひどい実態に「もうガマンできない」――「みなと青年ユニオン」結成 ――東京(2006/10/22)
■労働強化とサービス残業に「もうガマンできない」と、東京都港区で10月22日、「みなと青年ユニオン」(首都圏青年ユニオン港分会)が結成されました。 結成大会では、ひどい労働実態の告発やたたかうなかで勝ちとった成果や青年ユニオンの魅力、役割などが発言されました。派遣社員として都内の病院でヘルパーをしている青年は、「月収手取り14万5000円。親と同居だから生活できるが、自立はできない。正社員になりたい。一人で悩んでいても何も解決しない。ユニオンができて、労働基準法などを勉強して交流ができるのはうれしい」と発言。広告会社につとめる青年が、「採用が決まったら寝袋をわたされ、“泊まり込みで仕事を覚えろ”と上司にいわれた。その後、新入社員全員が上司の家の近くに引越しさせられ、たこ部屋状態の生活をしいられた。ユニオンに相談し会社と交渉。会社は謝罪して和解が成立した」と発言すると、会場から拍手がわきおこりました。 委員長に選出された橋本隆一さん(仮名)は、印刷会社の営業で働いています。「だれかがやらないと職場はかわらないと役員を引き受けました。みんなで勉強しながら話しあってすすめていきたい」と決意を語っています。 全国の経験を学び、さらにひろげていく力に――青年ネットワーク交流会を開催 ――青年雇用懇談会(2006/10/7)
■首都圏青年ユニオン、全労連青年部、全学連、民青同盟でつくる青年雇用懇談会は7日、「働く・働きたい青年ネットワーク交流会」を開催し、全国各地から約70人の青年が参加しました。この企画は、同日からはじまった労働者学習協会が主催する「全国学習交流集会」の夜におこなわれたもの。 はじめに、青年ユニオンの活動(首都圏青年ユニオン)、職場での仲間づくり(全労連青年部)、地域でのネットワーク(湘南お仕事ネット)、雇用集会(大阪青年大集会実行委員会)の4人がそれぞれの立場から発言。会場からは7人の青年が実態やとりくみを報告しました。愛知から参加した広告デザイナーの女性は、「計算したら月の残業が140時間をこえていた」「商品が売れなければ自分で買わされる」など切実な声がよせられるなか、学習会で働く権利や問題の背景などを学んだことを紹介。「来月おこなう県の雇用集会も成功させたい」と話しました。 参加者からは「人間らしく生きることがこんなにもしいたげられていることがショックでした。学ぶことによって確信をもって、社会をかえる一歩を踏みだすこと、連帯をひろげることが本当に必要とされていると思いました」「困ったときに相談できる場が近くにあることを知らせること、それを力にしていくことが大切だと思いました」などの感想がよせられました。 働きがいをみんなで考えた――県内の民医連班で合同企画 ――千葉(2006/9/18)
■千葉県内の民医連班が合同で企画した「民医連で働くということ〜よーし、みんなで考えよう」が9月18日、ひらかれました。日本共産党の谷川智行さん(参議院比例予定候補者)をアドバイザーに迎え、仕事の実態や悩みなどを交流しながら民医連で働くことの意味について考えました。 谷川さんは「ハンセン病患者との出会いや薬害エイズ訴訟のたたかいのなかで、命よりもお金が優先される政治があることを知り、どうしても政治をかえなくちゃいけないと思った」と候補者になった決意を語り、「患者のための医療をつらぬきながら経営もなりたたせていく民医連で働くのはたいへんなこと、だからこそ現実から目をそむけずに若者らしくたたかってほしい」とメッセージを送りました。参加者からは「利益ではなく患者さんとむきあっているんだとあらためて実感できた」「体がつらくてやめたいと思っていたけど、自分にも何かできると思った」「社会はかわらないと思っていたけど、勇気を出して一歩をふみだそうと励まされた。世の中をかえたい」と話していました。 仲間がいるからがんばってたたかえる ――首都圏青年ユニオンが分会交流集会を開催
■正社員、非正規など働き方を問わず、1人でも入れる労働組合「首都圏青年ユニオン」は8月26日、都内で分会交流集会をひらき、約40人が参加しました。 はじめに伊藤和巳委員長が「青年ユニオンは、横のつながりをひろげ、仲間のなかで成長し、同じように悩んでいる仲間と支えあうなかで、社会をかえる運動体になろう、ととりくんできた」とあいさつ。ユニオンの活動をとりあげたNHK「ホットモーニング」(4月放映)を見たあと、結成の経緯や活動を交流しました。 「『会社との関係が悪くなるのでは』など不安があったが、ほかの人の団体交渉に参加したり学習するなかで、1人2人と立ちあがった」(江戸川)、「ゲーム業界はサービス残業や徹夜、無賃労働などが当たり前になってる。そういう実態をかえたい」(神奈川)など、各分会が経験や思いを発表しました。 交流では、「なぜ、自分の問題が解決しても運動をつづけるの?」という質問に、「みんなが心配してくれ、相談してくれるのがうれしい。自分の争議を支えてくれた人がそれぞれに争議を抱えていることを知ると『行かなきゃ』と思う」「励ましあう仲間がすごく大事。そういうなかだから成長できる」などの回答がだされました。 会社の違法… どうしても許せなかった 「ひとり」じゃなくて「みんな」のたたかい ――神奈川に「青年ユニオン」できた
■「一人のたたかいじゃない。青年みんなのために、青年ユニオンをつくろう!」――7月23日、神奈川青年ユニオン(首都圏青年ユニオン神奈川分会)が結成されました。5人からのスタートですが、すでに2人が残業代支払いや有給休暇取得などを実現。「自分たちが青年の相談相手になって、仲間の輪をひろげたい」と語ります。 「みんなが改善されるように」と組合結成 ■「青年みんなが健全な生活を送れるように、自分だけではなくみんなが改善されるように、当たり前のことがなされる社会をつくるために…そんな思いを胸に神奈川青年ユニオンを結成したいと思います」――約20名が参加した神奈川青年ユニオン結成大会。「結成の目的」の報告に立った牧崎知也さん(26歳)はこう決意を語りました。 「正規でも非正規でも、サービス残業など毎日の仕事だけでクタクタになってしまう若者がたくさんいます。収入が少なく将来設計もままならない派遣や請負の働き方、突然の解雇など、私たちの働く環境は、夢や希望さえ見失ってしまうような矛盾に満ちあふれています。でも、この矛盾に向きあって声を上げた時、私たちはこれが個人の問題ではなく青年みんなの問題だと気づきました」 「ゲーム業界だから…」とガマン 牧崎さん自身が、連日のサービス残業で疲れはて、心身ともにボロボロに傷ついて仕事を辞めざるを得なかった一人でした。 2003年、専門学校を卒業して就職したゲーム製作会社。パソコンで画像を作成する「グラフィカー」の仕事でした。面接で社長は、「研修期間はアルバイト。夜10時までサービスで残業するように。正社員になるまでは社会保険・雇用保険はない」といいました。牧崎さんは、「ひどい労働条件だな」と思いつつも、「就職難だし、この(ゲーム)業界はどこも同じ」と考え入社を決めました。入社してしばらくは、大型連休で出勤日が少ない月は給料がどんどん引かれ、手取りわずか7、8万円の月も。「いま考えてもどういう計算だったのかわからないけど、当時はこんなものかと思ってた」といいます。 会社に問題があることをハッキリさせたい ■昨年2月に正社員に「格上げ」。しかし、毎日3時間のサービス残業は変わりませんでした。それでも「有給休暇はとれるんじゃないか」と思い、社長に「有給休暇を…」と伝えたところ、「有休をとらせるヒマはない。そういうことをいうなら辞めてもらってかまわない」と、逆に脅しともとれる返事でした。残業代を請求することや有給休暇をとることは、労働基準法で認められた権利だと知ってはいましたが、「職を失いたくない」という一心で「わかりました」と答えるしかありませんでした。 体調に異変が出はじめたのはその頃です。「疲れがとれない。ずっと画面に向かって集中するので視神経に疲労が蓄積して、自律神経もおかしくなりそうでした。もうつづけられないと思い、まわりのアドバイスもあって辞めることにしました」(牧崎さん)。就職から4年目のことでした。 心身ともにボロボロになっていた牧崎さん。「あのまま泣き寝入りしてたら、次の仕事を探す元気もわいてこなかったと思う」といいます。「自分ではなく会社に問題があるということをハッキリさせたい。サービス残業が違法だということ、働いた分を受け取る権利があるということを認めさせたい」。牧崎さんは、以前から名前を知っていた首都圏青年ユニオンに電話しました。 同じ思いの仲間に出会い、ユニオン結成へ
■相談をうけた首都圏青年ユニオン副執行委員長の河添誠さんは、牧崎さんに労働者の権利を説明し、「いっしょにたたかいましょう」と励ましました。すぐに加入した牧崎さんは、「他にも神奈川で会社とたたかっている青年がいる」と聞かされます。「団体交渉があるからいっしょにいこう」とのよびかけに、「他の人のたたかいを見てみたい」と参加。そこで出会ったのが谷川一志さん(仮名・22歳、アルバイト)でした。さらに後日、「地元の青年が会社とたたかっているなら支えたい」と支援にかけつけた民青同盟員の釘宮愛子さん(27歳、派遣社員)も、「いっしょにたたかう」と合流。「自分だけのためではなく、青年みんなのために」――この3人を中心に、神奈川青年ユニオンを結成することになりました。 会社と互角以上に そして牧崎さんの団体交渉の日、組合の仲間3名とともに、社長と向かいあいました。 3年前に「10時までサービスで残業」と命じた社長は、「残業代は『管理手当』という名目で払っている(から違法ではない)」と主張しました。しかし金額は法定の割増賃金(時間あたり賃金×1・25倍)よりもはるかに少なく、「計算があわない」という指摘を否定できず再検討を約束しました。また、「正社員」になるまで加入していなかった社会保険をさかのぼって加入することや、14日分の有給休暇消化も認めさせる結果となりました。 「団体交渉なら、会社と互角以上にわたりあって、法律を守らせることができると実感した。ゲーム業界はサービス残業や社会保険未加入が当たり前にあるけど、団体の力でかえていけると思いました」(牧崎さん) 「友だちが加入」 仲間の輪をひろげて ■牧崎さんは、東京の青年の団体交渉に足を運んでいます。「大手チェーンの飲食店など大企業でひどい実態があることにおどろいています。困っている人がいたらいっしょにたたかいたいし、勉強にもなる。ゆくゆくは地域の青年の相談にのれるようになりたい」といいます。仲間からは「自分のことじゃないのに来てくれてうれしかった。ぼくも他の人のために動きたい」と感謝されています。 谷川さんは友だちの相談にのるようになりました。「会社からひどい扱いをうけてて…本当にムカつきますよ。で、自分の経験も話して、ユニオンに加入してもらったんです。ちょっと前まで、『仲間がいる』なんて思ってなかったのに、いま、ぼくが相談相手ですね(笑)。理不尽なことに黙ってる必要はないと確信がもてたから。いっしょにたたかう輪がもっとひろがったら、社会もかわるかな」 組合員はいま6人に。釘宮さんはこう話します。「『勝ち組・負け組』とかで青年がバラバラにされてるけど、『自分がよくなればいい』じゃなくて、『みんなでよくなる』っていう気持ちでがんばりたい。青年みんなに知らせて運動をひろげたい」 新しい仲間と連帯をひろげよう ――東京・立川青年ユニオン結成
■東京・立川で7日、「だれでも気軽に相談でき、アットホームな青年ユニオンをめざそう」と、立川青年ユニオンの結成大会がおこなわれました。 分会長に選ばれた山田武雄さん(仮名)は、医療機器の会社に派遣社員として勤務。有給休暇の取得や社会保険への加入などをもとめて、派遣元の会社と交渉しようとしています。山田さんは「ちがう派遣元からきている同僚といろいろ話をしているなかで有休の話になり、派遣元に『有休はないんですか?』と聞いたら、『有休がほしいんなら給料をさげる』と脅されました。首都圏青年ユニオンに相談すると、『有休も社会保険もかならずとれるよ』と励まされ、団体交渉にとりくむことになったんです。それに励まされてぼくもたたかう決意ができました」とユニオン結成の経過をふり返ります。「いろんな障害や会社からの圧力があるかも、と不安もありますが、労働者には権利があるんだと学んだし、ユニオンの仲間たちもいるから、みんなでがんばっていきたい」と決意を力づよく語っています。 仕事のなやみ、力を合わせて解決しよう ■「青年サポート委員会」「請負・派遣ユースねっとワーク」「リーマンズネット」…仕事の悩みを交流したり、解決の展望を学び行動する青年のネットワークが全国に広がった。青年なら誰でも一人からでも入れる「青年ユニオン」や就職難を解決するために力をあわせる「就職連絡会」も各地につくられている。 ■青年が声を上げることで、会社に未払い残業代を支払わせたり、青年の雇用を増やす努力をはじめる自治体もうまれている。言いっぱなしで終わっていたグチも、力をあせれば解決できるんだ。 |
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