地域に根差した多彩な活動を 地区委員長座談会

広がる運動の中で、草の根で青年と結び付き「班が主人公の活動」を支える地区委員会の役割がますます大きくなっています。関西地方の地区委員長と10月29日、感じてきた民青の役割や地区委員会活動のやりがいを交流する地区委員長座談会を開催しました。(文中は一部仮名)

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参院選で実感 民青の役割
小山 この1年、野党と市民が力を合わせて政治を変えていくとりくみが広がりました。私たちが付けてきた力をもっと強くしていけば政治を変える力も大きくなる。この間出会ってきた青年の実態や願い、同盟員と語り合ってきた「政治を変えたい」思いをふり返って、民青の役割をどう感じていますか?
星野 湖北地区では、参院選でのみんなの成長がすごかった。これまでは駅前宣伝なんかやったことないし、県委員会に言われて嫌々行くみたいな(笑い)。でも、2年前の若者憲法集会に行ってから少しずつ変わって「事務所の中でみんなで愚痴だけ言っててもあかんわ」という気持ちになっていった。1年前に地区を再建して班会の定例化をすごく重視するようになって、班会への参加率も上がった。愚痴だけじゃなくて「変えるためにどうしよう?」「そのために何が必要?」と議論がどんどん進むようになった。「戦争できる国にしたくない」「安保法制絶対止めたい」という揺るぎない目標ができて、「自分たちがやりたいからやってることだ」という自覚が出てきた。参院選は地区で決めた200対話、50支持拡大という目標も達成することができた(一同「おー」)。結果は残念だったけど、あまり落ち込まなくて、「次やろう」みたいな感じになってましたね。

大川 堺泉北地区の職場班では、職種によって働き方がばらばらで班会の開催が難しかったけど、最近は月2回開催できたり、班総会に大勢集まるようになった。政治や社会の話は職場でもなかなかできない中、班会で民青新聞を読んで情勢を学んで、「自分たちの願いを実現するためにどうしたらいいか」を考えるのは大事。忙しい中でも集まると職場の愚痴や「安倍政権のやり方おかしいやろ」という話は絶対出てくるし、「参加できてない同盟員にも伝えたい」「職場の人にも伝えたい」という思いが出てきて、忙しいけど元気にやっている。
星野 職場班とか高校生班とか階層別に班があるのが素晴らしいなと思う。湖北地区でも階層別の班をつくるのが目標。
妹尾 西地区は、これまで地区委員会が主体で物事が進んでいく感じでした。今回の参院選で「どういうことをしていきたい?」と班に問いかける中で、一つの班が班会の前に宣伝行動しようと決めた。一緒に宣伝する班が生まれてすごく励まされた。
対話をする中で同盟員の成長もありました。「対話で出た声にどう答えたらいいだろう?」「次は答えられるように班会で学習しよう」と模擬対話をやってみたりした。
京都市長選(2月7日投開票)でつながって最近加盟した人がいるんです。市長選後に「次の選挙はいつですか」と聞いてきて「次は参院選やし、一緒にがんばろう」と言うと、参院選でも一緒に宣伝できた。「選挙で政治を変える」「自分たちの願いを実現する」という思いがあったと思う。その中で加盟して、今後も一緒にたたかっていきたい。
小山 この1年は参院選があって、班会を力に一人ひとりが踏み出して、宣伝やデモで世論をつくって政治の激変を生み出した。そういう中で、新しい仲間も迎えてきた。参院選をたたかう中でさらにがんばりたい思いが膨らんでいくというダイナミックな1年だったなと思いました。

 

自分も社会も変えることができる
布川 東神戸地区では参院選で「民主主義ってなんだ」という企画を開催しました。大学の先生に選挙の争点や選挙に行く意味、この間の青年運動の動きなどを紹介してもらいました。初めて投票するという人も企画に参加してくれ、「投票に行ったことはないけど、有権者である前に自分たちは主権者だからもっとみんなに主権者意識を持ってもらいたい」「周りにも投票を呼びかけたい」などの感想が出され、地区委員会として街頭で対話することになりました。
宣伝で対話すると「投票に行かない」という人も多いけど、変わってほしいことを聞くと「『ブラックバイト』なくしてほしい」「給付制奨学金つくってほしい」などの願いが出された。日本共産党が給付制奨学金の創設や『ブラックバイト』をなくそうとがんばってることや、自民党政治のひどさを説明すると「やっぱり選挙って大事なんですね」「投票行きます」と変化する人が何人もいて、青年にも影響を与えることができたと思います。とりくんだ同盟員も「『政治に関心がない』と言う人も対話することで変化する」「民青に入って街頭でスピーチをするなど大きな変化があった。自分がこんなに変われたんだから他の人も絶対に変わると思う」という手応えがあって、選挙でつながった人を班会に誘おうとがんばってます。
大川 民青で活動してたらそういう実感あるよね。社会も人間も変わるんだと。
星野 私も数年前まで「社会は変わる」と言われても「は?」という感じだった。でもここ数年、自分でスピーチしたり対話する中で認識が変わった。
大川 一人ひとりが「選挙で政治は変わるんだ」とつかんで行動しだしたら止まらんな。
小山 共同の力で政治を変えるとりくみの中で民青同盟が大きな役割を果たしているし、活動の中で同盟員も社会の担い手へと成長してきた。社会も青年も民青同盟自身も成長した1年だったんだなとみんなの話を聞いて実感しました。

(2面につづく)