第40回全国大会決議

第40回全国大会決議
共同の力で政治を変える新しい時代―多くの青年と結び付き、政治を変える民青の役割を輝かせよう
2016年11月27日 採択

※PDFデータはこちらから

 

1、共同の力で政治を変える新しい時代と民青同盟
(1)青年と国民の運動が切り開いた新しい時代
今、日本中で立場を超えて人々が手を取り合い、無数の行動が草の根から世論と運動をつくっています。多くの人たちが選挙に立ち上がり、共に手を携え、主権者として政治を変えていく最初の一歩を踏み出しています。戦争法の強行採決にもあきらめることなく声を上げ続けてきた青年と国民の運動は、ついに安倍政権の打倒を目指す国民的な共同を築き、共同の力で政治を変える新しい時代を切り開きました。
政治を変える国民的共同をつくる上で、青年の行動がかつてない力を発揮しました。「無関心でいてはいけない」「自分も行動したい」―デモや集会、署名や対話を重ね、自分の言葉でうったえかける青年の姿が、多くの人々に政治の役割を問いかけ、行動への勇気を広げてきました。18歳選挙権の実現で真剣に考える高校生の姿が、民主主義に新鮮な息吹をもたらし、全世代に主権者としての姿勢を問いかけてきました。広がる世論と運動の後押しで、史上初めて野党が国政選挙での協力に踏み切ったことに多くの人々が励まされ、「自分は何を実現したいか」を語り合って選挙に参加しました。

%e5%9b%bd%e4%bc%9a%e5%88%9d%e5%bd%93%e9%99%a2_%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0

▲参院選後、初登院する日本共産党の(左から)田村智子、市田忠義、山添拓、岩渕友、武田良介、大門実紀史の各議員(8月1日、国会、「しんぶん赤旗」提供)

「自民・公明とその補完勢力」対「野党+市民・国民」という構図でたたかわれた参議院選挙(7月10日投開票)は、全国どこでも大激戦をくり広げ、沖縄や福島をはじめ11の1人区で野党統一候補が勝利しました。戦争法廃止と野党共闘の実現へ国民と力を合わせてきた日本共産党は、議席を3議席から6議席へと倍増させ、非改選と合わせて14議席へと前進しました。安倍首相を先頭に野党共闘の分断と後退を狙った異常な野党共闘攻撃、日本共産党攻撃を跳ね返して前進したことは、青年の要求実現への大きな一歩になるとともに、「力を合わせれば政治は変えられる」という希望を広げるものとなりました。
参院選後、安倍政権は戦争法の発動や共謀罪、「残業代ゼロ法案」の提出を狙うなど、平和と暮らしを壊す危険な暴走を加速させています。国会では、自民・公明や日本維新の会などの改憲勢力が3分の2の議席を占め、憲法改悪を狙っています。しかし、真の争点を隠して得た議席による「だまし討ち」の政治に、決して未来はありません。
いま日本は、憲法を破壊し海外で戦争する国づくりを進める安倍政権と、一人ひとりが真剣に考え、語り合い、手を取り合って立ち上がる主権者国民とが正面から対決する、戦後かつてない歴史的大激動の情勢です。格差や貧困が広がる下で、多くの青年が困難に直面しながらも、自分の生き方と政治の役割を問い直し、総選挙に向け運動が各地で発展しています。主権者として立ち上がる青年をいっそう広げ、市民と野党の共同を強めれば、国民の力で政治を変えられる確信は広がり、日本国憲法の精神に基づく政治をつくる力はさらに大きくなります。安倍政権を打倒すれば自民党政治そのものを終わらせ、新しい日本に踏み出す大きな一歩になります。歴史の本流と逆流とのぶつかり合いの時、安倍政権を打倒し、野党連合政権(国民連合政府)の実現へ、青年と共に力を合わせましょう。

(2)政治を変える役割を発揮し、発展してきた民青
この1年のとりくみは、民青が広く青年・国民と力を合わせて政治を変えていく力を持っていることを示しました。
参院選ではこれまでにない広範な人たちと一緒に選挙をたたかい、各地で共同の一翼を担って大きな力を発揮しました。共にたたかう人々から新たな期待と信頼が寄せられ、メディア取材が相次ぐなど民青への社会的注目も集まっています。「SNSでつながった青年と県内で初めてサウンドデモにとりくんだ」「学内につくったサークルの仲間と一緒に『投票に行こう』と呼びかけた」―青年と結び付き、一緒に考え行動したことが、「何かしたい」という思いを励まし運動の発展を支えてきました。5月15日の若者憲法集会と「7月参院選 投票に行こうよデモ」は、各地で運動を広げてきた青年が選挙勝利への熱い決意を生み出す場になりました。
要求から出発し展望を語った対話や宣伝、一筆の意味を語り合ってとりくんだ署名、切実な実態に心を寄せ「一緒に変えよう」と呼びかけた実態調査―。日ごろから青年の要求を掲げ、地域・職場・学園で運動と学習を積み重ねてきたことが、草の根からの声と行動をつくり出してきました。結び付きや街頭での対話を広げた参院選では、「JCP magazine」を使って自分の思いを語り、共にたたかう人たちから「民青の対話の力を尊敬する」と新鮮な感動が寄せられました。心からの言葉で呼びかけた「戦争法廃止の2000万人統一署名」は、身近なところから世論を広げ野党共闘を実現する力になりました。
「政治を深いところから見ていたからがんばれた」「今の社会で生きる意味が見えてきた」「学んでいる民青だからこそ運動の中で果たせる役割がある」―科学的社会主義と日本共産党綱領の学習が、社会を変革する道筋と一人ひとりの役割を明らかにし、生き方への模索にも応え、行動への意欲と新しい政治への希望を育んできました。「みんしんタイム」や「マルクスと友達になろうパンフ」の学習が、同盟員の心に火をともし、行動に踏み出す勇気を広げてきました。
「青年との共同」「草の根の行動力」「社会を変革する学び」―青年の切実な要求に応え、その実現に力を尽くすとともに、科学的社会主義と日本共産党綱領を学び成長することを基本的性格にしている民青は、新しい政治をつくる確かな力を持っています。
そして、一回一回の班会が同盟員の行動と民青の役割の発揮を支えています。班会での一人ひとりの思いと行動の交流がみんなの立ち上がりをつくり出し、一緒に問いかけ考える学習が行動を励まし展望を語る力を育んできました。こうした活動の中で、一人ひとりの同盟員が社会の担い手へと成長しています。
(3)青年と声を上げ、歴史を前に進める大きな民青へ
来るべき総選挙は、青年の願いを実現し政治を変えるチャンスです。全国どこでも青年と一緒に声を上げ、歴史を前に進める力を持った大きな民青へ前進し、安倍政権を打倒して、立憲主義・民主主義・平和主義を貫く新しい政治をつくりましょう。
「青年との共同」「草の根の行動力」「社会を変革する学び」をさらに発揮しよう
戦争法廃止と立憲主義の回復、長時間労働規制法案などの共同法案、給付制奨学金の創設などの共通政策を掲げる野党や幅広い市民と力を合わせ、青年の要求実現を進めます。青年の実態や願いに照らして安倍政権の危険性を告発し、包囲する運動と共同の発展による野党連合政権の実現を目指します。こうしたとりくみと結んで総選挙に向けた市民と野党の共同の一翼を担い、その発展に力を尽くしましょう。
地域や職場、学園に根差して運動し、自分の要求と政治を結んで活動することで、「自分たちの力で政治は変えられる」という希望を広げます。青年の身近なところから草の根の世論と行動をつくり、主権者として立ち上がる青年の輪を広げましょう。
多くの青年が踏み出した一歩の「その先」を探しています。「社会を変革する学び」の力を発揮して、自民党政治を変える展望を広げ、社会を変える道筋と一人ひとりの役割を示し、生き方を語り合って共に社会の担い手として成長しましょう。
もっと多くの青年と結び付き、一緒に学び行動できる民青へ
安倍政権の暴走に不安と怒りを持つ多くの青年が、共に学び行動する仲間との出会い、一緒に語り成長し合うあたたかい連帯を求めています。地域や職場、学園に根差した班を強く大きくしていけば、もっと多くの青年と出会うことができます。新しい同盟員を迎え、新たな班をつくり、社会を変える仲間を広げることが、政治を変える何よりの力になります。もっと多くの青年と結び付き、一緒に学び行動できる大きな民青をつくりましょう。

2、青年の運動を発展させ、政治を変えるたたかいを広げよう
(1)要求掲げた運動を広げ、政治を変えて実現しよう

▲福島若者ミーティングに参加した青年たちと岩渕友参院議員(右手前から一人目)(10月16日、福島市内)

▲福島若者ミーティングに参加した青年たちと岩渕友参院議員(右手前から一人目)(10月16日、福島市内)

安倍政権は、戦争法を発動させ、内戦状態の南スーダンで自衛隊に「駆け付け警護」などの新任務を付与することで、青年を「殺し、殺される」危険な状況に追い込もうとしています。平和と暮らしを壊し、青年の願いを踏みにじって暴走する安倍政権の危険性を知らせ、政治を変える運動を大きく発展させる時です。
主権者として声を上げた青年・国民の願いに応え、野党が共同で動き出しています。戦争法廃止法案をはじめ、残業時間の上限や次の勤務までに一定の休息時間を設ける「インターバル規制制度」を盛り込んだ長時間労働規制法案、介護・福祉分野や保育士の賃金を引き上げる法案、選択的夫婦別姓を導入する民法改正案など15法案を国会に共同提案し、高校授業料の完全無償化や給付制奨学金の創設でも一致しています。日本共産党の国会議員は衆参合わせて35議席に前進し、野党統一候補は11議席を獲得するなど、青年の声を政治に届け要求実現を進める新たな条件が生まれています。
切実な実態の中で、多くの青年が模索し、共に声を上げる仲間を求めています。青年の実態や関心を丁寧につかみ、政治と結んで実現への展望を学び、周りの青年と一緒に行動に踏み出しましょう。つくってきた共同を発展させ、青年が声を上げる場をつくり、自分の言葉でうったえることを大切に対話と発信を広げましょう。地域・職場・学園から一つひとつの要求で運動を起こし、政治に直接声を届けて実現のために力を合わせましょう。
――戦争法の発動を許さず、廃止するたたかいに力を合わせます。

――憲法改悪を許さず、憲法を守り生かす運動にとりくみます。日本国憲法やその実現を目指す国民のたたかいの歴史、自民党改憲草案のたくらみを見抜く学習を進め、憲法の価値と主権者として行動することの意味を語り広げます。地域や学園で共同を広げ、青年の身近で日常的な運動をつくります。若者憲法集会を節目に、都道府県・地域ごとのデモや集会、学習会、署名やアンケートなどにとりくみます。

――沖縄ツアーや報告会、沖縄戦や基地闘争の歴史を学び、辺野古や高江などへの米軍新基地建設・強化に反対するデモや宣伝、全国の基地強化を許さない運動を広げます。日米安保条約をなくし、「基地のない日本」をつくる展望を学び、広げます。

――原水爆禁止世界大会に参加し、核兵器禁止条約の交渉開始を求める「ヒバクシャ国際署名」を広げます。戦争・被爆体験の継承と発信にとりくみます。

――日本の侵略と植民地支配の歴史に向き合う学習を進め、侵略戦争を美化する動きに反対します。

――民族や性などによる差別やヘイトスピーチを許さず、多様性を認め合う社会を目指す運動にとりくみます。女性の権利の獲得と保障を求め行動します。

――青年生活実態調査や街頭労働相談、ブラックバイト相談会などにとりくみ、ブラック企業規制や最低賃金の抜本的引き上げを求める運動を広げます。さよなら!「働きすぎ」キャンペーンに力を合わせ、労働時間の規制をなくし長時間労働を深刻化させる「残業代ゼロ法案」に反対する運動を広げます。長時間労働規制法の実現を求めて運動します。労働者の権利を学び、労働組合に加わって権利行使に力を合わせます。社会保障の拡充を求めて行動します。

――東日本大震災と原発事故、熊本地震など各地の震災や豪雨災害からの復旧・復興、被災者への公的支援や防災体制の拡充へ力を合わせます。原発事故を終わったことにして一方的な賠償打ち切りなど被災者に「自立」を強い、原発再稼働路線を突き進む政府・電力会社のやり方を正すため、被災地・被災者の声を聞き発信する活動にとりくみます。全国の原発再稼働に反対し、原発ゼロを目指すデモや宣伝にとりくみます。

――給付制奨学金を実現し、学費の値下げを求めて実態調査や署名にとりくみます。全学連などが行う行動に力を合わせるとともに、学園や地域から共同をつくり新たな運動を広げます。教育予算の抜本的拡充を求めるとともに、大学と学問を戦争に協力させる軍学共同を許さず、学問の自由と大学の自治を守るために力を合わせます。

――高校や大学での政治活動への規制を許さず、政治について自由に学び、発言し、行動できる環境をつくるための運動を広げます。教育への不当な政治介入に反対するとともに、学内への投票所設置や不在者投票手続きの改善など参政権の保障を求める運動にとりくみます。

――いじめや体罰を許さず、競争と選別ではなく、個人として尊重され、民主主義社会を担う主権者として成長できる教育の実現へ、教職員とも共同してとりくみます。

――映画上映会や演劇鑑賞会、美術館・博物館ツアー、ハイキングやスポーツ大会など、文化・スポーツ・レクリエーションの活動を通して豊かな人間性を育みます。

(2)民青の役割を輝かせ、選挙で政治を変えよう
次の総選挙でも野党共闘が実現し、多くの小選挙区で与野党が逆転すれば、青年の要求実現にとっても、改憲を許さず憲法を生かす政治の実現にとっても、大激変をつくることができます。野党連合政権を呼びかけ、「大企業優先」「アメリカいいなり」という政治のゆがみを正す立場を持つ日本共産党が躍進すれば、政治を変える展望は大きく広がります。来年6月には、住民の暮らしとともに国政を大きく左右する東京都議会議員選挙もあります。政治を変えるのは、主権者である私たち一人ひとりです。民青の役割を輝かせ、野党共闘を強め、安倍政権に退場の審判を下して政治を変えるために力を合わせましょう。

3、青年の成長と運動の発展を支える「社会を変革する学び」を広げよう
多くの青年が踏み出した一歩の「その先」を探し、自らの生き方と日本の未来を真剣に考えている今、「社会を変革する学び」として科学的社会主義と日本共産党綱領の値打ちが輝いています。
科学的社会主義や日本共産党綱領を学ぶことで、世界や日本を歴史の進歩の中で捉え、社会をおおもとからつかむことができます。「大企業優先」「アメリカいいなり」の政治を変えていく展望や社会変革の担い手である一人ひとりの役割をつかむことができます。自分や他者の成長に自信を持てるようになり、生き方への模索にも深く応えることができます。社会を変える道筋を明らかにし、一人ひとりの役割を語り合って活動することが大切な時だからこそ、科学的社会主義と日本共産党綱領の学習を大切にし、基本的性格に基づく民青の役割を発揮していきましょう。

――全ての同盟員が、「マルクスと友達になろうパンフ」と日本共産党綱領を学習することを目指します。班会や朝学・夜学、空きコマでの学習にとりくみましょう。生まれた疑問は「古典教室」「綱領教室」などの学習につなげ、科学的社会主義の古典そのものの学習にも挑戦しましょう。合宿や連続講座を開き、じっくり議論する面白さや講師をするやりがいを広げましょう。「お昼ご飯とセットの学習会『マルクスの昼めし』を開催」など楽しく継続して学ぶ努力を広げましょう。

――民青新聞は、青年が気になる話題を科学の目で取り上げ、変革の展望と生き方への希望を届ける青年のメディアです。民青新聞を学習の中心に据え、班会での「みんしんタイム」を大切にしましょう。

――「マルクスと友達になろうパンフ」や民青新聞を使った公開班会など、青年に開かれた「社会を変革する学び」にとりくみます。「政治・経済のキホンのキを学ぶ『大門ゼミ』を開催」「参院選候補者と開いた『YUI Cafe』で願いを語り合った」など、日本共産党の国会議員や候補者を招いた集いや学習会を開き、結び付いた青年と一緒に学びましょう。

――周りの青年の疑問や関心、「3スピ」や「みんしんタイム」で気になったことに応える学びを広げます。米軍基地や原発へのフィールドワーク、働くルールや東アジアの平和構築、TPPや共謀罪、子どもの権利条約、恋愛と結婚、多様な性と人権など多彩なテーマで学習を進めましょう。勉強や進路選択、就職や仕事の悩みを交流し、試験前勉強会や「ようこそ先輩」企画など、自分の将来や生き方、仕事への思いを支え合う学びにとりくみましょう。

4、広く深く青年と結び付き、一緒に学び成長し、行動できる組織に前進を
「実際に行動している青年に出会ってすごくうれしい」「自分で調べるだけじゃなく交流したいと思っていた」―広がる共同と政治の大激動を経験した青年が、自らの生き方と日本の未来を真剣に問い直し、共に学び声を上げられる場を探しています。今、多くの青年が民青との出会いを求めているのではないでしょうか。
前大会以降、共同のたたかいに力を合わせる中で704人の新しい同盟員と674人の新たな機関紙読者を増やしてきました。2つの地区委員会を再建し、28の班を結成してきました。「国民的運動の中で仲間を増やし、大きな民青をつくる新しい挑戦を」と呼びかけた第39回大会決定を力に、一人ひとりが新たな挑戦に踏み出してきました。
広げてきた結び付きに光を当て、原則的な活動を貫く努力を
この1年、国民的運動に力を合わせる中で「同盟員の結び付きを生かし、一人ひとりの持つ力を発揮する」「民青の原則的な活動を貫く」という第39回大会決定の方針が大きな力を発揮してきました。「同僚に署名を書いてもらった」「JCP magazineを渡したい人がいる」など、結び付きへの働きかけに踏み出す同盟員が広がり、相手の願いに応えて民青の役割と真剣な思いを語って新たな仲間を迎えてきました。班会の開催・定例化や毎月の同盟費の納入、機関紙の購読と活用など、原則的な活動の確立に特別の力を注ぎ、みんなで安倍政権を追い詰めていく強い組織をつくる努力を重ねてきました。この一年で広げてきた結び付きに光を当て、原則的な活動を貫く努力を強めれば、同盟建設の飛躍は可能です。
学習を根本に据えて組織をつくろう
同時に、「民青の役割をもっと語れるようになりたい」「相手が加盟することの意味を生き生きと伝えたい」という思いが多くの同盟員に生まれています。結び付きへの対話や加盟の呼びかけ、班会での交流や問いかけ、共同の構築など、民青の生き生きとした活動の土台には、青年の要求や政治を変える展望、運動や組織をつくることの意味を科学的に捉え、前向きな思いや一人ひとりの力を引き出す学びの力があります。政治を変える運動の中で、民青の役割をつかみ生き方を励ますためにも、学ぶ努力を抜本的に強めましょう。
こうした努力を励まし合い、年間1500人の同盟員と読者を増やすことを目標に、強く大きな民青をつくるとりくみに同盟員みんなで力を合わせることを呼びかけます。

(1)「民青が大きくなる意味」を語り合い、真剣な思いを伝えて仲間を迎えよう

▲神奈川県委員会が行ったスポーツ大会(10月16日、神奈川県内)

▲神奈川県委員会が行ったスポーツ大会(10月16日、神奈川県内)

「自分も力になれて良かった」「これからどんな活動ができるか楽しみ」―新しい仲間が増えることは、同盟員にとって大きな喜びです。仲間を増やす活動に、力を合わせましょう。
一人ひとりの民青を大きくしたい思いと、「青年が民青に加盟する意味」「民青が大きくなる意味」をくり返し話し合うことで、加盟を呼びかける意欲と勇気が湧いてきます。友人や同僚、署名や対話で結び付いてきた青年を出し合い、相手の要求に照らして青年が加盟する意味を話し合いましょう。
加盟を呼びかけるときは、「一緒に活動したい」「仲間になってほしい」と率直に呼びかけることが大切です。相手の要求・関心に応えて民青の魅力や役割を語るとともに、「あなたの願いを実現するために入ってほしい」「私は加盟して本当に良かった」という真剣な思いを伝え、粘り強くうったえることが加盟の決意を励ましています。事前にシミュレーションをしたり、いつ、誰が、どこでうったえるのか相談し、「加盟よびかけ文」も活用して、実際に加盟と購読を呼びかけてみることを大切にしましょう。
相手の要求に応え、民青の役割をつかんでチャレンジを広げる上で、学習が力になります。基礎講座や学習セミナーの受講、「マルクスと友達になろうパンフ」「目的・歴史パンフ」「規約・同盟建設パンフ」の学習を大切にし、自信を持って語れるようになりましょう。

(2)地域・職場・学園から運動と仲間を広げる班へ
「みんしんタイムで友だちに伝えたいことが見えてきた」「みんなと考えたから自分の意見が持てた」――民青の班が、地域・職場・学園で学習と行動を広げ、青年の運動を支える掛け替えのない役割を果たしています。青年の身近で共に学び行動する班の役割を発揮する時です。

仲間を迎え一緒に成長し、運動を広げる班をつくろう
この1年、原則的な班活動が重視され、つながりへの署名や対話など結び付きを生かした班づくりの努力を重ねてきました。こうした努力をさらに広げ、青年と結び付き、たくさんの仲間を迎えて一緒に成長し、運動を広げる班を目指し、特に次のことを意識して班活動を進めましょう。
第一に、それぞれの地域・職場・学園で周りの青年の実態や願いをよくつかみ、願いに応えて運動し、仲間を迎えます。班の役割や魅力、「青年の願いにどう応えていくか」「どんな班になりたいか」を話し合うとともに、「民青を大きくしたい」思いも出し合って、班プランと同盟員・読者を増やす目標を持って活動します。友人や同僚、運動や選挙で結び付いた青年の願いを出し合い、その実現を目指しながら率直に加盟・購読を呼びかけて仲間に迎えましょう。
第二に、学習を班活動の柱に据え、政治を変える展望と民青の役割がいつでもつかめる班活動を目指します。学習によって生まれた新しい発見や新鮮な驚きが、行動へのエネルギーになります。「みんしんタイム」を重視し、記事への共感や疑問を出し合って次の学習や行動につなげます。全ての班員が民青新聞を購読することを目指し、班で科学的社会主義や日本共産党綱領の学習を進めます。
第三に、全ての班が班会の開催・定例化にこだわり、班員みんなを大切にする原則的な班活動を確立します。班会が毎週開かれてこそ、同盟員の学習と成長を支え、周りの青年と結び付いて運動を広げていくことができます。学習を大切にし、班会を開くことの意味や財政・機関紙活動の大切さを語り合い、一人ひとりができることからみんなでとりくむ班活動を目指します。「班活動ノート」を活用し、毎月の同盟費の納入や機関紙の配達・集金を進め、班長・班委員を選出して「班が主人公」の活動をつくりましょう。
力を合わせ、新たな班をつくろう
もっと多くの青年と結び付き一緒に学び行動できる大きな民青を目指して、新たな班づくりに挑戦します。「青年の身近に班をつくる意味」を話し合い、同盟員の意欲や条件を出し合うことが第一歩です。都道府県・地区委員会は班をつくる積極的な目標と計画を持つとともに、班でも仲間を増やし新たな班を結成するために力を合わせましょう。学園・学部ごとの班、職種・職場ごとの班、自治体・行政区・地域ごとの班の結成を目指して、全ての都道府県で仲間を増やし新たな班を結成することを目標に、みんなで力を合わせましょう。
日本共産党は、民青への親身な援助を強め、同盟員を増やし班をつくることを民青との共同の事業としてとりくむことを決めました。日本共産党に日常的に相談し、力を合わせましょう。

(3)「班が主人公」の活動を支える都道府県・地区委員会活動
都道府県や地域の青年の要求実現に力を合わせ、班活動を援助する都道府県・地区委員会の活動が、草の根で世論と運動を支えています。
この1年、都道府県・地区委員会が地域での共同を担うとともに、ニュースを発行して班と同盟員のがんばりをみんなに伝え立ち上がりを広げるなど、国民的運動の下で掛け替えのない役割を果たしてきました。役員同士励まし合って会議を開き、運動を広げ仲間を増やすために力を尽くし、学習と実践を重ねる中で新しいリーダーが生まれています。
広がる運動の中で、「班が主人公」の活動を支える都道府県・地区委員会の役割を発揮しましょう。
第一に、役員の学習と交流を大切にして、民青と役員の役割をつかんで活動します。特に、日々激動する情勢をつかみ、同盟員や地域の青年と引き付けて自分たちの役割とやりがいを語り合うことが大切です。日本共産党の協力を得て、会議では必ず情勢を学ぶ時間を設け、科学的社会主義や日本共産党綱領を系統的に学ぶなど、新しいリーダーも一緒に成長しましょう。学んだことは班や周りの青年にも伝え、班の活動と青年の運動を励ます力にしましょう。
第二に、都道府県・地区委員会の開催と成功に、役員みんなで努力します。民青の役員も、自民党政治に苦しめられる青年の一人であり、仕事や生活の条件があります。同時に、がんばりたい思いを持っています。その思いを絶えずふり返り、苦労や悩みにも向き合ってあたたかい団結をつくり、「必ずレジュメを作る」「係を分担する」「会議ではご飯を用意する」などの工夫もし、集まる努力と会議の定例化・成功に力を合わせましょう。
第三に、班員の要求を深くつかみ、役員みんなで力を合わせ、班の援助に力を注ぎます。班の様子を出し合うだけでなく、発展の芽に注目し、「どんな班にしていきたいか」「そのためにどんな援助が必要か」を話し合うことが大切です。大会決定や中央方針を討議するときも、班で問いかけたいテーマやつかんでもらいたいポイントを出し合うとともに、同盟員や班の挑戦や変化、つかんだ青年の声を共有し、みんなの確信にしましょう。「班会の前に班長さんと相談」「班長交流会や財政担当者会議を開いた」「役員が班と一緒に実践してみることを大事にしている」など、班の仲間と力を合わせましょう。

(4)財政・機関紙活動――みんなの力を発揮できる組織をつくろう

▲岡山の高校生班会。「民青新聞をみんなで学べるのも楽しい」と班員(4月30日、岡山県内)

▲岡山の高校生班会。「民青新聞をみんなで学べるのも楽しい」と班員(4月30日、岡山県内)

青年の希望を育むメディアを届け、全ての仲間と日常的に結び付き、みんなで安倍政権を追い詰めていく強い組織をつくろう――。前回大会で呼びかけた「財政・機関紙活動パワーアップ期間」が力になり、この1年全国で原則的な組織活動の努力が強まってきました。同盟員と機関紙読者みんなの力を発揮できる民青をつくるために、財政・機関紙活動に全ての同盟員が力を合わせましょう。
民青新聞を活動の柱に据えよう
「やりたいことが見えてきた」「みんながんばっているんだと励まされた」「班員を増やしたいと思っていた自分にぴったりの記事」―声を上げる青年の姿を紹介し、青年の目線で社会のおかしさと変えていく展望を伝える民青新聞は、青年に希望と勇気を届け、連帯を育む掛け替えのないメディアです。全国の班と同盟員を結ぶ「きずな」であり、機関紙として、班と同盟員の力を引き出し、民青を財政的に支える力になっています。民青新聞を活動の柱に据え、学習や運動、組織づくりを進める力にしましょう。
生まれた疑問に応え学びたいとき、一人ひとりが行動に踏み出す意味を考えたいとき、どうして仲間を増やしたいのか話し合いたいとき、友だちに民青の魅力を伝えたいとき―。同盟活動のあらゆる場面で、民青新聞で学び考えることを大切にします。毎回の班会での「みんしんタイム」を重視するとともに、都道府県・地区委員会の会議でも活用し、前進の力にしましょう。
財政・機関紙活動に力を合わせよう
毎月の同盟費の納入は、「政治を変えたい」「民青を大きくしたい」という同盟員としての思いを大切にする活動です。民青新聞を読者に届け、機関紙代を毎月集金することは、読者を大切にし機関紙の役割を発揮するために欠かせない活動です。同盟費や募金、機関紙代を集め自分たちで民青を支えていることが、誰にも遠慮せず青年の願いを真っすぐに掲げて活動する保障になっています。
全ての同盟員が毎月同盟費を納入し、全ての班が毎月同盟費・機関紙代を納めることを目指します。「財政・機関紙活動のしおり」や「班活動アドバイス」を学び、全ての班・地区・都道府県に財政係・機関紙係を配置し、みんなで力を合わせましょう。班会や都道府県・地区委員会では必ず財政タイムを取り、班は「班活動ノート」に基づいて一人ひとりの同盟員の状況を確認して納入を呼びかけましょう。全ての読者について配達・集金の方法と担当者を確立しましょう。
署名やアンケート、企画の案内と合わせて訪問活動や電話かけを行い、運動と一体でとりくみます。やったことのない同盟員も経験のある人と一緒に挑戦し、担い手を広げてみんなでとりくむ活動にしましょう。

(5)全ての班が決定にこだわろう
この1年、「国民連合政府」の実現を呼びかけた第39回大会決議や、民青の役割を発揮してたたかうことを呼びかけた参議院選挙アピール(第2回中央委員会決議)の討議が、一人ひとりの同盟員を励まし運動と組織づくりの力になってきました。中央決定の討議と実践は、班と同盟員がみんなの力を発揮して生き生きと活動するとともに、民青全体が科学的な指針を持って発展していく何よりの保障です。
第40回全国大会後、ただちに全班での決議討議と班プラン作りをやりきるために、2月末までを「班討議・班プラン作り100%を目指す特別期間」としてとりくみます。
共同の力で政治を変える大激動の時代、主権者として行動する青年の運動を全国で広げ、青年の力で歴史を前に進める力を持った心強い大きな民青をつくるために、みんなで力を合わせましょう。