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●第39回全国大会決議(PDF)

~第39回全国大会決議の全文~
日本民主青年同盟第39回全国大会決議 
国民の力で政治を変える激動の時代の幕開け―大きな民青をつくって、平和と民主主義の日本をとりもどそう

二〇一五年十一月二十三日 採択

1、主権者として声をあげる新しい運動と民青同盟

(1)戦争法廃止、立憲主義を取り戻す「国民連合政府」の実現へ力をあわせよう
青年が主権者として声をあげる新しい運動は、戦争法をめぐる安倍政権との大決戦を経て、国民の力で政治を変える激動の時代の幕を開けました。
9月19日、安倍政権は戦争法の採決を強行しました。しかし、国会前を埋め尽くす人々の抗議の声、全国に広がる無数の行動、民主主義の破壊を目のあたりにした国民の怒りは、決して鎮まることはありません。「民主主義は止まらない」「安倍政権は必ず倒す」と青年が声を上げ続けています。
戦争法は、成立したからといってそのまま放置しておくわけにはいきません。「戦闘地域」での兵站、戦乱が続く地域での治安維持活動、米軍の防護のための武器の使用、集団的自衛権の行使――自衛隊が海外で人を殺し殺される危険、日本の平和と青年の命の危機は、一刻も早くとりのぞかなければなりません。重大な憲法違反の法律の存続を許すなら、憲法によって国家権力を縛り、憲法にのっとって政治を行うしくみ=「立憲主義」が根底から覆されることになります。安倍首相は〝国会の多数の議決が民主主義〟と言いますが、昨年総選挙での自民党の得票は全有権者の17%です。6割を越える国民が反対している戦争法の強行は、国民主権の原則すら踏みにじるものです。
戦争法を廃止し立憲主義を取り戻すためには、国会で戦争法廃止に賛成する議員が多数を占め、廃止の議決を行うこととともに、昨年7月の集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回することが不可欠です。そのためには、安倍自公政権を退陣に追い込み、この課題を実行する新たな政府をつくることが必要です。
「戦争法反対」の国会論戦をくりひろげ、野党共闘に力をつくしてきた日本共産党は、〝戦争法を廃止し、立憲主義を取り戻す〟という一点での合意を基礎にした「国民連合政府」をつくろうとよびかけ、大きな反響をよんでいます。「青年の命を守ろう」「主権者は私たち」と声をあげ、安倍政権とたたかってきた民青としても、なんとしても実現したいことではないでしょうか。戦争法に反対し、勇気を出して行動に踏み出した多くの青年が、安倍政権を倒し、新しい政治をつくる共同を強く求めています。日本国憲法の精神にもとづく新しい政治への一歩が踏み出されれば、国民の力で政治を変えられる確信は大きく広がります。
安倍自公政権を解散・総選挙に追い込み、戦争法を廃止し、立憲主義をとりもどす「国民連合政府」の実現へ、青年とともに力をあわせましょう。

国会前抗議行動_トリミング

 

 

 

 

 

 

◀戦争法案に反対するたたかいはさまざまな人々が立ち上がり、安倍政権打倒の運動に発展している(9月19日、午前3時2分、国会前)

 

(2)青年との共同、草の根の行動力、社会を変革する学び―民青の役割を発揮し、運動と共同をひろげよう
青年の命をおびやかし、国民多数の意思を踏みにじる安倍自公政権を退陣に追い込み、「国民連合政府」を実現する最大のカギは、それを求める力強い国民的運動と圧倒的な世論をつくることにあります。
戦争法案をめぐるたたかいでは、青年の行動が大きな社会的注目を集め、安倍政権を追いつめるめざましい力を発揮しました。学生・高校生が先頭にたって連日国会前抗議行動が行われ、若者デモやアピール街宣が全国各地に広がり、青年が主権者として声をあげる流れはますます大きく、ゆるぎないものとなりました。一人ひとりが真剣に考え、自分の言葉で発信していく青年の姿は全世代の人々を励まし、戦争法案を「本当に止める」という決意と安倍政権打倒への熱い連帯をつくりだしました。広がる青年・学生の行動に、一人ひとりの同盟員が積極的に参加し力をあわせました。
青年のなかで運動を起こし、反対の世論を広げる上で、民青は大きな役割を果たしました。
6月14日の若者憲法集会、「戦争立法反対!渋谷デモ」が多くの青年・学生・高校生を励まし、全国の同盟員がデモや街頭宣伝にたちあがりました。「命のための宣言署名」「Letter to Abeプロジェクト」にとりくみ、地域・職場・学園でまわりの青年の思いを集め、2167通のレターと1万1766筆の署名を内閣府と国会議員に届けました。
「戦争はイヤだという気持ちがどんどん膨らんでいる」「いま動かないといけない。絶対に後悔したくない」――一回一回の学習、みんなで問いかけ考える班会が、戦争法案のリアルな危険に気づき、漠然とした不安を心の底からの怒りへと変え、主権者として声をあげていく一歩一歩を励ましてきました。同盟員の地元や学校でよびかけた署名やレター、デモや宣伝、一人ひとりの本気の思いと言葉が多くの人々の心をゆさぶり、「自分も何かしなければ」という決意、行動する勇気を草の根で広げていきました。
科学的社会主義と日本共産党綱領の学習が、「抑止力は必要では」「行動して本当に変わるのか」という疑問や模索にこたえ、「武力で平和はつくれない」「未来を決めるのは自分たち」という確信と展望を語り広げる確かな力となりました。
こうした役割を発揮できたのは、民青が青年の切実な要求にこたえ、平和、独立、民主主義、社会進歩をめざすとともに、日本共産党を相談相手に科学的社会主義と日本共産党綱領を学び社会の担い手として成長することを基本的性格としているからです。戦争法案のたたかいを確信に、「国民連合政府」の実現をめざして次の活動にとりくみましょう。

①戦争法廃止、安倍政権打倒への強固な世論をつくりだそう
地元でのデモや集会、ネットでの発信で青年が声をあげる場をつくるとともに、青年の実態・要求にてらして安倍政権の危険性を告発し、打開の展望を示す対話を重視して運動を進めれば、戦争法廃止、安倍政権打倒の強固な世論をつくることができます。戦争法廃止を求める運動を大きく広げるとともに、雇用ルールの破壊、学費値上げ、原発再稼働、米軍新基地建設、憲法改定、TPPの推進、消費税増税、社会保障の削減など平和と暮らしを壊す政治に一つ一つ対決する運動にとりくみます。
②「国民連合政府」をめざす対話と共同を広げよう
全国各地で戦争法案廃案にむけて一緒に行動した青年の結びつきと共同を大切にし、「国民連合政府」の意義や展望の学習にとりくみ、様々な青年団体・個人との対話と共同をひろげます。
③科学的社会主義と日本共産党綱領を学び、希望ある未来を語ろう
科学的社会主義と日本共産党綱領を学ぶことで、立憲主義・民主主義を壊す政治の根本がわかり、直面する安倍政権とのたたかいがどんな未来をひらくのか、社会を変える国民の力はどう高まっていくのか、私たちの活動の意義や展望がハッキリ見えてきます。「社会を変革する学び」として、まわりの青年にひらかれた科学的社会主義と綱領の学習にとりくみ、希望ある未来を語りあう活動を進めます。
④仲間を増やし、草の根で行動できる大きな民青をつくろう
「班員が職場や学校で署名をよびかけると、『同じ思いの人がいてうれしかった』と声をかけられた」「民青で学んだから、あきらめないで行動しようと思えた」――もっとたくさんの地域・職場・学園に班があり、同盟員がいる大きな民青をつくってこそ、主権者として声をあげる青年の運動を支え、さらに発展させることができます。仲間を増やし、草の根で行動できる大きな民青をつくるために力をあわせます。

「主権者・青年の声と行動で新たな歴史をつくるとき」とよびかけた前大会から1年。青年の声と行動は安倍政権をゆるがす空前の国民的運動をつくりだし、文字通り「新たな歴史」を刻みました。いよいよ安倍政権を倒し、国民・青年の力で現実に政治を変えるときです。来年は参議院選挙があります。全国どこでも青年と一緒に声をあげ、政治を変える展望を語り合える大きな民青に前進し、立憲主義・民主主義・平和主義を貫く新しい政治をつくりましょう。

2、 声をあげる場をつくり、発信と対話を大切に、青年の運動を広げよう

(1)戦争法案のたたかい、選挙で生まれた新たな条件を生かし、安倍政権打倒へ
「この地域でも声をあげる場をつくってくれてありがとう」「同世代の人ががんばっていることに勇気をもらった」――戦争法案をめぐるたたかいで青年の運動は画期的な発展を遂げ、全国で青年の「なんとかしたい」という思いを励ましてきました。ブラック企業・ブラックバイトの相談会や実態調査、被災地ボランティアや3・11キャンドルプロジェクト、NPT(核不拡散条約)再検討会議への参加や戦争体験・被爆体験の「ききとりプロジェクト」など、青年の実態や関心から出発した多彩な運動にもとりくんできました。大阪市の住民投票では、青年の願いに心をよせ、「いま大阪に必要なのは雇用と暮らしを支える政策」と展望を語りながら対話をひろげ、「都構想ストップ」の審判を下しました。
この1年、今後の様々な分野の運動に生かせる貴重な経験が生まれました。都道府県・地域・職場・学園ごとに一致点での共同をひろくよびかけ、青年と一緒に声をあげる場をつくってきました。一人ひとりが自分の言葉で思いをうったえたことで社会的インパクトを与えてきました。署名や安倍首相へのレターなどで身近な友人や同僚との対話を広げてきました。インターネット・SNSを活用した発信力を高めてきました。
総選挙・いっせい地方選挙では、「安倍政権のここがもうムリ」という思いを語りあい、日本共産党の対案と新しい政治をつくる展望、自治体本来の役割を示して宣伝・対話を広げました。安倍政権に最も厳しく対決し、青年の願い実現へ力をつくす日本共産党は、総選挙で8議席から21議席へと躍進し、全分野の委員会への出席、党首討論への参加、議案提案権の獲得を果たしました。いっせい地方選挙では、史上初めて47都道府県議会のすべてに議席を獲得しました。青年の声を政治に届け、要求の実現をはかる新しい条件が生まれています。
いま、主権者として声をあげる青年・学生・高校生の姿、民主主義の新たな息吹を目の当たりにした多くの青年が、安倍政権への怒りを強め、自分の生き方を問い直しています。仕事や学校生活に追われ、進路や就職への焦りがありながらも、日本の未来について真剣に考え、模索しています。一つひとつの要求で運動を起こし、安倍政権打倒への強固な世論をつくって解散・総選挙に追い込むために力をあわせましょう。

――戦争法案の運動でつくられた地域や大学での幅広い共同を生かし、戦争法の廃止、憲法を守り生かす運動にとりくみます。若者憲法集会の成功に力をあわせるとともに、都道府県・地域ごとの集会やデモ、戦争法廃止を求める署名やアンケートにとりくみます。

――沖縄ツアーや報告会、沖縄戦や基地闘争の歴史を学習し、沖縄の米軍辺野古新基地建設に反対する宣伝やデモ、オスプレイ配備など全国の基地強化を許さない運動にとりくみます。安保条約をなくし、「基地のない日本」をつくる展望を学び、広げます。

――原水爆禁止世界大会に参加し、核兵器廃絶を求める署名を広げます。

――日本の侵略と植民地支配の歴史にむきあう学習を強め、侵略戦争を美化する動きに反対します。民族差別をあおるヘイトスピーチや性差別を許さない行動にとりくみます。

――街頭労働相談やブラックバイト相談会、青年生活実態調査などにとりくみ、労働法制改悪や消費税増税に反対する運動、ブラック企業の規制や最低賃金の引き上げを求める運動を広げます。サービス残業や賃金のごまかし、職場での性別や雇用形態による差別をなくすために声をあげていくとともに、賃金の不払いを合法化し長時間労働を深刻化させる「残業代ゼロ」制度に反対する行動にとりくみます。労働者の権利や労働組合の意義について学習し、労働組合に加わり、職場での労働条件改善、権利行使に力をあわせます。

――東日本大震災と原発事故、各地の豪雨・土砂災害からの復旧・復興に力をあわせます。東日本大震災の「集中復興期間」や原発被害の賠償を打ち切り、被災者に無理やり「自立」を迫る政府・東京電力の姿勢を正すため、被災地の声を届ける活動にとりくみます。全国の原発の再稼働に反対し、原発ゼロの日本をめざすデモや宣伝行動にとりくみます。

――学費値上げストップ、安心して使えるまともな奨学金制度を求め、実態調査や署名にとりくみ、全学連が行う要請行動に力をあわせます。国立大学の「文系つぶし」や大学を戦争に協力させる軍学共同を許さず、学問の自由と大学の自治を守るために力を合わせます。18歳選挙権が実現したもとで、大学や高校での政治活動の規制をあらため、政治について自由に発言し、主張できる環境をつくるために知恵と力をあわせます。いじめや体罰をなくし、競争と選別ではなく、誰もが人間として尊重される教育の実現をめざします。

――映画上映会、スポーツ大会、芋煮会など、文化・スポーツ・レクリエーションの活動を通して豊かな人間関係を育むとともに、路上ライブやサウンドデモ、ピースアート展など、平和や人権について考え、表現するとりくみをひろげます。

(2)参議院選挙・総選挙――日本共産党の綱領や歴史、全面的な値打ちを学んでとりくもう
安倍自公政権の反立憲主義・独裁政治か、青年の「戦争反対」「憲法まもれ」の声にこたえる立憲主義・民主主義の政治かが、大きく問われています。参議院選挙・総選挙で安倍自公政権に退場の審判を下すために力を合わせましょう。
「国民連合政府」を提案した日本共産党の躍進は、「国民連合政府」実現の最も確かな力になります。また、「大企業優先」「アメリカいいなり」という政治のゆがみを正す立場を持ち、雇用、学費、原発、米軍基地など、あらゆる青年の願いで一緒に声を上げている日本共産党が伸びれば、立憲主義・民主主義・平和主義を貫く政治を作る大きな一歩となります。国民的運動の中での日本共産党の値打ち、綱領や歴史を学び、「日本共産党と一緒に政治をかえよう決議」をあげ、すべての班と同盟員が選挙のたたかいに立ち上がりましょう。

全体_トリミング

 

 

 

 

 

 

 

 

◀社会を変革する学びに共感が広がった科学的社会主義セミナー(5月24日、東京都・渋谷区)

 

3、青年に「社会を変革する学び」をひろげよう

(1)青年にひらかれた科学的社会主義と綱領の学習を
「なぜこんなに憲法を無視して、アメリカの戦争に参加しようとするのかがわかった」「一人ひとりの行動によって新しい社会をつくれるんだと自信がもてた」――安倍政権とたたかう国民的運動が大きく広がる中、「社会を変革する学び」として科学的社会主義と日本共産党綱領の値打ちが光っています。貧困と格差、長時間労働や過労死、原発事故や地球環境問題などに直面し、青年がおおもとにある資本主義のしくみを知ることや、資本主義を乗り越えた未来社会への展望を求めています。学生・高校生が、政治や社会への関心を高め、「自分に何ができるのか」「どう生きるか」を考えています。
5月に行った科学的社会主義セミナー「マルクスと友達になろう――社会を変革する学び」では、社会科学研究所所長・不破哲三さんの講義が「どうすれば社会は変わるのか」「仕事の大変さや職場の矛盾の背景に何があるのか」という青年の思いと響きあい、未来への希望を育み、社会を変える生き方を励ましました。戦争法案のたたかいの最中に行われたリーダー講座では、日本共産党綱領や民青の目的の学習が、大きな視野で民青の役割をつかみ、運動や班活動を進めるエネルギーになりました。青年の運動と共同を広げる時こそ、科学的社会主義と綱領の学習を大切にし、基本的性格にもとづく民青の役割を発揮していきましょう。
すべての班と同盟員が、「マルクスと友達になろうパンフ」、日本共産党綱領を学習することをめざし、班会や朝学・夜学、授業の空きコマでの学習にとりくみましょう。読んで生まれた疑問や「もっと知りたいこと」は「古典教室」「綱領教室」などの学習につなげます。「古典教室」「綱領教室」の連続学習会や合宿にとりくみ、文献をじっくり読んで議論するおもしろさ、レポートや講師をするやりがいを同盟員に広げましょう。「コーヒーとお菓子を用意し、楽しい雰囲気で学べる『科社カフェ』を開催」「『職業選択とマルクスの生き方』をテーマにした講演会を大学で開いた」「国会議員を招いて日本共産党の歴史と綱領を学ぶつどいにとりくんだ」など、まわりの青年にひらかれた科学的社会主義と綱領の学びの場をつくり、一緒に学びましょう。

(2)要求、関心にこたえる多彩な学びを広げよう
「3スピ」「みんしんタイム」で気になったことやちょっとした話題、まわりの青年の「知りたいこと」から豊かに学べることも民青の魅力になっています。原発や米軍基地のフィールドワーク、働くルールや教育を受ける権利、恋愛と結婚、多様な性と人権、オリンピック、災害対策など、多彩なテーマで学習を進めましょう。勉強や進路選択、就職活動や仕事の悩みを交流し、「無料塾」や試験前勉強会、「働く先輩の話を聞く会」など、「授業がわかるようになりたい」「いい仕事がしたい」との思いを支えあう学びにとりくみましょう。

(3)18歳選挙権の実現―主権者としての成長を支えよう
民青が創立当初から掲げていた18歳選挙権が、歴史的な運動の積み重ねを経てついに実現しました。これは「自分たちの未来は自分たちで決めたい」という願いにこたえ、青年の政治参加を広げる重要な意義をもつものです。同時に、「ちゃんと考えて投票したい」「政治について良く知らないのに不安」という10代有権者の願いは切実です。学生・高校生の主権者としての成長のために、学費・雇用・就職・平和などの願いにひきつけて政治の争点を学べるゼミやつどいを、大学・高校の近くで開催し、おおいに宣伝・発信しましょう。

4、国民的運動の中で仲間を増やし、大きな民青をつくる新しい挑戦を

「デモで知り合った青年が『戦争を止めたい』と民青に加盟した」「署名を書いてもらった同盟員の友だちが国会要請に参加してくれて仲間に」――青年が主権者として声をあげるかつてない運動に力をあわせながら、その中で民青の役割を語り、仲間を増やしていく新しい挑戦が始まっています。
前大会以降、全国的には865人の新しい同盟員と710人の新たな機関紙読者を増やすとともに、各地で新しい班が結成され、全国で5つの地区委員会が再建されました。この1年、班プランと仲間を増やす目標をたて、班長を確立して班活動を進める努力や、署名やレターでまわりの青年の思いを集める活動が広がりました。実践的援助で宣伝での対話や加盟をよびかけるチャレンジを励ましてきました。
同時に、国民的運動のなかで民青の組織を強く大きくしていくには、班員の結びつきを生かす努力や一人ひとりの同盟員の学習と成長、たたかいの中での民青の役割を語って加盟をよびかけることなど、これまでにない活動の発展が必要です。年間1500人の同盟員・読者を増やす目標の達成をめざして、すべての班が仲間を増やすことにチャレンジしましょう。

(1)一人ひとりの意欲と行動、結びつきを生かした班活動に
「民青で社会を変えていく生き方を見つけられた」「戦争か、平和か、大事な時に自分も行動する一人になれてうれしかった」「班の仲間の思いを聞いてデモに参加しようと思えた」――地域・職場・学園にねざして活動する班が、主権者としての成長を支えあい、一人ひとりの行動への一歩を励ます、かけがえのない役割を果たしているのではないでしょうか。民青の班として集まって行う活動と同時に、平和や民主主義を求める様々な集会やデモ、地域・職場・学園での企画やサークル活動で班員が力を発揮していることは大変重要です。
いま同盟員が生活しているそれぞれの学校や職場で政治について話題にし、変えようと行動することへの信頼や共感が生まれやすくなっています。一人ひとりの意欲や行動、結びつきを生かした班活動をつくることが、青年の運動をひろげ、民青の仲間を増やしていくことにもつながります。特に次のことを意識して、全ての班が班プランと仲間を増やす目標をつくり、班活動を進めましょう。
第一に、班会の開催・定例化にこだわり、班が楽しく学び成長できる場になることです。「みんしんタイム」、基礎講座や学習セミナー、関心から出発した多彩な学びの魅力を輝かせるとともに、「班会で学習したから職場でも政治の話ができた」「一緒に考えてくれる仲間がいるからがんばれる」など、班で学び交流したことを力に踏み出した班員の活動をみんなで確信にし、励ましあう努力を進めます。
第二に、一人ひとりの結びつきを生かしてアンケートや署名、一言メッセージなどにとりくみ、まわりの青年の要求をつかみ、その実現をめざして活動することです。戦争法案の運動では、一つひとつの小さな行動も「同じ思いの人がいてうれしかった」とまわりの青年に勇気を与え、同僚や友人、SNSでつながった青年から民青の仲間に迎える班も広がりました。班員が結びついている青年の要求をつかむことを班の役割として大事にしましょう。
第三に、すべての班員を大切にする原則的な班活動を確立することです。署名やアンケート、機関紙の購読や同盟費の納入など、一人ひとりができることから、みんなでとりくむ活動をつくってこそ、安倍政権を包囲する強固な世論をつくることができます。班ノートにもとづいて同盟費の納入や機関紙の配達・集金の状況を確認し、班会に来れていない同盟員にも声をかける努力を進めましょう。班長・班委員を選出し、「班活動アドバイス」「目的・歴史パンフ」「規約・同盟建設パンフ」を自分たちの活動にひきつけて学習し、班活動に生かしましょう。
昨年の第38回大会決議は「全国の一つひとつの班が、まわりの青年の要求をつかみ、その実現をめざして真剣に学び、行動し、仲間をひろげる、青年にとって頼もしい班に」とよびかけました。3つの努力を大切に、新しい仲間を増やし、青年にとって頼もしい班をつくるために力をあわせましょう。

(2)学習を力に加盟をよびかけるチャレンジを広げよう
いま多くの青年が安倍政権に怒りを強め、ともに学び、ともに声をあげられる場を探し求めています。運動のなかで新たな結びつきが次々生まれ、民青に仲間を迎えていく条件はいつになく広がっています。
少なくない青年が主権者として声をあげているもとで、民青の基本的性格に照らして仲間を増やす意味をつかみ、民青が果たしている社会的役割を語って加盟をよびかけていくことが大切です。基礎講座と学習セミナー4課目の受講、「マルクスと友達になろうパンフ」「目的・歴史パンフ」「規約・同盟建設パンフ」の購入と読了を重視し、学習でつかんだ民青の役割をうったえていきましょう。加盟をよびかけるシミュレーションや「加盟のよびかけ文」の活用を重視し、仲間を増やすチャレンジを励まし合いましょう。
相手の要求・関心にそくして民青の多彩な活動の魅力を紹介するとともに、「戦争を止めたい」「民主主義を取り戻そう」「主権者は私たち。一緒に政治をかえよう」という私たちの真剣な思いや、「私は入って本当によかった」という思いを伝えることが、加盟の決意を励ましています。相手の不安やためらいに心をよせつつ、〝今こそ入ってほしい〟という気持ちを伝え、加盟への一歩を応援しましょう。

(3)財政活動、機関紙活動の抜本的強化をめざして

―「財政・機関紙活動パワーアップ期間」(12月~3月)にとりくもう
「全国で行動している青年がいることに勇気をもらった」「いま生きている社会は『当たり前』じゃないんだと思えた」―民青新聞が、政治や社会のおかしさに気づき、主権者として声をあげていく一歩を励ましています。一人ひとりの同盟費や募金が民青の財政を支え、安倍政権とたたかう力をつくりだしています。青年の希望を育むメディアを届け、すべての仲間と日常的に結びつき、みんなで安倍政権を追いつめていく強い組織をつくるために、財政活動、機関紙活動の抜本的強化をよびかけます。2015年12月~2016年3月、次の4つの目標をもって「財政・機関紙活動パワーアップ期間」にとりくみましょう。

①すべての班が班会を定例化し、毎月同盟費・機関紙代を納入する班になる。
②各都道府県・地区が、毎月の同盟費納入口数で、第38回大会期に最も納入された月より前進する。
③すべての機関紙読者について、配達・集金する方法と担当者を確立する。
④各都道府県・地区・班が、機関紙の読者数の目標をたてて読者を増やし、目標を達成する。

この目標をめざして、機関紙の活用、「財政・機関紙活動のしおり」や「班活動アドバイス」の学習、財政係、機関紙係の配置を進めます。班ノートを使って毎月同盟員の状況を確認し、デモや集会、署名やアンケート、鍋会やクリスマス・バレンタイン企画とあわせて訪問活動や電話かけを行ったり、民青の活動状況や班のメンバーの様子がわかるニュースとセットで機関紙を配達するなど、財政・機関紙活動も運動と一体に、楽しく民青の魅力を生かしてとりくみます。安倍政権を倒し、「国民連合政府」の実現へ、「パワーアップ期間」で同盟員と機関紙読者のみんなの力を発揮できる民青をつくりましょう。民青の組織強化をはかって、新歓運動と参議院選挙をたたかいましょう。

(4)国民的運動のもとでの県・地区委員会活動
都道府県・地域の青年の要求実現に力をつくし、班と同盟員の成長を励ます県・地区委員会の活動が、草の根で世論と運動をひろげる支えになっています。
同時に、青年の運動と共同が広がり、民青がその一翼を担って奮闘しているもとで、デモや企画の準備、共同関係の構築や調整、SNSでの発信など、都道府県委員・地区委員の任務が実務も含めて多面的になっています。「規約・同盟建設パンフ」を基本にしつつ、次の点をふまえて県・地区委員会活動の強化をはかりましょう。
第一に、民青の活動の骨格をなす都道府県委員会・地区委員会の開催に、役員みんなで努力することです。役員にもそれぞれの生活や仕事の条件があり、変化もします。同時に「民青の活動を発展させたい」「自分も力を発揮したい」という気持ち、役員を引き受けた初心はみんなもっています。その思いをお互いにふりかえり、苦労や悩みにもみんなでむきあい支えあって、集まる努力を続けましょう。
第二に、運動と組織とが相乗的に前進するように、県・地区全体の活動の組み立てや力点を整理してとりくむことです。「デモのよびかけと同時に、同盟員への電話かけや対象者の訪問行動を計画した」「班会にきていない同盟員にも署名やレターをお願いして会えることになり、同盟費も納めてくれた」など、運動と組織活動に一体にとりくむ力をつけていきましょう。
第三に、都道府県・地域ごとの運動を思い切ってよびかけ、運動のなかで同盟員の成長をはかり、県・地区委員会を担う新しいリーダーをひろげていくことです。この間、戦争法案廃案をめざす運動のなかで、スピーチや署名活動、加盟のよびかけに踏み出す仲間が広がりました。本気になったとりくみのなかで同盟員も成長します。同盟員が意欲をもつ運動をどんどん具体化し、活動の主人公となる仲間をひろげていきましょう。日本共産党の援助をうけて学習や組織活動にとりくみ、リーダーの成長と県・地区委員会の強化をはかりましょう。

国民の力で政治を変える激動の時代のもと、青年との共同をつくり、草の根の行動力をもち、社会を変革する学びを広げる民青の役割はいよいよ大きくなっています。青年と一緒に声をあげ、政治を変える展望を語り合える大きな民青に前進し、立憲主義・民主主義・平和主義を貫く新しい政治をつくりましょう。